テネイシンY
テネイシンYとは、脊椎動物の細胞外マトリックスを構成する糖タンパク質の一種であり、大型のマトリックス分子であるテネイシンファミリーに属するタンパク質である。 テネイシンファミリーにはテネイシンC、テネイシンR、テネイシンX、そしてテネイシンYが含まれており、これらは組織の発生、細胞の遊走、組織の構造維持…
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テネイシンYとは、脊椎動物の細胞外マトリックスを構成する糖タンパク質の一種であり、大型のマトリックス分子であるテネイシンファミリーに属するタンパク質である。 テネイシンファミリーにはテネイシンC、テネイシンR、テネイシンX、そしてテネイシンYが含まれており、これらは組織の発生、細胞の遊走、組織の構造維持…
ディスインテグリンとは、主としてマムシやガラガラヘビなどのヘビ毒中に見出される、血小板の凝集を強力に阻害する低分子量のタンパク質ファミリーである。
アポトーシスに関与するタンパク質に共通して見られるモチーフ(ドメイン)。FasやTNFR1などの細胞質領域に存在する。約70個のアミノ酸からなる。
デスモプレキンとは、細胞間接着装置の一つであるデスモソームを構成する主要なタンパク質であり、上皮細胞などの間で強力な機械的ストレスに対する耐性を維持するために不可欠な細胞骨格連結因子である。
HER2の細胞外ドメイン(HER2)に選択的に結合し、そのシグナル伝達を阻害したりADCC作用を誘導したりするモノクローナル抗体(ヒト化抗体)。マウスのモノクローナル抗体のCDRを人間の遺伝子に組み込んだヒト化抗体。商品名はハーセプチン。
トリオースホスフェートイソメラーゼとは、糖代謝の中心的な経路である解糖系において、ジヒドロキシアセトンリン酸とD-グリセルアルデヒド3-リン酸との間の可逆的な異性化反応を触媒する酵素である。
血管内皮細胞の膜タンパク質。
ナトリウムカリウムポンプとは、動物細胞の細胞膜に存在する膜蛋白質の一種であり、ATPのエネルギーを利用してナトリウムイオンを細胞外へ汲み出し、カリウムイオンを細胞内へと取り込む能動輸送を行う酵素(Na+/K+-ATPase)である。
細胞表面に存在する細胞接着分子のひとつ。カルボキシル末端を介してアファディンのPDZドメインに結合し、l-アファディン同様にアドヘレンスジャンクションに局在する。
ネクチン-1とは、細胞接着分子であるネクチンファミリーに属する糖タンパク質の一つであり、免疫グロブリンスーパーファミリに分類される分子である。 ヒトゲノムにおいてはPVRL1(poliovirus receptor-related 1)遺伝子またはネクチン-1遺伝子|NECTIN1遺伝子によってコードされており、染色体上の11q23-q24に局在してい…
ネクチン-2とは、細胞接着分子の一つであり、免疫グロブリンスーパーファミリーに属する糖タンパク質である。
ハンデリンとは、主に細胞の接着やシグナル伝達に関与する膜タンパク質の一種である。 ハンデリンは生体内において多様な生理作用を示し、細胞外マトリックスとの相互作用を仲介する重要な分子として知られている。
ウエルシュ菌の産生するコレステロール依存性細胞溶解毒素(CDC)。θ毒素とも。
ヒストンH5とは、鳥類などの赤血球に見出されるH1ヒストンファミリーの特異的なサブタイプであり、成熟した有核赤血球の核においてクロマチンの高度な凝縮と転写不活性化を担うタンパク質である。
ヒストンメチル化酵素とは、ヒストンの特定のリジン残基またはアルギニン残基に対してメチル基を転移する反応を触媒する酵素の総称である。 エピジェネティクスにおいて中心的な役割を果たし、遺伝子発現の活性化や抑制を制御する重要なタンパク質群として知られている。
ヒストンメチル基転移酵素とは、ヒストンの特定のアミノ酸残基に対してメチル基を転移する反応を触媒する酵素の総称である。
ヒストン修飾とは、真核生物のクロマチンを構成するヒストンタンパク質のアミノ酸残基に対する、酵素的な化学修飾の総称である。
IgGの2つのFab領域と1つのFc領域を相互に接続するペプチド鎖。重鎖のCH1ドメインとCH2ドメインの間に存在する可動性の高いペプチド領域。生体内において、このヒンジ領域を動かすことで抗原と結合するが、このことをヒンジベンディングと呼ぶ。
補体の活性化に関わるレクチンのひとつ。
フェレドキシンNADP還元酵素とは、植物や藻類の葉緑体における光合成の明反応や、細菌の電子伝達系において、フェレドキシンからNADP+への電子伝達を触媒するフラボプロテインである。
ケモカインと細胞接着分子の活性を併せ持ち、血管内皮細胞上に発現する細胞膜結合型ケモカイン(CX3Cケモカイン)。CX3CR1のリガンド。CX3CL1とも。
V領域のうち、抗体間でよく保存されており、ドメインの構造を支えるβシートを形成している部分。枠組み領域とも。
プラズミノーゲンとは、主として肝臓で合成されて血液中や細胞外基質に存在する、分子量約9万の糖タンパク質であり、線溶系の中核を担う不活性なチモゲン(酵素前駆体)である。
セマフォリン4Dをリガンドとする受容体。1500個のアミノ酸残基からなる大きな細胞外領域を持つ。
プレクシンとは、神経系の発生や軸索ガイダンス、血管新生、免疫系の制御などにおいて重要な役割を果たす膜受容体のファミリーである。
プレクストリンホモロジードメイン(pleckstrin homology domain) PHドメインを参照。
プレクストリン相同ドメイン(pleckstrin homology domain) PHドメインを参照。
