分化
分裂・増殖する細胞がそれぞれの役割に応じて機能などを変化させる現象。
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分裂・増殖する細胞がそれぞれの役割に応じて機能などを変化させる現象。
受精卵が持つ、個体に必要なあらゆる細胞に分化することのできる性質のこと。
芽球が成熟傾向を示し、前骨髄球を越えて分化する急性骨髄性白血病。芽球の成熟程度は一様ではなく、様々な好中球系細胞を伴う。
分化多能性
がん細胞の悪性度を表す指標。
様々な細胞の分化を制御する転写因子。Mycの直接の下流遺伝子。bHLHモチーフを持つ転写因子(MyoD、ニューロゲニンなど)の機能を阻害する。
分化抗原とは、主に細胞の表面に存在し、造血幹細胞から各種の血液細胞への分化や成熟の段階、あるいは細胞の活性化状態に応じて発現が変動する分子(主として糖蛋白や蛋白質)の総称である。
ある細胞が自己以外の種類の細胞に分化する能力。様々な種類の細胞に分化できる場合は多分化能と呼ぶ。
12-O-テトラデカノイルホルボール-13-アセテート(TPA、またはホルボール-12-ミリスチン酸-13-アセテート、PMAとも呼ばれる)とは、植物由来の強力な腫瘍促進物質であり、生化学および細胞生物学の研究において汎用されるホルボールエステルの一種である。
ALK融合遺伝子陽性肺がんとは、ALK(Anaplastic Lymphoma Kinase:未分化大細胞リンパ腫キナーゼ)遺伝子と別の異なる遺伝子が何らかの原因で結合し、異常な融合遺伝子が形成されることによって引き起こされる非小細胞肺がんの一種である。
グルタミン酸受容体のひとつ。AMPAをリガンドとする。AMPA型グルタミン酸受容体とも呼ばれる。
DNAの特定結合して転写を促進する転写因子。血球では分化、増殖、アポトーシスに重要。
アポトーシスシグナル調節キナーゼ(ASK)のひとつ。MAP3K5とも。
ASK3(Apoptosis signal-regulating kinase 3)とは、アポトーシスシグナル伝達経路に関与するキナーゼの一種であり、主としてストレス応答や細胞死の制御において重要な役割を果たしている蛋白質である。 ASKファミリーに属する酵素であり、MAPKカスケードの上流で活性化されることで、様々なシグナル伝達に関与すること…
ATF2とは、転写因子の一種であり、bZIP型転写因子ファミリーに属するタンパク質である。
大腸上皮幹細胞の分化に関わる転写因子。
AZFaとは、Y染色体の長腕(Yq11)に位置する無精子症因子(Azoospermia factor)領域の3つの主要な遺伝子座のうちの一つである。
B-ATFとは、AP-1ファミリーに属する基本転写因子であり、ロイシンジッパー構造を持つ転写抑制因子および活性化因子として機能するタンパク質である。
B-Rafとは、ヒト遺伝子の一つであり、細胞内のシグナル伝達経路であるMAPK/ERKシグナル伝達経路において重要な役割を果たすプロテインキナーゼをコードしている。
リンパ組織で高い発現が確認されている転写因子のひとつ。
細胞の分化や増殖の制御に重要な役割を担う転写因子(MyoDやニューロゲニンなど)が持つモチーフ。
B細胞から形質細胞への分化を制御する因子。
骨基質に含まれるサイトカイン。骨誘導因子とも呼ばれる。
BNC2とは、ヒトを含む脊椎動物においてBNC2遺伝子(Basonuclin 2 gene)によってコードされている亜鉛フィンガータンパク質の一種であるバソヌクリン2を指す場合がある分子生物学用語、あるいは遺伝子名である。
BRD4とは、エピジェネティクスの制御や遺伝子の転写調節において中心的な役割を果たすタンパク質であり、ブロモドメインおよびファミリー特異的なドメインを持つBETタンパク質ファミリーに属する分子である。 BRD4は、染色体上のヒストン尾部に存在するアセチル化されたリシン残基を認識して結合する特性を持っており、こ…
BRG1とは、哺乳類におけるクロマチンリモデリング複合体の主要な触媒サブユニットであり、ATP依存性クロマチンリモデリング因子の一つとして機能する遺伝子およびそれがコードするタンパク質のことである。正式な遺伝子名称はSMARCA4であり、SWI/SNF複合体の構成要素として転写制御やDNA修復などの多様な細胞内プロセスに…
IL-6の旧名。B細胞の形質細胞への分化を促進する可溶性分子として発見されたことから名付けられた。
MB前駆細胞から分化してできる、B細胞の前駆体となる細胞。1つのB前駆細胞から100万個ほどのB細胞がつくられるとされる。それぞれは構造の異なるB細胞抗原受容体を持つ。
リンパ球のひとつ。Bリンパ球とも呼ばれる。骨髄(bone marrow)から生産されるためその名が付けられた。鶏ではファブリキウス嚢という部位で作られる細胞(bursa)がB細胞を生成するため、その頭文字を取っているともされる。
B細胞の細胞膜表面に発現する受容体。1個のB細胞の表面に50000個以上存在する。B細胞受容体やB細胞レセプター、SIG抗体とも呼ばれる。
