サイトーシス別名 → 小胞輸送
サイトーシス(cytosis)
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サイトーシス(cytosis)
AP-2とは、真核細胞における細胞内小胞輸送、特にクラスリン被覆小胞の形成に関与する主要なタンパク質複合体であるアダプタータンパク質複合体の一種である。
脂質に結合するドメイン。立体構造の曲率と in vitro で脂質膜の変形様式の違いによって以下の3種類に分類される。
C2ドメインとは、タンパク質においてカルシウムイオン依存的または非依存的にリン脂質や他のタンパク質と結合する役割を持つ、約120アミノ酸残基からなる構造ドメインである。
エクソサイトーシスに不可欠なタンパク質。ヒトのCAPS1は1353個のアミノ酸が直線状に並んだ構造をしている。CADPS1とも。
胃細管小胞において高発現するCl-/H+交換輸送体。ClC-5の遺伝子異常はデント病の原因なる。CLCN5とも。
CLIP-170(Cytoplasmic Linker Protein of 170 kDa)とは、細胞質において微小管のプラス端に特異的に結合し、微小管と他の細胞構造物やタンパク質との架橋機能を担う微小管プラス端追跡タンパク質(+TIPs)の代表例である。
アミロライドの誘導体。5-(N-エチル-N-イソプロピル)アミロライドとも。
EGFRなど様々な受容体のエンドサイトーシスに関わるアダプター分子。
GRK3とは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)のリン酸化を通じてそのシグナル伝達を調節するセリン・スレオニンキナーゼファミリーに属する酵素である。
LDLの細胞内への取り込みに関わる受容体。
LDL刺激によってLDL受容体と複合体を形成し、LDL受容体とLDLの細胞内輸送を促進することにより脂質代謝制御に関与するとされるタンパク質。種々のリガンドに応答し、エンドサイトーシスされることにより細胞応答を制御する。
代謝型グルタミン酸受容体(mGluR)のひとつ。破骨細胞に発現し、グルタミン酸の結合によってトランスサイトーシスを抑制する。
MHCのひとつ。通常の体細胞には存在せず、ヘルパーT細胞へ抗原提示を行う抗原提示細胞(プロフェッショナル抗原提示細胞)のみが発現している。構造としては1回膜貫通タンパク質であるα鎖(約230個のアミノ酸、約33〜35kDa)とβ鎖(約230個のアミノ酸、約27〜29kDa)からなるヘテロ二量体。
MPOとは、日本語でミエロペルオキシダーゼと呼ばれる、主に好中球や単球などの造血細胞に豊富に含まれるヘム含有酵素である。 MPOは免疫系において重要な役割を果たしており、体内に侵入した細菌や真菌などの病原体をファゴサイトーシス(貪食)した際に、過酸化水素とハロゲン化物から強力な活性酸素種である次亜塩素酸を…
MHCクラスⅡ分子とインバリアント鎖が結合した複合体が送られる、後期エンドソーム様の細胞内小胞。MⅡCでは、MHCクラスⅡ分子上のCLIPと抗原ペプチドが交換が行われる。
腸管のパイエル板に存在する、微絨毛の発達していない上皮細胞。基底膜に接する細胞膜が大きく陥凹しており、そこに樹状細胞やT細胞、B細胞が入る空間を持ち、さらに腸管内の抗原(細菌など)を取り込んで、それを樹状細胞に渡すことでT細胞の活性化を行う。
肝細胞膜に多量に存在し、門脈血中から肝細胞への胆汁酸循環を担うトランスポーター。また、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染に関わる膜タンパク質。ナトリウムタウロコール酸共輸送体とも。
p120カテニンとは、カテニンファミリーに属するタンパク質の一つであり、細胞間接着装置であるアドヘレンスジャンクション(密着結合)の形成と維持において中心的な役割を果たす分子である。
PACSINとは、細胞膜のダイナミクス、エンドサイトーシス、および細胞骨格の制御に関与するタンパク質ファミリーである。
RalAとは、低分子量G蛋白質スーパーファミリーのRasファミリーに属するGTP結合蛋白質の一種である。
RhoBとは、低分子量G蛋白質のRhoファミリーに属するGTPaseの一つであり、細胞骨格の動態制御、エンドサイトーシス、小胞輸送、細胞周期の進行、およびアポトーシスの誘導など、多様な細胞機能の調節に関与する分子である。
初期エンドサイトーシス経路においてホスファチジルイノシトール-4-リン酸の脱リン酸化を担うSAC。INPP5Fとも。
SV2Aとは、シナプス小胞の膜に存在する糖タンパク質の一種であり、神経伝達物質のエクソサイトーシス(放出)において重要な役割を果たしている膜タンパク質である。
非受容体型チロシンキナーゼのひとつ。
TLR4を介するMyD88非依存的経路に必要なアダプター分子。TRAMのN末端はミリストイル化部位を持ち、この部位に変異を導入するとTRAMが正常に膜上に局在できなくなり、TLR4のシグナルが障害されることが知られている。
VAMP-2は、小胞SNARE(v-SNARE)またはシナプトブレビン-2(Synaptobrevin-2)とも呼ばれる分子量約18 kDaの膜タンパク質であり、神経細胞をはじめとする多様な分泌細胞に広く発現している。
