習慣性流産
習慣性流産とは、流産を3回以上妊娠の初期に繰り返す状態のことである。 なお、近年では不育症という用語が用いられることも多く、これは生殖年齢の男女において妊娠は成立するものの流産や死産を繰り返して生児を得られない状態を指す。
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習慣性流産とは、流産を3回以上妊娠の初期に繰り返す状態のことである。 なお、近年では不育症という用語が用いられることも多く、これは生殖年齢の男女において妊娠は成立するものの流産や死産を繰り返して生児を得られない状態を指す。
胎児感染とは、母体の感染症が胎盤を介して、あるいは産道や羊膜を通るなどして胎児へと伝播する病態全般を指す用語である。 妊娠中の母体が特定の病原体に曝露または感染することで成立し、流産、死産、早産、あるいは出生後の新生児における様々な先天性疾患や発達障害の原因となり得る。
B細胞が胚中心において、自身が産生する抗体の性能を高める反応。
自分自身で抗原に対する抗体を産生してできる免疫のこと。
患者の負担を軽減するために、徐々に治療に伴う刺激を上げていく治療法。減感作療法とも呼ばれる。
抗好中球細胞質抗体に関わる血管炎のひとつ。腎臓における顕微鏡的多発血管炎であり、主にMPO-ANCAが陽性となる。
腫瘍壊死因子受容体とは、腫瘍壊死因子(TNF)ファミリーのリガンドと結合し、細胞のアポトーシス誘導、生存、分化、あるいは炎症応答などの多様なシグナル伝達を仲介する細胞膜受容体の総称である。
未成熟のB細胞から産生される、結合力の弱いIgM。これに対して成熟したIgMを分泌型IgMと呼ぶ。
低補体血症を特徴とする腎疾患。
膜発現とは、生体内の細胞において、タンパク質などの分子が細胞膜上に移動し、その機能を発揮できる状態で配置される現象および過程を指す。
真皮や靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するコラーゲン(膠)に炎症などの障害が生じる疾患の総称。自己抗体が出現するため自己免疫疾患と言える。
慢性萎縮性胃炎のひとつ(A型)。悪性貧血において見られる。胃の胃底部および体部の粘膜萎縮が前庭部よりも顕著。A型胃炎や自己免疫性胃炎とも。
自己免疫疾患のひとつ。赤血球の細胞膜に対する抗体ができることよって起こる溶血性貧血。
血小板に対する自己抗体によって血小板が破壊され、その数が減る自己免疫疾患。
免疫細胞が自分の体の一部を異物と誤認して(自己抗原)、それを攻撃する病気の総称。
本来自己である組織に対して作られ、それを攻撃する抗体。自己抗原に対する抗体。自己免疫疾患の原因となる。
抗原による刺激を受けていなくともあらかじめ血清中に存在する抗体。B1細胞によって作られ、一次的な免疫応答(自然免疫)を行う。
花粉(主に風で運ばれる風媒花粉)がアレルゲンとなるⅠ型アレルギー。枯草熱とも呼ばれた。
若年性関節リウマチとは、小児期に発症する原因不明の慢性的な関節炎を特徴とする疾患の総称であり、現在では主に小児特発性関節炎や若年性特発性関節炎とも呼ばれる疾患概念に含まれています。
細菌の外側に存在し、その細菌を守る膜。多くは多糖体で構成される。
薬物アレルギーとは、医薬品の投与に対して免疫系が過剰に反応し、発疹、じんましん、発熱などの臨床症状を引き起こす有害事象の一つである。
薬理成分とは、生物体に対して何らかの薬理作用を示し、医薬品の有効成分として機能する物質のことである。
融合タンパク質とは、2種類以上の異なるタンパク質あるいはそのドメインをコードする遺伝子を遺伝子組み換え技術により連結し、単一のポリペプチド鎖として発現させた人工産物、または染色体異常などにより自然界で生成されるキメラタンパク質のことである。
人工的に異種細胞の細胞質や細胞核を合わせる細胞融合によって作られた細胞。
血液吸着療法とは、患者の血液を体外へ導き出し、専用の吸着カラムを用いて血液中の有害な毒素や病態関連物質を物理化学的に除去した上で、浄化された血液を体内へと戻す体外循環療法の一つである。
血液の赤血球上の抗原と血清に存在する抗体の種類による分類。
不規則抗体によって胎児に障害が起きること。
血液由来感染症とは、病原体に汚染された血液や体液が、皮膚の損傷部や粘膜を介して体内に侵入することにより伝播する感染症の総称である。
血液から血球と凝固因子(フィブリン)を取り除いた成分。血漿から凝固因子を除いた成分とも言える。黄色い透明な液体。
血清学的診断とは、患者の血液や血清中に含まれる抗体または抗原を抗原抗体反応を利用して検出・測定し、特定の感染症や免疫学的疾患の有無、あるいは病態を把握するための検査手法である。
血清抗体価とは、血液中の血清成分に含まれる特定の抗原に対する抗体の量を段階的な希釈によって測定し、その反応が認められる最大の希釈倍数として表した数値のことである。 感染症の診断やワクチン接種後の免疫獲得の評価、さらには自己免疫疾患などの病態解析において極めて重要な指標として広く用いられている。
