心筋
心臓の筋肉。横紋筋に分類される。意志で動かすことのできない不随意筋。
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心臓の筋肉。横紋筋に分類される。意志で動かすことのできない不随意筋。
心臓周辺の冠動脈が完全に詰まり、血流が途絶える致命的な疾患。急性の場合は緊急なカテーテル治療が必要。
心筋に生じる炎症。心不全の原因となり、致命的な不整脈が引き起こされる場合がある。
心筋の障害によって血液の循環が障害される疾患の総称。悪化すると、全身の臓器に十分な血液を送れなくなる慢性心不全となる。
心臓の心筋を構成する細胞。ミトコンドリアが多い。
心筋肥大 心肥大のこと。
AAHSとは、主に急性動脈硬化症候群(Acute Aortic and Heart Syndromes)や、その他の先進的な医療・健康分野における特定の症候群や組織の名称として用いられることがある医学用語の略称である。
老化した細胞や様々なストレスを受けた細胞から過剰に分泌され(細胞老化関連分泌現象)、心筋細胞内のカルシウム濃度調節やエネルギー産生機能を減弱させることで心筋の収縮力低下を引き起こし、心不全の発症および進展を促進することが報告されている。
ANKR2ドメインとは、Ankyrin repeat domain-containing protein 2(ANKR2)に存在する、タンパク質間の相互作用を仲介する構造ドメインである。 ANKR2はアンキリンリピートを持つタンパク質ファミリーの一つであり、主に骨格筋や心筋などの筋組織において遺伝子発現の調節や細胞質と核のシグナル伝達に関与している。
脂肪細胞のトリグリセリドをジアシルグリセロールと遊離脂肪酸に加水分解する反応を触媒する酵素(リパーゼ)。脂肪トリグリセリドリパーゼや脂肪細胞特異的トリグリセリドリパーゼ、PNPLA2とも呼ばれる。
細胞膜とミトコンドリア内膜に存在するイオンチャネル。細胞内の代謝状態と細胞膜の興奮性を結びつけている。ミトコンドリア内膜に存在するものは細胞保護やアポトーシス抑制に関与する。ATP感受性KチャネルやATP感受性K+チャネル、KATPチャネルなど、様々な表記揺れがある。
C-RAFとは、細胞の増殖、分化、生存に関与するRafキナーゼファミリーのセリン・スレオニンキナーゼの一つであり、RAF1とも呼ばれる遺伝子およびそのタンパク質産物である。
CALM2とは、カルモジュリンをコードする代表的な遺伝子の一つであり、ヒトでは2番染色体に位置している。カルモジュリンはカルシウムイオン($Ca2+$)の主要な細胞内受容体であり、細胞内におけるカルシウムシグナル伝達の中心的役割を担うタンパク質である。
CaMKⅡδ(カルモジュリン依存性プロテインキナーゼⅡデルタアイソフォーム)とは、カルシウムとカルモジュリンのシグナル伝達によって活性化され、特に心筋細胞や血管平滑筋などの心血管系組織において重要な役割を果たすセリン・スレオニンキナーゼの一種である。
セカンドメッセンジャーとして働き、神経応答や筋肉の弛緩など、様々な生理機能や生命現象を調節する有機化合物。環状グアノシン一リン酸。
カルシウムイオンの流入によるカルシウムイオンの放出現象。心筋細胞が収縮するために必要。
主に心筋に発現するクレアチンキナーゼ。骨格筋にも存在し、その割合は白筋より赤筋で高い。
Csrp3とは、システインを豊富に含むタンパク質ファミリーに属し、主に骨格筋や心筋などの筋組織において遺伝子発現や筋原繊維の構造維持に重要な役割を果たすタンパク質、あるいはそれをコードする遺伝子のことである。
CX3CRとは、ケモカイン受容体ファミリーに属する膜蛋白質の一つであり、特にCX3CR1がよく知られている。
Cxadrとは、コクサッキーおよびアデノウイルス受容体(Coxsackievirus and adenovirus receptor)の略称であり、エンテロウイルス属のコクサッキーウイルスB群や多くのアデノウイルスが細胞へ感染する際に初期の結合部位として利用する1回膜貫通型の細胞接着分子である。 Cxadr遺伝子はヒトにおいては染色体21番q21.1-q22.…
ミトコンドリアの分裂を制御するタンパク質。心筋梗塞後の心筋細胞では、フィラミンと複合体を形成することによって異常な活性化が起こり、ミトコンドリアの過剰な分裂が誘導されている。
Dsg2とは、細胞間接着装置であるデスモソームを構成するカドヘリンファミリーの一種であるデスモグレイン-2の遺伝子、およびそれがコードするタンパク質のことである。 Dsg2は心筋細胞や上皮細胞において細胞同士を強固に結合させる役割を担っており、特に心臓の不整脈の一種である不整脈原性右室心筋症の原因遺伝子の一つ…
DSPとはデスモプラキン(Desmoplakin)をコードする遺伝子であり、ヒトでは染色体6p24.3に位置している。
GATA4とは、GATAファミリに属する転写因子の一つであり、心臓の発生や分化、細胞の増殖および代謝の調節において極めて重要な役割を果たす蛋白質をコードする遺伝子、およびその遺伝子製品である。
脂肪酸結合タンパク質のひとつ。心臓由来脂肪酸結合タンパク質とも。
インターロイキンのひとつ。酸化ストレスにより産生が誘導され、組織の修復を促進することが知られている。
KCNH2とは、ヒトの染色体7番目長腕(7q36.1)に位置し、心臓の電気生理学的活動においてきわめて重要な役割を果たす遺伝子である。 この遺伝子は、電位依存性カリウムチャネルの構成サブユニットであるKv11.1(別名hERG)をコードしている。