γ-セクレターゼの本体。家族性アルツハイマー病の原因遺伝子として発見された。細胞内では主に小胞体やゴルジ体に局在している。Notchの細胞内ドメインを切断するプロテアーゼとしても働く。
プロカスパアーゼとは、アポトーシスや炎症応答において中心的な役割を果たすタンパク質分解酵素であるカスパーゼの不活性型前駆体(チモーゲン)である。
プロカスパーゼとは、アポトーシスなどの細胞死や炎症応答において中心的な役割を果たすタンパク質分解酵素であるカスパーゼの不活性型前駆体である。
プロカスパーゼ-9とは、アポトーシスの内因性経路(ミトコンドリア経路)において中心的な役割を果たすカスパーゼ-9の不活性型前駆体である。
プロゼラチナーゼBとは、マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)ファミリーに属する酵素であるゼラチナーゼB(別名MMP-9)の不活性型前駆体である。
プロテインキナーゼ(セリン・スレオニンキナーゼ)のひとつ。高血糖によって活性化される(主にPKCβ)。
ヘムd1とは、嫌気呼吸を行う脱窒菌において、亜硝酸塩を一酸化窒素へと還元する亜硝酸塩還元酵素の活性中心として機能する特殊なテトラピロール系ヘム化合物である。
ヘム鉄に酸素や一酸化炭素、一酸化窒素などが結合したり、ヘム分子そのものがタンパク質に結合、解離したりすることがシグナルとなり、別のドメインにある酵素活性や転写活性を制御するタンパク質。
免疫グロブリン様受容体の一種。
ペントラキシンシグニチャー(ペントラキシンドメイン)と呼ばれるアミノ酸配列をもつタンパク質のファミリー。
ホスファチジルイノシトール-3,4-ビスリン酸とは、細胞の膜に存在するホスファチジルイノシトールのリン酸化体であり、PI(3,4)P2とも略される脂質分子の一種である。
ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)とは、細胞膜に存在する脂質であるホスファチジルイノシトール類のイノシトール環の3位の水酸基をリン酸化する酵素の総称である。 PI3Kは真核細胞において保存されたシグナル伝達経路を構成し、細胞の増殖、生存、分化、代謝、運動能などの多様な生理的機能の調節において中…
ホスファチジルイノシトール3キナーゼ(PI3K)とは、細胞膜に存在するホスファチジルイノシトールなどのイノシトールリン脂質のイノシトール環第3位の水酸基をリン酸化する酵素の総称である。
DNA結合領域であるホメオボックスドメインを持つタンパク質のファミリー。
ホメオドメインとは、およそ60アミノ酸残基から構成される保存されたタンパク質ドメインであり、DNA結合活性を持つ転写因子に広く見出される構造モチーフである。
ホメオティック遺伝子に共通して見られる180塩基(アミノ酸60個)からなるドメイン。DNAに働き、その転写を調節するためのDNA結合部位となる。
ホメオボックス遺伝子とは、動物や植物などの発生過程において、体の基本構造や軸の形成(前後軸や体節など)を統御するマスター遺伝子群を指す総称であり、保存性の高い約180塩基対の塩基配列であるホメオボックスを有している。
電位依存性イオンチャネルにおいて、2つの膜貫通領域(S5およびS6)とその間のPループから構成される、イオンの通過経路となるドメイン。単にポアとも。
酵素活性に金属イオンを必要とするプロテアーゼ(メタロプロテアーゼ)のうち、唾液やコラーゲンなどの細胞外基質(結合組織)の成分を分解する酵素(コラゲナーゼ)。
マンノース6-リン酸受容体とは、リソソームに輸送される酵素などのタンパク質に付加されたマンノース6-リン酸を認識して結合する膜受容体である。
糖結合ドメインをひとつ持つレクチン。
細胞内に普遍的(ユビキタス)に存在することから命名された低分子量(8.6kDa)の分子。
細胞内ドメインのチロシンキナーゼを阻害する抗がん剤。商品名はタイケルブ。
ラフト構造とは、細胞膜を構成する脂質二重膜内で、特定の脂質やタンパク質が局所的に集合して形成する微小なドメインのことである。
生殖細胞の核膜直下に分布するゲノムの領域。生殖細胞の発生過程を通して大幅に減少する。
ラミニンのアイソフォーム。表皮基底膜に発現する主なラミニン。α3、β3、γ2鎖からなる。
ラミニンを構成するサブユニットのひとつ。α鎖には5種類のアイソフォームが存在する。C末端にはGドメインが存在する。
ランヴィエ絞輪とは、有髄神経繊維において髄鞘(ミエリン鞘)が途切れている軸索の露出部である。
リボスイッチとは、主にmRNAの非翻訳領域に存在するRNAの構造であり、特定の代謝物などのリガンドを直接認識して結合することにより、自身が折りたたみ構造を変化させて転写や翻訳の遺伝子発現を制御する機構のことである。
リン酸化チロシンとは、タンパク質を構成するアミノ酸の一つであるチロシンの水酸基に、リン酸基が共有結合して生じた修飾体のことである。
1954年に発見された、細胞内外に存在する糖鎖を認識するタンパク質。ラテン語の「legere」が語源。意味は「〜を選択する」。赤血球を凝集させる物質として植物から発見され、当初はヘマグルチニン(植物凝集素、血球凝集素)と呼ばれた。
レセプターチロシンキナーゼ(RTK)とは、細胞膜を貫通する構造を持ち、リガンドの結合によってチロシンキナーゼ活性化を引き起こす受容体の一群である。
DNA結合モチーフのひとつ。αヘリックス上で7残基ごとにロイシンが4〜5回繰り返して出現するドメイン。塩基性の領域がDNAに結合する。塩基性ロイシンジッパー(bZIP)とも。