ジパルミトイルレシチン
レシチンに2つのパルミチン酸がエステル結合した誘導体。ジパルミトイルホスファチジルコリンとも。
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レシチンに2つのパルミチン酸がエステル結合した誘導体。ジパルミトイルホスファチジルコリンとも。
ステアロイルCoA脱水素酵素-1(SCD1)とは、小胞体に存在し、飽和脂肪酸であるステアロイルCoAやパルミトイルCoAのシス-9位に二重結合を導入して、オレイン酸やパルミトレイン酸といった一価不飽和脂肪酸へ変換する反応を触媒する律速酵素である。
脂質メディエーターとして働くリゾリン脂質。スフィンゴシンの1位がスフィンゴシンキナーゼによってリン酸化されてできる。
セラミドの1位のヒドロキシ基にホスホコリンがエステル結合したスフィンゴリン脂質。哺乳類の細胞のリン脂質の5〜10%を占める。
スフィンゴ脂質のひとつ。脳神経系の生体膜の主成分。
スフィンゴイド塩基と脂肪酸から構成される脂質の総称。真核生物の生体膜の成分のひとつで両親媒性の脂質。特に脳や神経に多く存在し、細胞の情報伝達にも関与する。
シェーグレン症候群患者の口腔乾燥症状(ドライマウス)の治療薬。商品名はエボザックやサリグレン。
セレノプロテインIとは、セレンをアミノ酸の一種であるシステインの代わりに組み込んだ特殊なタンパク質であり、哺乳類を含む多くの生物のゲノムにコードされている遺伝子産物の一つである。
葉緑体内のチラコイドを包む生体膜。
n-3系脂肪酸に分類される多価不飽和脂肪酸。DHAと呼ばれることが多い。
抗リン脂質抗体症候群を引き起こす新しい自己抗体。抗β2GPI/HLA-DR抗体とも。
パルミチン酸とコエンザイムA(CoA)が結合した有機化合物。セラミドの構成要素となる。
活性酸素種(ROS)の増加による脂質の過酸化が誘因となって引き起こされる細胞死。細胞内の遊離鉄(Fe2+)を触媒とするため鉄依存性細胞死とも。
フォスファチジルコリンとは、グリセロールのヒドロキシ基に2分子の脂肪酸と、リン酸を介してコリンが結合した構造を持つリン脂質の一種である。
フォスファチジン酸とは、グリセロールの水酸基に2分子の脂肪酸と1分子のリン酸が結合した構造を持つ、最も単純な構造のリン脂質である。 細胞膜を構成する主要なリン脂質の生合成における共通の前駆体として機能し、トリアシルグリセロールやホスファチジルイノシトールなどの代謝物を合成する上で中心的な役割を担ってい…
グリセロリン脂質のひとつ。sn-1位にビニルエーテル結合、sn-2位に多価不飽和脂肪酸を有するエーテル型グリセロ脂質。最も酸化を受けやすいリン脂質とされる。プラズマローゲンとも。
エイコサノイドのひとつ。プロスタグランディンと表記される場合もある。
血液凝固第Ⅱ因子(プロトロンビン)、血液凝固第Ⅴa因子、血液凝固第Ⅹa因子、リン脂質、カルシウムイオンによる複合体。トロンビンバーストの本体。
血液凝固因子のトロンビンの前駆体。血液凝固第Ⅱ因子とも呼ばれる。半減期は約2日。
外因系血液凝固による血液凝固にかかる時間。ビタミンKの不足による出血傾向などの診断に有用。
リン脂質が水中で形成する袋状の膜。
細胞膜に含まれるリン脂質。イノシトールの誘導体。
ホスファチジルイノシトールの3〜5位がリン酸化した有機化合物。ホスファチジルイノシトール-3,4,5-トリスリン酸とも。
PI4Kによってホスファチジルイノシトールの4位がリン酸化した誘導体。動物細胞において最も量が多いイノシトールリン脂質。細胞膜やゴルジ体に豊富に存在する。ホスファチジルイノシトール-4,5-ビスリン酸の前駆体となる。
ホスファチジルイノシトール3キナーゼ(PI3K)とは、細胞膜に存在するホスファチジルイノシトールなどのイノシトールリン脂質のイノシトール環第3位の水酸基をリン酸化する酵素の総称である。
イノシトールリン脂質のリン酸化に関わるキナーゼ。
細胞膜中に微量に存在するイノシトールリン脂質。ホスファチジルイノシトールビスリン酸とも。
2つの脂肪酸を持つグリセロリン脂質のひとつ。ケファリンとも。
チラコイド膜の主成分となるリン脂質。
リン脂質の主成分となる有機化合物。グリセロリン脂質のひとつ。レシチンとも。
ホスファチジルコリンの酸化生成物。過酸化リン脂質とも。
全ての真核細胞の細胞膜に存在するグリセロリン脂質。哺乳類の細胞においては、ホスファチジルコリンやホスファチジルエタノールアミンの先端の原子団が置換されて生成される。