動物の血清に含まれる抗体を利用してヒトの感染症を治療する方法。効果が短く副作用もあるため、現在ではワクチンなどに置き換えられている。
血液の成分のうち、血球を除いた透明の薄い黄色の液体部分のこと。黄色に見えるのは血漿中にビリルビンが含まれるからである。
侵入してきた病原体の無毒化や抗体による免疫機能を補助する血清中のタンパク質。多くの脊椎動物で見られ、ヒトでは30種類があり、肝臓で作られる。
補体経路とは、生体の免疫応答および自然免疫系において中心的な役割を果たし、病原体の排除や炎症反応の誘導を行なう一連のタンパク質酵素カスケードである。 補体系は、主として肝臓で産生されて血漿中に不活性型の前駆体として存在している多数の血漿タンパク質から構成されている。
複合体とは、複数の分子、原子、または細胞などの構成要素が、非共有結合あるいは共有結合などの相互作用によって結合し、全体として一つのまとまった機能単位を形成しているものの総称である。 生物学や医学の分野においては、単一のタンパク質単体では発揮できない多様な高次機能を担うタンパク質複合体や、核酸とタンパ…
血清中にある、自分の血液とは反応しない抗体。抗A抗体と抗B抗体。ABO血液型によって分類される。
視神経脊髄炎スペクトラム障害とは、中枢神経系、特に視神経と脊髄を主要な標的とする自己免疫疾患の一つである。 かつては多発性硬化症の亜型と考えられていたが、現在では免疫学的および病理学的に異なる独立した疾患として分類されている。
神経細胞の髄鞘が壊れ、神経線維がむき出しとなる多発性硬化症の類縁疾患。難病に指定されている。抗アクアポリン4抗体によって生じる中枢神経系の自己免疫疾患と考えられている。
記憶細胞のひとつ。一次応答によって免疫学的記憶を得たB細胞。一部は生涯に渡って免疫学的記憶を保持できる。メモリーB細胞とも呼ばれる。
抗原の情報を記憶(免疫学的記憶)し、2度目以降に同様の抗原が体内に侵入した場合に強い免疫を発揮する細胞。免疫記憶細胞とも。
好中球やマクロファージなどの食細胞が病原体や細胞の死骸などの固形物を取り込む作用。エンドサイトーシスのうち「食べる」に因んだプロセス。食作用やファゴサイトーシス、免疫食菌などとも。
脾臓の一部。マクロファージなど食作用を持つ細胞が存在し、病原体の除去や古くなった赤血球を処理する。
抗体のV領域(可変領域)の中でも多様性に富む領域。VHに3ヶ所、VLに3ヶ所の計6ヶ所が存在する。エピトープに相補的な構造を有するため相補性決定領域とも呼ばれる。
輸血用血液製剤とは、献血によって提供された血液を原料として製造され、患者の治療を目的として輸血に用いられる医薬品の総称である。 人の血液を有効に利用し、保健衛生の向上を図ることを目的として血液法などの法令に基づいて厳格な管理のもとで供給されている。
遺伝情報を表すDNAの塩基配列の一部のこと。生物の性質は遺伝子により親から子へ引き継がれる。
遺伝子内の塩基配列の一部が複製や除去を受けることによって、多様な塩基配列を持つ遺伝子がもたらされること。
自己免疫疾患のひとつ。主に自己抗体によってシナプス後膜のアセチルコリン受容体(神経伝達物質を受け取る側)が破壊されて筋肉への神経伝達が弱くなり、筋肉が思い通りに動かせなくなる。筋力の低下と疲れやすさが主な自覚症状となる。
形質細胞の一種。主に骨髄に移行し、そこで持続的に抗体を産生する。
クームス試験のひとつ。血漿に存在する不規則抗体を検出する。
膠原病のスクリーニング検査として抗核抗体を検出する際に用いられる手法。
自己免疫疾患であるリウマチのひとつ。
通常は免疫の対象とならないために免疫寛容ではなく、抗原性を持つ体内の成分のこと。自己の成分であるにもかかわらず異物と認識される。
悪性リンパ腫の分類のひとつ。以下の2つに分類される。
IgE抗体が関与しない接触蕁麻疹。機序の詳細は不明とされる。
麻疹・風疹混合ワクチンとは、麻疹(はしか)および風疹の予防を目的として接種される、弱毒生ワクチンである。
黄色ブドウ球菌α毒素とは、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus) が産生する主要な病原性因子の一つであり、強力な細胞溶解作用を示す外毒素(ポアフォーミング毒素)である。
鼻粘膜とは、鼻腔の内面を覆う粘膜であり、外気が体内へ侵入する際の最初の防御壁として機能する組織である。 鼻粘膜は構造的および機能的に呼吸部と嗅覚部に大別され、それぞれ異なる生理学的役割を担っている。 鼻腔の大部分を占める呼吸部の粘膜は、多列線毛上皮によって覆われており、吸気に含まれる微小な異物や塵埃…
抗糸球体基底膜抗体病(anti-glomerular basement membrane disease)