治療抵抗性
治療抵抗性とは、標準的な治療法や薬物療法を実施しても十分な臨床的効果が得られず、疾患の症状が改善しない状態を指す。 悪性腫瘍や精神疾患、感染症などの幅広い臨床領域において用いられる重要な概念である。
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治療抵抗性とは、標準的な治療法や薬物療法を実施しても十分な臨床的効果が得られず、疾患の症状が改善しない状態を指す。 悪性腫瘍や精神疾患、感染症などの幅広い臨床領域において用いられる重要な概念である。
癌(がん)とは、人体を構成する正常な細胞の遺伝子に不可逆的な変異が生じることで発生する、自律的かつ無秩序な増殖能を獲得した悪性腫瘍の一種である。 広義には悪性腫瘍全体を指して「がん」と呼ぶことが多いが、狭義の医学的な分類においては、上皮組織から発生する悪性腫瘍(いわゆる癌腫)を指し、非上皮組織から発…
がんに対する化学療法などによって起こる好中球の減少およびそれによる発熱。
抗がん剤などの化学療法剤の副作用によって正常な白血球が破壊されることで起こる症状。
筋層浸潤性膀胱癌とは、膀胱の粘膜および粘膜下層を超えて、固有筋肉層(平滑筋層)にまで及ぶ浸潤を示した悪性腫瘍(癌)のことである。
小児の眼球内に生じる悪性腫瘍。他人から目が白く見えることより気付くことが多い。
抗生物質または化学療法剤に対する耐性を付与した乳酸菌。
肺は全身の血液が循環する構造上、多くの悪性腫瘍において転移が起こりやすい臓器の一つであるが、肺を通過した癌細胞や、肺内の病巣からさらに血流に乗った癌細胞が、脳、肝臓、骨、副腎などの遠隔臓器に到達して定着・増殖することがある。
胚細胞性腫瘍とは、生殖細胞(精子や卵子の元となる細胞)から発生する腫瘍の総称である。
脈絡叢癌とは、脳室内に存在する脈絡叢の上衣細胞から発生する、稀かつ悪性の脳腫瘍である。 世界保健機関(WHO)の中枢神経系腫瘍分類において、悪性度を示すグレード3に位置づけられる悪性腫瘍である。
脱プリン脱ピリミジン部位エンドヌクレアーゼとは、DNA中の塩基であるプリンまたはピリミジンが脱落して生じた脱プリン・脱ピリミジン部位(APサイト)を認識し、そのリン酸ジエステル結合を切断する酵素の総称である。
脾臓がことは、免疫系や血液の濾過を担う脾臓という臓器に発生する悪性腫瘍の一つである。 脾臓にできる腫瘍には良性のものと悪性のものがあり、悪性腫瘍の中でも脾臓の組織から直接発生する原発性悪性腫瘍と、他の臓器にできたがんが転移して起こる転移性悪性腫瘍に大別される。 脾臓に発生する原発性悪性腫瘍は極めて稀…
腎盂がんとは、腎臓で作られた尿が集まる空間である腎盂の内側を覆う尿路上皮から発生する悪性腫瘍である。
あらかじめ末梢血幹細胞または骨髄を採取して凍結保存しておき、化学療法によって腫瘍細胞を死滅させた後に静脈から体内に戻して骨髄の造血を再構築する治療法。自家移植とも。
舌の前方(口を大きく開けたときに見える範囲)に生じるがん。多くは側面(側縁部)に生じる。口腔がんの約60%を占める。
舌下腺がんとは、口腔底の粘膜下にある唾液腺の一つである舌下腺に発生する悪性腫瘍(がん)の一種である。 唾液腺がん全体の中では非常にまれな疾患であり、頭頸部領域の悪性腫瘍の中でも発症頻度が低いことで知られている。
薬剤性神経障害とは、治療目的で投与された種々の薬剤の副作用や有害事象として、末梢神経系(末梢神経)または中枢神経系に構造的あるいは機能的な障害が生じる病態の総称である。
血小板製剤とは、血液中の血小板を濃縮して作製される輸血用血液製剤の1つであり、出血傾向のある患者や血小板減少症の治療および予防を目的として使用されるものである。
術前補助療法とは、悪性腫瘍に対する根治的手術を行う前に施行される薬物療法や放射線療法などの補助療法の総称である。
転移性とは、悪性腫瘍(がん)の細胞が原発巣から離れた他の組織や臓器に血行性、リンパ行性、あるいは播種によって移動し、そこで新たな増殖を営む状態、またはその性質を指す用語である。
転移性肺腫瘍とは、身体の他の原発巣に発生した悪性腫瘍(がん)が、血行性あるいはリンパ行性に肺へ転移して増殖した腫瘍の総称である。 呼吸器外科領域において頻度の高い疾患の一つであり、肺は全身の血流が集中する臓器構造上の特性から、転移を最も起こしやすい臓器の一つとして知られている。
造血幹細胞移植とは、白血病や悪性リンパ腫などの造血器腫瘍や、再生不良性貧血などの難治性疾患に対して行われる治療法である。 患者自身の造血幹細胞、またはドナーから提供された造血幹細胞を静脈内注射により移植し、患者の骨髄機能の再建を図る。
がん細胞が増殖し、臓器の外のリンパ節などに転移しはじめたがんの状態。
特定の生物種に対してのみ致命的な毒性を発揮する性質。
重複がんは、一つの臓器や異なる臓器に、組織学的に異なる悪性腫瘍がそれぞれ独立して発生する状態を指す。 転移性腫瘍、すなわち最初のがんが他の部位に広がったものは重複がんには含まれず、あくまでそれぞれが独立した原発巣であることが定義の要件となる。
集学的とは、特定の疾患や治療、あるいは複雑な臨床的課題に対して、単一の診療科や専門分野のみならず、複数の異なる専門分野の医療従事者が協力して診断、治療、ケアにあたる方針やアプローチを指す言葉である。
集学的治療とは、単一の診療科や治療法にとどまらず、外科療法、薬物療法、放射線療法などの複数の異なる治療法を、患者の病状や病期に応じて集学的に組み合わせ、専門医らが連携して行う治療戦略のことである。
悪性リンパ腫の分類のひとつ。以下の2つに分類される。
頬粘膜がんとは、口腔内の側面である頬粘膜に発生する悪性腫瘍であり、頭頸部がんの一種である。 口腔がん全体のなかでは比較的まれな発生頻度とされているが、局所的な浸潤や頸部リンパ節転移を起こしやすい特徴を持つ。
頭蓋内腫瘍とは、頭蓋骨の内部に発生する新生物(腫瘍)の総称であり、原発性脳腫瘍と転移性脳腫瘍に大別される。
頭頸とは、解剖学および臨床医学において頭部および頸部を合わせた領域を指す表現である。
赤血球、血小板、白血球の元となる造血幹細胞の異常によって起こる症候群。急性骨髄性白血病に移行する可能性の高く予後不良。不応性貧血とも。