神経や心筋、内分泌細胞において、それぞれ種々のリガンドによる抑制性シナプス後電位の形成、心臓徐脈、分泌抑制を担うカリウムチャネル。Gタンパク質制御内向き整流性カリウムチャネル。
LDL-CHO(低密度リポ蛋白コレステロール)とは、肝臓で作られたコレステロールを全身の末梢組織へ運ぶ役割を持つリポ蛋白に含まれるコレステロールの量のことである。
LDLの細胞内への取り込みに関わる受容体。
低出力パルス波超音波(断続的に超音波を発信する照射方法)による治療。
LDLのApoBとApo(a)がジスルフィド結合したリポタンパク質。動脈硬化や心筋梗塞の発症に関わる。
電位依存性カルシウムチャネルのひとつ。心筋や血管平滑筋に発現する。これの阻害薬は血管拡張薬や抗不整脈薬として使用される。
RIG-I様受容体のひとつ。麻疹ウイルスや脳心筋炎ウイルスなどに由来する比較的長い(dsRNA > 1kb)を認識する。
心筋の交感神経への{{核種}}の取り込みの程度を測定し、その神経の脱落の程度を評価する検査。
MPOとは、日本語でミエロペルオキシダーゼと呼ばれる、主に好中球や単球などの造血細胞に豊富に含まれるヘム含有酵素である。 MPOは免疫系において重要な役割を果たしており、体内に侵入した細菌や真菌などの病原体をファゴサイトーシス(貪食)した際に、過酸化水素とハロゲン化物から強力な活性酸素種である次亜塩素酸を…
1965年に小麦粉から最初に単離されたN-アシル化グリセロリン脂質。N-アシルエタノールアミンリン脂質とも呼ばれる。
NaV1.4とは、主として骨格筋の細胞膜に発現し、電位依存性ナトリウムチャネルのαサブユニットを構成するタンパク質であり、ヒトではSCN4A遺伝子によってコードされている。
心筋や腎臓、中枢神経系に発現するNCX。
心筋や血管平滑筋のホスホジエステラーゼ3(PDE3)を選択的に阻害することで心筋収縮力の増強と血管拡張を引き起こす薬剤。その心筋収縮作用は糖尿病の影響を受けないとされる。
PDE9Aとは、ホスホエステラーゼ(PDE)ファミリーの一種であるホスホジエステラーゼ9A、およびそれをコードする遺伝子の名称である。
心筋および血管平滑筋のPDE3を選択的に阻害し、心筋収縮力増強と血管拡張作用を惹起する医薬品。
ポリシスチン1をコードする遺伝子。腎臓尿細管で発現する。常染色体優性遺伝疾患である多発性嚢胞腎の原因遺伝子。また、拡張型心筋症の発症に関わることが報告されている。
活動電位持続時間(QT時間)の延長。心筋の収縮に伴う活動電位の持続時間が長くなり、不整脈が起こりやすくなった状態。
Q波とは、心電図の波形において最初のR波の前に出現する下向きの偏位を指す用語である。
Gタンパク質のシグナル伝達を調節するタンパク質。Gタンパク質のサブユニットであるGαのGTP加水分解活性を促進する。
R波とは、心電図(ECGまたはEKG)の波形において観察される一連の電位変動のうち、最初の陽性(上向き)の偏位を指す用語である。
心筋のαサブユニットの大部分を占めるナトリウムチャネル。NaV1.5とも。
カルシウムイオンを小胞体へ取り込むカルシウムポンプ。筋小胞体の膜に存在する。
SERCAのひとつ。心筋筋小胞体のカルシウムイオン取込みに関わるATPase。
SGLT(ナトリウム依存性グルコース輸送体)のひとつ。遠位尿細管や小腸(上部)に発現し、グルコースなどのピラノース環の2位の位置にヒドロキシ基(またはそれに類似する原子団)を持つ糖のみを特異的に吸収するトランスポーター。
SLC8Aファミリーは、哺乳類のゲノムにおいてSLC8A1、SLC8A2、SLC8A3の3つの主要なサブタイプ(NCX1、NCX2、NCX3)に分類される。
心電図において、QRS波の終了からT波の開始までの部分。通常は基線に一致する。
TAOとは、大動脈弁狭窄症(Aortic Valve Stenosis)などの医療用語の略称として用いられるほか、科学技術や学術研究の分野において複数の定義を持つ用語である。
心筋の細胞膜に存在する、カルシウムイオン透過型陽イオンチャネル。抗がん剤の投与で発現が増加し、活性酸素を発生することで心筋細胞を萎縮させる。
TRPM4とは、一時的受容体電位(Transient receptor potential: TRP)チャネルファミリーのメラスタチンサブファミリーに属する、カルシウム非透過性の一価陽イオンチャネルである。 細胞外からのカルシウムイオンの流入ではなく、細胞内カルシウム濃度の上昇によって活性化され、主にナトリウムイオンなどの一価陽イオンを…
Trypanosoma cruziとは、南アメリカから中アメリカにかけて風土病として存在する、人獣共通感染症のシャーガス病を引き起こす原虫の一種である。
電位依存性カルシウムチャネルのひとつ。小さな脱分極(低電位)によって活性化される。心臓では主に洞房結節や房室結節などの刺激伝導系に局在する。
VEGF-Bとは、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)ファミリーに属する糖タンパク質であり、主に胎児発育や心臓をはじめとする代謝が活発な組織において血管の維持や生存に関与する生理活性物質である。
興奮性のアドレナリン受容体(α受容体)のひとつ。中枢神経系や心筋、腎臓、肝臓、血管平滑筋、尿路平滑筋などに発現し、血管収縮作用を介して、血圧や臓器血流を調節する。