増殖因子
細胞の受容体に結合し、細胞増殖を促すもの。細胞の種類によって作用する増殖因子が異なる。細胞増殖因子や成長因子とも呼ばれる。
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細胞の受容体に結合し、細胞増殖を促すもの。細胞の種類によって作用する増殖因子が異なる。細胞増殖因子や成長因子とも呼ばれる。
血液を遠心分離した後、その中の血小板が多く含まれる血漿部分のみを抽出したもの。成長因子が豊富に含まれるため、創傷治癒を促進する。
白血球のひとつ。大きさは12〜15μm。末梢血液中の数%にも満たない程度に数が少ない。
白血球(顆粒球)のひとつ。通常は白血球の0.5〜7%程度を占める。好中球よりも大きい。骨髄の造血幹細胞からGM-CSF、IL-3、IL-5の刺激によって分化する。
媒介動物感染とは、病原体を保有する節足動物などの媒介動物(ベクター)を介して、ヒトや動物に感染症が伝播する現象およびその疾患の総称である。
寛解導入療法とは、白血病や悪性リンパ腫などの造血器腫瘍や、自己免疫疾患などの治療において、体内に残存する病気の細胞や活動性の炎症を強力な薬剤を用いて急速に減少させ、病気の症状が消失または測定限界以下となった状態である寛解を達成することを目的として最初に行われる治療法である。 造血器腫瘍の領域において…
骨髄に存在する、直径30〜100μmの球状の細胞。巨核芽球から分化してできる。表面に不規則な突起を持ち、その突起から血小板が産生される。
骨髄の造血幹細胞から分化してできる、血小板の前駆体となる巨核球の前駆体。
急性Bリンパ球白血病とは、骨髄系またはリンパ系の造血幹細胞が悪性腫瘍化し、異常なBリンパ芽球が骨髄や末梢血で急速に増殖する白血病の一種である。 造血器腫瘍の分類において急性リンパ性白血病の主要な病型の一つとして位置づけられており、小児から高齢者まで幅広い年齢層に発症するが、特に小児の白血病の中で最も頻…
急性赤白血病とは、骨髄における赤血球系の細胞と骨髄系の腫瘍細胞の双方が異常増殖する、まれな急性骨髄性白血病の病型である。
骨髄性白血病のひとつ。無制限に増殖するがん化した血球が、正常な赤血球や白血球、血小板の産生を抑制する。貧血、感染症、出血しやすくなるなどの症状が現れる。
慢性好酸球性白血病とは、造血幹細胞のクローン性増殖により、骨髄中および末梢血中で好酸球が持続的に増加し、組織や臓器の障害を引き起こす骨髄増殖性腫瘍の一種である。 世界保健機関(WHO)の分類においては、好酸球増多症およびPDGFRA、PDGFRB、FGFR1といった特定の遺伝子異常を伴う myeloid and lymphoid neoplasms…
血液の中で、患者に必要となる成分のみを輸血する方法。現在では、血液をそのまま輸血するよりも、必要な成分を集めた製剤による輸血が主流となっている。
血小板に対する抗体。自己免疫疾患の原因となる。
抗凝固剤の一種。血小板の凝固を防止する。動脈硬化の治療などに用いられる。
脾臓の摘出。血小板の破壊を防ぐために、免疫性血小板減少性紫斑病の治療で行われる場合がある。
感染症や悪性腫瘍によって併発する、血液凝固の異常。
血液凝固の異常によって全身に出血傾向や臓器不全が起こる疾患。汎発性血管内血液凝固症とも。
支持療法とは、がんなどの疾患自体やその治療に伴う身体的症状、精神的苦痛を和らげ、患者のQOL(生活の質)を維持・向上させることを目的に行われる医療行為の総称である。国立がん研究センターによると、支持療法はがん治療の初期段階から緩和ケアと並行して実施され、治療継続性を高める上でも極めて重要な役割を担うと…
未分化型急性骨髄芽球性白血病とは、骨髄系の細胞への分化傾向を示さない未分化な芽球が骨髄および末梢血で異常増殖する造血器腫瘍の一種である。
末梢血とは、血管内を循環している血液の総称であり、深部組織や骨髄などの造血器官に対して、体表や四肢などの末梢組織を流れる血液を指す。
骨髄増殖性疾患(骨髄増殖性腫瘍)のひとつ。血小板が過剰に増加することで逆にその機能が低下し出血傾向が見られる。
栓球 血小板を参照。
外傷などによって起こる出血を止める働きおよび処置のこと。
血液の血球(赤血球、白血球、血小板)が全て減少する現象。造血幹細胞の異常によって起こり、再生不良性貧血などで見られる。
血球(赤血球、白血球、血小板)のすべてが減少する症状。
活性化とは、生体において不活性な状態にある細胞、酵素、受容体、遺伝子などが、物理的あるいは化学的な刺激を受けて機能的な状態へと転換される現象、またはそのプロセスのことを指す。
プロテインCが、トロンビンとトロンボモジュリンの複合体によって活性化されたもの。
コラーゲンやトロンビンなどによって血小板膜受容体を介して活性化された血小板。活性化によって血小板中に貯蔵されているα顆粒や濃染顆粒、リソソームが放出される。