ジアシルグリセロールがリン酸化された有機化合物。細胞膜にある様々なリン脂質の生合成において中心的な材料となる。
ホスファチジルイノシトールの3、4、5位のヒドロキシ基が可逆的なリン酸化を受けて細胞膜にできる8種類のリン脂質の総称。
ホスホイノシチドとは、細胞膜の構成成分であるリン脂質の一種であり、イノシトールリン脂質とも呼ばれるグリセロリン脂質の総称である。 イノシトールの水酸基がリン酸によってリン酸化された構造を基本骨格として持っており、細胞内におけるシグナル伝達、膜交通、細胞骨格の制御など、多様な生命活動において極めて重要…
リン酸化したコリン。レシチン(ホスファチジルコリン)やスフィンゴミエリンを構成する。リン酸コリンやホスホリルコリンとも。
低温環境で作用するリン脂質分解酵素。
ホスホリパーゼAのひとつ。リン脂質のsn-1位の脂肪酸を加水分解するホスホリパーゼ。
ホスホリパーゼAのひとつ。リン脂質のsn-2位の脂肪酸を加水分解し、遊離脂肪酸とリゾリン脂質を産生するホスホリパーゼ。例えば、ホスファチジルコリンから不飽和脂肪酸を切り出し、リゾホスファチジルコリンとする。
セカンドメッセンジャーの情報伝達に関わるリパーゼ。
ホスホリパーゼのひとつ。グリセロリン脂質のリン酸ジエステル結合を加水分解して、ホスファチジン酸とアルコールを生じる反応、極性基を他のヒドロキシ基を持つ化合物と交換する反応の2種類の反応を触媒する酵素。
イノシトールの異性体のひとつ。通常、イノシトールと言えばこのミオイノシトールを指す。1850年に発見され、甘味を持つことからイノサイトと呼ばれた。
ラフト構造とは、細胞膜を構成する脂質二重膜内で、特定の脂質やタンパク質が局所的に集合して形成する微小なドメインのことである。
リン脂質のsn-2位にある脂肪酸の交換反応(リン脂質リモデリング)経路。1958年にランズらが報告したことが名前の由来。
リン酸とグリセロールと脂肪酸が結合した構造を持つリン脂質。アシルCoAのアシル基がアシルトランスフェラーゼによってグリセロールリン酸へ結合してできるリゾリン脂質。リゾフォスファチジン酸とも。
リゾホスファチジン酸アシルtransferaseとは、リゾホスファチジン酸のアシル基転移反応を触媒し、ホスファチジン酸を生成する酵素である。
2本のアシル基が1本となり、脂肪酸を1本しか持たないリン脂質。リン脂質のリゾ体。
アシルCoAの脂肪酸をリゾリン脂質へ転移させてリン脂質の合成を触媒するトランスフェラーゼ。小胞体などの生体膜に存在する。
リン脂質がsn-1位およびsn-2位に持つ2本の脂肪酸のうちの1本が離脱(脱アシル化)した構造を持つもの(リゾリン脂質)。
リノール酸-13-ヒドロペルオキシドとは、不飽和脂肪酸であるリノール酸が酸化されることによって生成される代表的な過酸化脂質の1つであり、ヒドロペルオキシド構造を持つ化合物である。
血清脂質がアポタンパク質と結合してできるタンパク質の球。
人体に必要なミネラルのひとつ。リンはカルシウムに次に体内に多く存在するミネラルで、成人の体重の約1%を占める。元素記号は P
DNAのヌクレオチドや生体膜のリン脂質、歯の構成要素など体内に必須の物質。オルトリン酸とも呼ばれる。分子式は H3PO4
プロトロンビナーゼ複合体の構成成分であるリン脂質に対する抗リン脂質抗体。プロトロンビナーゼ複合体の形成を妨げて血液凝固を延長させる。全身性エリテマトーデスの患者から発見されたことが名前の由来。
血液凝固因子のひとつ。不安定な物質であり、不安定因子やACグロブリン、血液凝固第Ⅴ因⼦とも。
分子内に親水基と疎水基の両方を持つために、水にも油にも溶ける性質のこと。
親水基と疎水基を両方持つ物質のこと。
乳脂肪球膜とは、乳汁中において脂肪滴を取り囲み、その安定性を保っている複雑な生体膜構造のことである。
内因性FXase複合体とは、血液凝固の内因系カスケードにおいて、第IXa因子(FIXa)と第VIIIa因子(FVIIIa)がカルシウムイオン($Ca2+$)の存在下でリン脂質膜上に形成する酵素複合体である。その主要な生理学的役割は、第X因子(FX)を限定分解して活性化型である第Xa因子(FXa)へと変換することである。名称の「FXase」…
鶏卵の黄身。その色と成分は鶏が食べる餌によって変化する。例えば、白米で育てた鶏の卵の卵黄は真っ白である。