VAMP8は、エンドソームやリソソームなどの細胞内小器官の膜融合において重要な役割を果たしており、エキソサイトーシスやオートファジーなどの生理的プロセスにも深く関与していることが知られている。
Vps15とは、真核生物の細胞内における小胞体からゴルジ体、あるいはエンドソームやリソソームといった膜交通に関与するタンパク質複合体の構成要素であるセリン・スレオニンキナーゼの一種である。
α-トコフェロール(ビタミンE)と特異的に結合し、それを輸送する可溶性タンパク質。278個のアミノ酸からなる。脂質結合ドメインとしてSec14を持つ。この異常が先天性ビタミンE欠乏症の原因となる。
全身の様々な臓器の細胞内に発現し、リガンドの結合で活性化されたGタンパク質共役型受容体(GPCR)に結合してその脱感作を促すタンパク質。
アドレナリン受容体キナーゼとは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)のリン酸化を触媒するセリン・スレオニンキナーゼファミリーの酵素であり、現在は主にGタンパク質共役受容体キナーゼ(GRK)と呼ばれる一群の蛋白質を指す。
細胞死のひとつ。遺伝的にプログラムされた生理的で無害な細胞死。ギリシャ語で離れて(apo-)落ちる(ptosis)という意味。
ヘテロ環式化合物のひとつ。アミロリドとも。
ウイルスの分類(科、属)のひとつ。2分節(S-RNAとL-RNA)のマイナス鎖RNAウイルス。エンベロープを持つ。直径50〜300nm。齧歯類を宿主とする。
クラスリン依存的エンドサイトーシスにおける膜変形に関わるタンパク質のひとつ。
細胞内の小胞体で翻訳されたMHCクラスⅡ分子がMⅡCへ輸送される過程で、他の細胞内のペプチドと結合しないようにMHCクラスⅡ分子の抗原結合部位を塞ぐシャペロンタンパク質。
細胞内にある小胞が細胞膜の内側に融合して、小胞の中身を外部に放出するサイトーシス。開口分泌や吐細胞現象とも呼ばれる。
エプシンのひとつ。脂質に結合するENTHドメインを持つ。エンドサイトーシスにおける最初のステップである細胞膜の陥入を引き起こすと考えられている。
エプシン2とは、細胞膜のエンドサイトーシスやクラスリン被覆小胞の形成に関与するタンパク質の一種である。
細胞外の物質を細胞内に取り込むサイトーシス。真核細胞に備わっている働き。外部からの栄養や情報分子の取り込み、神経伝達物質の放出などに関わる機能。
エンドサイトーシスによって細胞内へと取り込まれた物質の処理を行う細胞小器官。
カベオラと呼ばれる細胞膜陥没構造を形成する主要なタンパク質。コネキシン26の変異により分断されたギャップ結合の周囲では、カベオリン1およびカベオリン2という分子の量が増加し、これらが行うエンドサイトーシスが過剰になることが報告されている。
近位尿細管の管腔および回腸の上皮細胞に存在する受容体(糖タンパク質)。
エンドサイトーシスに利用される小胞(クラスリン被覆小胞)の形成に関わる分子のひとつ。
運ぶ物質をクラスリン被覆ピットに集積させて行うエンドサイトーシス。
クラスリンによって覆われた小胞。クラスリン依存的エンドサイトーシスにおいて形成される、物質を輸送するための球状の構造体。クラスリン被覆ピットとも。
サーファクタントとは、液体表面の表面張力を著しく低下させる物質の総称であり、界面活性剤とも呼ばれる生理活性物質である。
シナプシン2とは、哺乳類の神経系においてシナプス小胞の細胞骨格への結合やその局在を制御する、シナプス小胞関連リン酸化酵素基質タンパク質ファミリーの一種である。
SAC1ドメイン、OCRLドメイン、プロリンリッチドメインを有するを持つホスファターゼ。SAC2と同様にエンドサイトーシス経路においてホスファチジルイノシトール-4-リン酸の脱リン酸化を行うホスファターゼとして機能する。
メラノサイトから黒いメラニンが過剰に生成されることで皮膚に発生する色素沈着のこと。
うつ病やパニック障害、心的外傷後ストレス障害に対するSSRI。
ダイナミンのひとつ。この遺伝子の変異はシャルコー・マリー・トゥース病の原因となることが報告されている。
ダイナミンは小胞のエンドサイトーシスや細胞膜のダイナミクスに関与する酵素として広く知られているが、その中でもダイナミン3は、主として中枢神経系や精巣などの特定の組織において特異的に発現しているアイソフォームである。
トランスゴルジネットワークとは、ゴルジ体の最もトランス側に位置し、タンパク質や脂質の選別と輸送を担う重要な細胞小器官の膜網状構造である。 ゴルジ体はシスゴルジネットワーク、シスゴルジ面、メディアルゴルジ面、トランスゴルジ面、そしてトランスゴルジネットワークという一連の極性を持った区画から構成されてお…
エンドサイトーシスで取り込まれた物質がエキソサイトーシスによって放出されること。物質の輸送の際に行われる。
トランスフェリン受容体のひとつ。クラスリン依存的エンドサイトーシスによって物質を取り込む。アレナウイルス(新世界アレナウイルス)の感染に関わる。
細胞膜の断片が抗原提示細胞からリンパ球に送られる過程のこと。
エンドサイトーシスの一種。物質を取り込んだときの小胞の直径が150nm未満のもの。飲作用とも。
貪食(ファゴサイトーシス)によって細胞内に形成される小胞。免疫細胞が貪食によって取り込んだ病原体などを封じ込める。食胞とも呼ばれる。