マウスに骨肉腫を起こすFBJ-MuSVのウイルスゲノムから単離されたv-Fosに類似したがん原遺伝子。AP-1の構成要素となる。ほぼ全ての細胞に存在する最初期遺伝子。
造血細胞や色素細胞、生殖細胞などの前駆細胞に発現し、これらの分化や増殖に関与するチロシンキナーゼ。
C-RAFとは、細胞の増殖、分化、生存に関与するRafキナーゼファミリーのセリン・スレオニンキナーゼの一つであり、RAF1とも呼ばれる遺伝子およびそのタンパク質産物である。
正常なsrc。c-srcは細胞の増殖や分化、生存といった根源的機能に関与する非受容体型チロシンキナーゼである。
転写因子のグループのひとつ。CCAAT/エンハンサー結合タンパク質。
C/EBPのひとつ。顆粒球の分化や産生に必須とされる転写因子。
C/EBPのひとつ。軟骨細胞に発現し、骨の成長に関わる。
骨髄系細胞と一部のリンパ球系の細胞のみに発現するC/EBP。好中球の最終分化や増殖、マクロファージの機能に関与していることが報告されている。
ヒトの19番染色体に位置し、46個のmRNAを含む大規模な遺伝子クラスター。
Cbfbのひとつ。Runxとヘテロダイマーを形成するサブユニット。
造血幹細胞などの造血に関わる細胞や未熟な造血前駆細胞の細胞膜表面に発現するとされる糖タンパク質。造血幹細胞のバイオマーカーとなる。
T細胞の分化過程の早期より発現され、末梢の成熟T細胞のほぼ全てに発現する分子量67000の細胞表面糖タンパク質。一部のB細胞上にも発現する。
CD82とは、細胞表面に発現する糖タンパク質の一種であり、テトラスパニンファミリーに属する分子である。 かつては前立腺癌の転移を抑制する遺伝子の産物として発見され、KAI1とも称される。
サイクリン依存性キナーゼのひとつ。
CDKN1Cとは、サイクリン依存性キナーゼ(CDK)の阻害因子の一つであり、細胞周期の進行を負に制御することで細胞増殖を抑制するタンパク質、あるいはそれをコードする遺伝子のことである。
転写因子のひとつ。栄養芽層細胞の分化を誘導する。
白血球分化抗原に対するモノクローナル抗体の反応特異性に基づく分類。HCDM(Human Cell Differentiation Molecules、旧名HLDA)により国際的に統一されている。
自然リンパ球の前駆細胞のひとつ。さらにILCPと呼ばれる前駆細胞に分化する。
造血幹細胞から直接分化し、血小板、赤血球、顆粒球の三種類を産生し続ける細胞。
CSF-1とは、日本語でコロニー刺激因子-1とも呼ばれ、マクロファージやその前駆細胞の増殖、分化、生存を調節する重要なサイトカイン(造血因子)の一種である。 CSF-1はマクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)とも称され、単球系細胞の受容体であるCSF-1Rに結合することで、その生理活性を発揮する。
Csrp3とは、システインを豊富に含むタンパク質ファミリーに属し、主に骨格筋や心筋などの筋組織において遺伝子発現や筋原繊維の構造維持に重要な役割を果たすタンパク質、あるいはそれをコードする遺伝子のことである。
Cxadrとは、コクサッキーおよびアデノウイルス受容体(Coxsackievirus and adenovirus receptor)の略称であり、エンテロウイルス属のコクサッキーウイルスB群や多くのアデノウイルスが細胞へ感染する際に初期の結合部位として利用する1回膜貫通型の細胞接着分子である。 Cxadr遺伝子はヒトにおいては染色体21番q21.1-q22.…
Dhhとは、ヘッジホッグファミリーに属するタンパク質であり、哺乳類における3つのヘッジホッグ遺伝子(Sonic hedgehog、Indian hedgehog、Desert hedgehog)の1つである。
DNAメチル化とは、エピジェネティクスを構成する主要な分子メカニズムの一つであり、DNAの塩基配列を変化させることなく遺伝子発現を制御する化学修飾のことである。 哺乳類においては、主としてシトシン塩基のピリミジン環の5位炭素原子へのメチル基の付加として生じ、5-メチルシトシンが形成される。
発生に重要な分化関連遺伝子(Hox、Tbx、Cbx、Foxなど)をメチル化するDNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT3)。
DNMT3bとは、哺乳類においてDNAメチル化を新規に引き起こすデノボDNAメチルトランスフェラーゼファミリーに属する酵素の一つである。
ヘルパーT細胞(CD4+T細胞)やキラーT細胞(CD8+T細胞)へ分化できる未成熟なT細胞。未成熟T細胞やCD4+CD8+胸腺細胞とも呼ばれる。
E-FABPとは、日本語で表皮型脂肪酸結合蛋白と呼ばれる分子量約15kDaのタンパク質であり、脂肪酸などの疎水性リガンドと可逆的に結合して細胞内輸送や代謝制御に関与するFABPファミリーの一員である。
形質細胞様樹状細胞の分化や維持に必須な転写因子。
時計遺伝子の転写因子。IL-10の産生に必須。NK細胞の分化にも関わるとされる。IL-3の産生を制御する核内因子であり、NFIL3とも呼ばれる。