疣の治療に用いられる凍結療法。
濃厚血小板 血小板濃厚液を参照。
血小板が持つ顆粒のひとつ。α顆粒よりやや小さく、数も少ない。ATPやADP、セロトニン、カルシウムイオンなどを含む。
物理的損傷とは、生体に対して物理的エネルギーが作用することにより引き起こされる組織の構造的破壊や機能障害の総称である。医学や生物学の分野において、外傷や傷害と同義またはその一部として扱われることが多く、生体の恒常性を維持する仕組みに重大な影響を及ぼす現象である。
異物反応とは、生体内に入ってきた生体材料や医療器具などの生体不適合な異物に対し、生体が引き起こす一連の免疫学的および炎症性の組織応答である。
白血病細胞が本来健康ならばリンパ球になる細胞だった場合はリンパ性白血病、それ以外の細胞(白血球、赤血球、血小板)だった場合を骨髄性白血病として区別する。
神経が傷付くことで起こる非常に長引く痛み。神経因性疼痛とも。
移行期の芽球増加を伴う不応性貧血(にこうきのげきゅうぞうかをともなうふおうせいひんけつ、Refractory Anemia with Excess of Blasts in Transformation: RAEB-t)とは、造血幹細胞の異常によって起こる骨髄異形成症候群(MDS)の病型の一つである。
血小板の減少によって、容易に痣ができたり鼻血や歯肉からの出血が起こったりする病気の総称。
皮膚の真皮に存在する細胞。血小板によって呼び寄せられ、創傷治癒やコラーゲンの産生に関わる。
習慣性流産とは、流産を3回以上妊娠の初期に繰り返す状態のことである。 なお、近年では不育症という用語が用いられることも多く、これは生殖年齢の男女において妊娠は成立するものの流産や死産を繰り返して生児を得られない状態を指す。
四肢末梢の紅潮、皮膚温度の上昇、灼熱痛の3つを特徴とする症候群。
脂肪乳剤とは、主として静脈栄養においてエネルギーおよび必須脂肪酸を供給するために使用される、植物油を微粒子化して水に乳化させた製剤である。
脾臓が触ってわかる程度に腫れ上がること。巨脾とも呼ばれる。
血液の濾過や門脈の血流量調節、リンパ球の生成や血球の処理などを行う臓器。生存に必須な臓器ではないが、摘出すると感染に対する防御力が低下する。高さ10~12cm、幅6~8cm、厚さ3~4cmでコーヒーの豆に似た形。重さ150g程度。
脾臓がことは、免疫系や血液の濾過を担う脾臓という臓器に発生する悪性腫瘍の一つである。 脾臓にできる腫瘍には良性のものと悪性のものがあり、悪性腫瘍の中でも脾臓の組織から直接発生する原発性悪性腫瘍と、他の臓器にできたがんが転移して起こる転移性悪性腫瘍に大別される。 脾臓に発生する原発性悪性腫瘍は極めて稀…
血小板に対する自己抗体によって血小板が破壊され、その数が減る自己免疫疾患。
免疫細胞が自分の体の一部を異物と誤認して(自己抗原)、それを攻撃する病気の総称。
血管内にできる血液の塊。塞栓子のひとつ。
全身の細胞に栄養分や酸素を運び、二酸化炭素や老廃物(尿素、尿酸、クレアチニン、アンモニアなど)を運び出すために全身を巡る体液。
血液サンプルとは、生体の生体から採取された血液の試料であり、臨床検査や医学研究において疾病の診断、病態の評価、および生化学的な分析に用いられるものである。
血液を固める働き(血液凝固)を促進する物質。単に凝固因子と表記されることもある。
活性化したスチュアート因子(血液凝固第Ⅹ因子)。活性化第Ⅹ因子とも呼ばれる。
血液吸着療法とは、患者の血液を体外へ導き出し、専用の吸着カラムを用いて血液中の有害な毒素や病態関連物質を物理化学的に除去した上で、浄化された血液を体内へと戻す体外循環療法の一つである。
輸血において、特定の血液の成分を補うために用いられる輸液。
血液の成分のうち、血球を除いた透明の薄い黄色の液体部分のこと。黄色に見えるのは血漿中にビリルビンが含まれるからである。
骨髄の造血幹細胞から作られる血液中で形を持つ成分。血液細胞や血球系細胞とも呼ばれる。
身体の中で血液を循環させるための管状の組織。
血管内壁とは、血管の最も内側を覆う構造であり、主に内皮細胞の単層から構成される組織のことである。 循環器系において血液と直接接触する最前線に位置しており、血管の構造的な完全性を維持するだけでなく、多彩な生理学的機能を担う極めて重要な生体組織として知られている。
赤血球や好中球、好酸球、単球、マクロファージ、B細胞、一部のT細胞など、血小板とNK細胞以外の様々な血球に発現する補体受容体。大部分は赤血球が持つ。C4bおよびC3bをリガンドとする。C3b/C4b受容体やCD35とも。
輸血用血液製剤とは、献血によって提供された血液を原料として製造され、患者の治療を目的として輸血に用いられる医薬品の総称である。 人の血液を有効に利用し、保健衛生の向上を図ることを目的として血液法などの法令に基づいて厳格な管理のもとで供給されている。