γ1-カゼイン
γ1-カゼインとは、牛乳中に含まれる主要なカゼイン画分のひとつであり、β-カゼインのタンパク質分解酵素(プラスミンなど)による加水分解生成物(限定分解物)として生じるホスホタンパク質である。
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γ1-カゼインとは、牛乳中に含まれる主要なカゼイン画分のひとつであり、β-カゼインのタンパク質分解酵素(プラスミンなど)による加水分解生成物(限定分解物)として生じるホスホタンパク質である。
ε-アマニチン(イプシロン-アマニチン)とは、猛毒のキノコ類であるタマゴテングタケなどに含まれる環状ペプチドの一種であり、強力な肝障害を引き起こすアマトキシジン類を構成する化合物の一つである。
μ受容体とは、主として中枢神経系や末梢神経系に存在し、鎮痛作用や依存性の発現に関与する主要なオピオイド受容体の一つである。
最初に発見されたコラーゲン。皮膚から発見された。皮膚以外にも骨基質など生体に広く存在することが確認されている。
コラーゲンのひとつ。基底膜の主要構成成分であり、その骨格を形成する。
ⅩⅧ型コラーゲンとは、基底膜の血管側などに広く分布し、そのC末端側ペプチドがエンドスタチンへと切断されることで血管新生の阻害作用を発揮するマルチドメイン型の非線維性コラーゲンである。
アクチニウム225とは、近年がん治療、特に標的アイソトープ治療(TRT)の分野において大きな注目を集めている放射性同位元素(ラジオアイソトープ)の一種である。
摂食行動を促進するペプチド。弓状核に存在する神経細胞から分泌される。
薬物のカルボキシル基がグルクロン酸抱合を受けて生成する不安定な代謝産物。毒性を有する。
活性中心に2つのアスパラギン酸を持ち、ペプチド鎖を切断するプロテアーゼ。一般にpH4近傍の酸性領域で最大活性を持つ。
HIV-1感染症の治療薬。アザペプチド系のHIV-1プロテアーゼ阻害薬。商品名はレイアタッツ。
ヒトアミロイドβペプチドに対する遺伝子組換えヒトIgG1モノクローナル抗体。エーザイとバイオジェンによって共同開発された。
アドレノメデュリンとは、1993年にヒトの褐色細胞腫組織から血圧低下作用を有するペプチドとして単離・同定された、52個のアミノ酸からなる内因性の生理活性ペプチドである。
キャンディン系抗菌薬のひとつ。
ハチ毒に含まれるポリペプチドのひとつ。28個のアミノ酸残基から成る。カリウムチャネルの阻害し、中枢神経を麻痺させる。
ドクツルタケなどの毒キノコが持つ、毒性を有する環状ペプチドの総称。RNAポリメラーゼⅡを阻害し、肝臓や腎臓へ障害を引き起こす。
ペプチダーゼの一種。タンパク質のN末端から順に、ペプチド結合を加水分解する反応を触媒する酵素。
化学的にはアミノ基(‐NH2)とカルボキシル基(‐COOH)とをもつ有機化合物の総称。タンパク質(ペプチド)を構成する要素となる。基本となる化学構造は以下の通り。示性式は H2N-CHR-COOH
アミリンとは、膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞からインスリンと共に分泌される37個のアミノ酸からなるペプチドホルモンであり、膵島アミロイドポリペプチド(IAPP)とも称される生理活性物質である。
アルツハイマー病の原因物質と考えられているタンパク質。脳内で生成されることは古くから知られているが、それ以外の組織で生成されるアミロイドβも血液によって脳に運ばれ蓄積することが動物実験によって確認されている。
アミロイドベータとは、アルツハイマー病の脳内において神経細胞外に蓄積する老人斑(アミロイド斑)の主要な構成成分であるペプチドである。アミロイドベータは、膜タンパク質であるアミロイド前駆体タンパク質(APP)が、酵素であるベータセクレターゼおよびガンマセクレターゼによって切断されることによって産生される…
アミノ酸のひとつ。体内ではピルビン酸から生成される。
血圧の上昇や心血管の組織障害を引き起こすペプチド。アンギオテンシンとも。
アンジオテンシン-(1-7)とは、レニン-アンジオテンシン系(RAS)において生成される、7つのアミノ酸からなるペプチドであり、主に血管拡張や抗炎症作用などの生体防御的な役割を担う生理活性物質である。
アンジオテンシンIIとは、血圧の上昇や水・ナトリウムの保持に中心的な役割を果たす生理活性ペプチドであり、強力な血管収縮作用を持つホルモンである。
アンジオテンシンのひとつ。アンジオテンシン変換酵素によってアンジオテンシンⅠから生成される。
イミダゾールジペプチドのひとつ。哺乳類や魚類の筋肉に含まれるジペプチド。カルノシンがメチル化した構造を持つ。
複素環式化合物のひとつ。分子式は C3H4N2
イミダゾール基を有するアミノ酸結合体(ジペプチド)の総称。イミダペプチドやヒスチジン関連化合物とも呼ばれる。
白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に転換する遺伝子を活性化させる可能性があると考えられているマイオカイン(タンパク質)。
膵臓のランゲルハンス島に存在するβ細胞から分泌されるペプチドホルモン。ショウジョウバエから哺乳類まで進化的に保存されている。インシュリンとも。
インスリン様成長因子-1とは、インスリンと高い構造的相同性を持つペプチドホルモンであり、主に肝臓で産生されて血流に乗って全身に運ばれるほか、標的組織において局所的にも作用する生理活性物質である。
