アセチル化
アセチル基を化合物に導入する化学修飾。
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アセチル基を化合物に導入する化学修飾。
アセチル化の反応において、アセチル基を提供する化合物のこと。
3位がアセチル化されたピノバンクシン。
BRD4とは、エピジェネティクスの制御や遺伝子の転写調節において中心的な役割を果たすタンパク質であり、ブロモドメインおよびファミリー特異的なドメインを持つBETタンパク質ファミリーに属する分子である。 BRD4は、染色体上のヒストン尾部に存在するアセチル化されたリシン残基を認識して結合する特性を持っており、こ…
骨髄系細胞と一部のリンパ球系の細胞のみに発現するC/EBP。好中球の最終分化や増殖、マクロファージの機能に関与していることが報告されている。
EGR1とは、C2H2型ジンクフィンガー構造を持ち、刺激に応じて急速かつ一過性に転写が誘導される即時初期遺伝子、およびそれがコードする転写因子である。
コヒーシンアセチル化酵素のひとつ。
H3K27me3とは、ヒストンH3の第27番目のリシン残基がトリメチル化されたものであり、一般に遺伝子発現の抑制(サイレンシング)と深く関わるエピジェネティクスの重要なマークである。
HDAC阻害剤とは、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)の酵素活性を特異的に阻害する低分子化合物の総称である。
メントールのL体。薄荷脳とも。
N-CoRとは、核内受容体コプレッサー(Nuclear receptor corepressor 1)の略称であり、主に転写抑制因子として機能するタンパク質分子である。
キチンやヒアルロン酸を構成する糖類。グルコサミンの2位のアミノ基がアセチル化された構造を持つ。細胞と細胞外を繋ぐ働きを持ち、様々なタンパク質の糖修飾に関わる。GlcNAcと表記される。
パターン認識受容体のひとつ。インフラマソームの構成要素。NLRP3やクリオピリン、CIASとも。
転写補助因子のひとつ。ヒストンアセチルトランスフェラーゼとしての活性を持つ。CBPと類似した構造や機能を持つ。
がん抑制遺伝子のひとつ。細胞分裂の周期をコントロールする、393個のアミノ酸残基からなる転写因子。TP53とも。
酵母が持つ遺伝子。この遺伝子が発現してできるタンパク質(SIR2)は、NAD依存的にヒストンH4の16番のリジンに特異的に脱アセチル化を起こす。
NAD依存的ヒストン脱アセチル化酵素。サーチュイン1とも。ATPの濃度が低下することで活性化する。
SIRT7とは、哺乳類におけるサーチュインファミリーに属するヒストンデアセチラーゼであり、主として核の仁に局在して転写調節やエピジェネティクスの維持に関与するタンパク質分子である。
Specificity Protein 1(Sp1)とは、哺乳類の多くの遺伝子のプロモーター領域に存在するGCボックス(GGGCGG配列)に特異的に結合する転写因子である。
X染色体不活性化とは、哺乳類のメスが持つ2本のX染色体のうち1本が機能的に不活性化され、クロマチンが高度に凝縮したバー氏体へと変化する現象である。
コエンザイムA(CoA)の誘導体。活性酢酸とも呼ばれる。クエン酸回路においてピルビン酸から生成される。
アセチル化を触媒する酵素の総称。アセチル基転移酵素やトランスアセチラーゼとも呼ばれる。
フェネトライドのアセチル化誘導体。てんかん発作(強直間代発作、焦点発作)に対する治療薬。商品名はクランポール。
アニリンがアセチル化した芳香族化合物。N-フェニルアセトアミドとも。
窒素を含む炭化水素のひとつ。
エピジェネティックとは、DNAの塩基配列の変化を伴うことなく、遺伝子の発現や細胞の機能が調節される仕組み、およびその変化を指す用語である。
DNAの塩基配列を変化させるのではなく、ヒストンや一部の塩基(シトシン)の後天的な化学修飾によって行われる遺伝子発現の制御。
スクロースの八箇所がアセチル化した誘導体。八アセチルショ糖やスクロースオクタアセテートとも。
細胞内に存在するセリン・スレオニンキナーゼのひとつ。
キシロースを主な成分(主鎖)とする多糖類。
不溶性食物繊維のひとつ。グルコサミンがβ-1,4結合で重合したアミノ糖。
キノコの細胞壁に含まれるキチンを脱アセチル化して得られるキトサン。内臓脂肪減少作用が報告されている。キトグルカンとも。