インテグリンのひとつ。がんの増殖や血管新生、浸潤などに関与すると考えられている。血管新生中の内皮細胞や一部の腫瘍細胞に高発現するが、通常の内皮細胞や正常細胞にはほとんど発現していない。
細胞内の小胞体で翻訳されたMHCクラスⅡ分子がMⅡCへ輸送される過程で、他の細胞内のペプチドと結合しないようにMHCクラスⅡ分子の抗原結合部位を塞ぐシャペロンタンパク質。
二型糖尿病の治療薬となる化学合成されたペプチド。GLP-1受容体作動薬のひとつ。エキセンディン4と同じ39個のアミノ酸配列を持つ。商品名はビデュリオンやバイエッタ。
トカゲ(Heloderma Suspectum)由来のGLP-1受容体作動薬。エキセナチドはエキセンディン4と同様のアミノ酸配列を持つ合成ペプチド。
アスペルギルス・ニデュランスが産生する環状ヘキサペプチド。カンジダ属に優れた抗真菌活性を示すが、溶血毒性を持つ。
アンジオテンシン変換酵素を阻害する、高血圧や鬱血性心不全の治療薬。フェニルアラニン、アラニン、プロリンを骨格とするペプチド。商品名はレニベース。
エルゴクリスチンとは、エルゴト菌(Claviceps purpurea)などに含まれる天然物であり、ペプチド型エルゴリン系アルカロイドの一種である。 本物質は麦角に由来する成分の一つとして知られており、化学構造的にはシクロペプチド鎖がエルゴリン骨格に結合した複雑な構造を有している。 エルゴクリスチンは、麦角アルカロイ…
エルゴペプチンアルカロイドとは、マメ科やイネ科などの植物に寄生する麦角菌(Claviceps属)などが産生するエルゴライン骨格を有するアルカロイドの一群であり、リゼルグ酸のアミド誘導体にペプチド鎖が結合した複雑な化学構造を持つ化合物の総称である。
腸液に含まれる、ペプチドをアミノ酸に分解する酵素の集合。ドイツのオットー・コーンハイム(Otto Cohnheim)によって20世紀初頭に発見された。名前の由来はギリシャ語で「破壊する」という意味の語。
鎮痛作用を持つ神経ペプチド。内因性のオピオイド。
血管を収縮させる作用を持つペプチドホルモン。21個のアミノ基残基からなる。
エンドセリン-2は、内皮細胞を含む様々な組織や細胞において遺伝子から産生される生理活性物質である。 アミノ酸配列の解析から、エンドセリン-1やエンドセリン-3とは異なる遺伝子にコードされていることが明らかにされている。 体液の恒常性維持や血管の緊張度調節において重要な役割を担っている。
4つのアミノ酸からなるペプチド。4残基中3残基が芳香族アミノ酸(チロシン、フェニルアラニン、トリプトファン)。μオピオイド受容体の内在性アゴニスト。モルヒネよりも強力な鎮痛作用を有するとされる。
エンドモルフィン1とは、哺乳類の脳組織から単離・同定された、強力かつ選択的なμオピオイド受容体作動薬として機能する内因性のペプチド(エンドモルフィン)の一種である。 アミノ酸配列がTyr-Pro-Trp-Phe-NH2で示されるテトラペプチドであり、中枢神経系における疼痛の制御やオピオイド受容体を介した様々な生理学的機…
エンドモルフィンⅡとは、哺乳類の中枢神経系において発見されている内因性のオピオイドペプチドの一種であり、強力かつ選択的にμオピオイド受容体に結合して鎮痛作用などの生理活性を示すテトラペプチドである。
エンドルフィンとは、脳下垂体などの中枢神経系や下垂体前葉において産生・分泌される内因性オピオイドペプチドの一種であり、主として鎮痛効果や多幸感の誘導に関与する神経伝達物質およびホルモンである。
エンニアチンAとは、フハイカビ属やフザリウム属などの糸状菌(カビ)によって産生されるマイコトキシン(カビ毒)の一種であり、環状デプシペプチド構造を持つ天然化合物である。
エンニアチンB1とは、主としてフザリウム属などの糸状菌によって産生されるマイコトキシン(カビ毒)の一種であり、環状デプシペプチド構造を持つペプチド系抗生物質である。
オキシトシンに含まれるシステインとチロシンのペプチド結合を加水分解することで、オキシトシンを不活化する酵素。
オキシトシン受容体とは、神経ペプチドであるオキシトシンが結合する受容体であり、G蛋白質共役受容体ファミリーに属する膜蛋白質である。
腸管のL細胞からGLP-1と同様にグルカゴン遺伝子から産生される、37アミノ酸残基からなる摂食抑制ペプチド。グルカゴン活性を有することが報告されている。前駆体はプログルカゴン。
沖縄近海のシアノバクテリア類より単離された環状デプシペプチド。強力な細胞増殖抑制活性(細胞毒性)を持つ。
オピオイド受容体に結合して鎮痛作用を発揮するリガンド。オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬)の成分。「オピエートの様なもの」を意味する言葉。
オピオイド受容体のリガンドとなるペプチド。
2〜数十個のアミノ酸がペプチド結合によって結合したペプチド。数十個より多くのアミノ酸が結合したものはポリペプチドと呼ばれる。
脳の視床下部にあるるオレキシン産生神経から分泌される神経ペプチド。ヒポクレチンとも呼ばれる。
オレキシンのひとつ。28個のアミノ酸残基からなる直鎖状のペプチド。
オープンリーディングフレームとは、DNAやRNAの塩基配列において、開始コドンから終止コドンまでの領域であり、タンパク質へと翻訳される可能性を持つ領域のことである。