姉妹染色分体やクロマチンを束ねる役割を持つ、5つのタンパク質からできる環状の複合体。コヒーシンタンパク質や姉妹染色分体間接着因子とも呼ばれる。
コヒーシンのアセチル化を触媒する酵素。
遺伝子発現調節に関わるヒストンの脱アセチル化を触媒する酵素。
モルヒネがアセチル化された有機化合物。即効性で作用も強いアヘン系麻薬。3,6-ジアセチルモルヒネとも。商品名はヘロイン。
ヒストン脱アセチル化酵素の阻害薬。皮膚T細胞性リンパ腫に対する治療薬の有効成分でもある。
グリセリンの3箇所のヒドロキシ基がアセチル化したトリグリセリド。トリアセチルグリセロールとも。
ヌクレソームとは、真核生物の細胞核内においてDNAがヒストンタンパク質周囲に巻き付いて形成される、クロマチンの基本的かつ最小の構造単位である。
てんかん発作(欠神発作)に対する治療薬。ヒストン脱アセチル化酵素の阻害作用を持つ。妊婦が内服した場合、胎児に悪影響を及ぼす恐れがある。商品名はデパケン。
ヌクレオソームを構成するタンパク質。コアヒストンによって構成されるヒストン八量体の周りに二本鎖のDNAが1.75回巻き付いた複合体がヌクレオソーム。
コアヒストンのひとつ。ヒストンH3の末端は自由度が高く、メチル化やアセチル化、リン酸化といった化学修飾によって細胞の増殖などの情報の伝達に関与する。
ヒストンのアセチル基転移反応を触媒する酵素(アセチルトランスフェラーゼ)。
ヒストンアセチル化とは、クロマチンを構成するヒストンのアミノ末端テールにあるリシン残基にアセチル基が転移されるエピジェネティクス的な修飾機構のことである。
ヒストンアセチル化酵素とは、ヒストンのN末端テール部に存在するリシン残基のアミノ基へ、アセチル基を転移させる反応を触媒する酵素の総称である。
ヒストンの脱アセチル化を触媒する酵素。18種類のアイソザイムが確認されている。
ヒストンメチル化とは、真核生物のクロマチンを構成するヒストンタンパク質のアミノ酸残基、主にリジン残基やアルギニン残基に対してメチル基が転移・付与される翻訳後修飾の一種である。
ヒストンメチル化酵素とは、ヒストンの特定のリジン残基またはアルギニン残基に対してメチル基を転移する反応を触媒する酵素の総称である。 エピジェネティクスにおいて中心的な役割を果たし、遺伝子発現の活性化や抑制を制御する重要なタンパク質群として知られている。
ヒストンメチル基転移酵素とは、ヒストンの特定のアミノ酸残基に対してメチル基を転移する反応を触媒する酵素の総称である。
ヒストン修飾とは、真核生物のクロマチンを構成するヒストンタンパク質のアミノ酸残基に対する、酵素的な化学修飾の総称である。
ヒストン脱アセチル化とは、ヒストンのアミノ末端テールにあるリシン残基からアセチル基が酵素的に除去される化学反応のことである。
ホスホアセチル転移酵素とは、生体内における代謝経路、特に嫌気呼吸や発酵に関連する酵素の一種である。
ポリフェノールのひとつ。赤ブドウの皮や落花生の渋皮など70種類以上の植物に含まれる。赤ブドウを原料とした赤ワインには豊富なレスベラトロールが含まれる。
レチノイン酸受容体のひとつ。PMLとの融合遺伝子が急性前骨髄球性白血病の原因となることが知られている。
末梢性T細胞リンパ腫の治療薬。ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)の活性を阻害することで腫瘍の増殖を抑制すると考えられている。商品名はイストダックス。
一つの受精卵が細胞分裂の初期期に二個体に分かれ、二体の胎児となった双生児(双子)。
修飾塩基とは、生物のRNAやDNAを構成する塩基のうち、通常の主要な塩基(アデニン、グアニン、シトシン、ウラシル、チミン)が、転写後あるいは複製後に化学的な修飾(メチル化、アセチル化、シュードウリジン化など)を受けて構造が変化したものの総称である。
共有結合 модификация(修飾)とは、生体高分子やタンパク質などの分子の構造に対して、化学結合の一種である共有結合を介して特定の化学基や分子が付加あるいは脱離する化学反応、およびそれに伴う構造変化の総称である。
大豆(大豆胚芽)に多く含まれる複数のフラボノイドの総称。ファイトエストロゲンのひとつ。乾燥大豆1粒あたり0.2~0.3%程度含まれる。
活性化とは、生体において不活性な状態にある細胞、酵素、受容体、遺伝子などが、物理的あるいは化学的な刺激を受けて機能的な状態へと転換される現象、またはそのプロセスのことを指す。