化学療法
主にがんに対する薬物療法を指す。がん細胞の増殖を阻害する化合物の投与など。
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主にがんに対する薬物療法を指す。がん細胞の増殖を阻害する化合物の投与など。
がんに対する化学療法(抗がん剤)によって引き起こされる悪心と嘔吐。パロノセトロンやアプレピタントが治療に用いられる。
肝炎ウイルスのひとつ。遺伝子としてRNAとDNAを両方持つ特殊なウイルス。B型肝炎の原因となる。国内の急性肝炎の約30%、慢性肝炎や肝硬変の約15%がB型肝炎ウイルスの感染によるものとされる。
化学療法誘発性悪心・嘔吐を参照。
遺伝子を構成するDNAに生じる損傷。螺旋状の二本のDNAが同じ位置でどちらとも切断された状態となる。DNA二重鎖切断とも。
FOLFOX6とは、主に大腸がんなどの悪性腫瘍に対する化学療法として用いられる、複数の抗がん剤を組み合わせた多剤併用療法レジメンの一つである。
フォリン酸、フルオロウラシル、オキサリプラチンの3つの薬剤を使用したがんに対する化学療法。
HLHとは、正式名称をヘモファゴサイトティック・リンフヒスティオリシトシス(Hemophagocytic lymphohistiocytosis)といい、日本語では血球貪食症候群または血球貪食性リンパ組織球症と呼ばれる、過剰な免疫反応を特徴とする重篤な臨床症候群である。 本疾患は、体内の免疫システムが異常に活性化されることにより、組織…
ビンクリスチン、エトポシド、カルボプラチンの3つを用いた化学療法(抗がん剤点滴)。
幹細胞ががん化したもの。普通のがん細胞に比べて数は少なく増殖も緩やかであるが、抗がん剤や分子標的薬、放射線治療では死滅しないとされる。
小児固形がんによる死因の第一位とされるグリオーマ。
小児の腎臓に発生する最も代表的な悪性腫瘍。腎芽腫とも。
アミノペプチダーゼNに対する競合阻害剤。二型猫伝染性腹膜炎ウイルスに対して著しい増殖抑制効果を示す。
エサンブトールとは、結核の治療に用いられる合成抗菌薬であり、抗酸菌に対して静菌的に作用する化学療法薬の一種である。
セロトニン受容体(5-HT3受容体)に対する拮抗薬。化学療法誘発性悪心・嘔吐の予防に用いられる。商品名はゾフラン。
キナーゼ阻害薬とは、タンパク質キナーゼ(プロテインキナーゼ)の触媒活性を特異的に抑制し、細胞内のシグナル伝達経路を遮断する低分子化合物あるいは抗体医薬品などの総称である。国立がん研究センターがん情報サービスによると、がんの分子標的薬の多くはキナーゼ阻害薬であり、がん細胞の増殖や生存に関わる特定の分…
土壌や汚水等に存在する腐生真菌の属。子嚢菌門ミクロアスクス目ミクロアスクス科。
ストレプトマイセス・リンコルネンシスとは、放線菌の一種であり、抗生物質であるリンコマイシンを産生する微生物として知られているバクテリアである。
スパラフロキサシンとは、広範囲の細菌に対して抗菌作用を示すフルオロキノロン系(ニューキノロン系)の合成抗菌薬(抗菌薬)である。構造中にフッ素原子およびシクロプロピル基などを有し、従来のニューキノロン系抗菌薬と比較して、グラム陽性菌や非定型病原体を含む広範囲な細菌に対して強力な抗菌活性を発揮するという…
セレジストとは、ヒトインターフェロン・ベータ(IFN-$\beta$)製剤の一つであり、遺伝子組み換え技術によって製造される組換えタンパク質医薬品である。
デオキシシチジンのリン酸化を触媒するキナーゼ。
ノルウェー疥癬とは、疥癬虫であるヒゼンダニ(Sarcoptes scabiei) の寄生によって引き起こされる疥癬の極めて重症化した病型であり、別名で角化型疥癬とも呼ばれる。
遺伝子組換えのヒト顆粒球コロニー刺激因子。
フォローアップ検査とは、初回の検査や治療の後、経過観察や治療効果の判定、疾病の再発や副作用の早期発見を目的として継続的に行われる一連の医学的検査の総称である。
フッ化ピリミジンとは、ウラシルやシトシンなどのピリミジン塩基の水素原子をフッ素原子で置換した化学構造を持つ抗悪性腫瘍薬(抗がん剤)の総称であり、代謝拮抗薬として広く臨床応用されている。
フロロピリミジ系とは、ピリミジン環にフッ素原子が結合した構造を持つ抗悪性腫瘍薬(代謝拮抗薬)の総称であり、主として悪性腫瘍の化学療法に用いられる薬剤群である。
がんに対する化学療法による発熱性好中球減少症の発症を抑制するタンパク質。商品名はジーラスタ。
がんに対する化学療法用の尿酸分解酵素(尿酸オキシダーゼ)。化学療法に伴う高尿酸血症の治療薬。商品名はラスリテック。
ランゲルハンス細胞組織球症とは、ランゲルハンス細胞に類似した単核細胞が、皮膚、骨、肺、肝臓、脾臓、リンパ節などの様々な臓器や組織に増殖・浸潤する、原因不明の疾患である。 かつては病態に応じて組織球症X、エオシン性肉芽腫症、ハンド・シュラー・クリスチャン病、レター・シワ病などと個別の疾患名で呼ばれてい…
治癒切除不能な大腸がん(結腸がん、直腸がん)や化学療法後に増悪した消化管間質腫瘍、化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞がんなどに対する抗がん剤。商品名はスチバーガ。
乏突起膠腫とは、中枢神経系を構成する膠細胞の一つである乏突起膠細胞に類似した細胞から構成される脳腫瘍の一種であり、主に脳実質(大脳半球など)の白質に発生する神経上皮性腫瘍である。 世界保健機関(WHO)の中枢神経系腫瘍分類において膠腫(グリオーマ)の一つに分類されており、緩徐な経過をたどる低悪性度のタ…
乳房内の組織にできるがん。1999年以降の女性の部位別のがん罹患率は、乳がんが最も高い。特に40代に多い。統計的には12人に1人の割合。
低酸素応答配列とは、細胞が酸素濃度の低下(低酸素)に適応するために利用するDNA上の特異的な塩基配列のことである。
全身化学療法は、手術や放射線療法などの局所療法とは異なり、体幹や四肢などの局所だけでなく、遠隔転移を来している病巣に対しても同時にアプローチすることが可能であるという特徴を持つ。
全身性疾患とは、特定の臓器や組織にとどまらず、身体全体あるいは複数の器官系に影響を及ぼす疾患の総称である。
内科的治療とは、手術を用いる外科的治療に対し、薬物療法、食事療法、運動療法、放射線療法などの保存的治療を用いて疾患の治癒や症状の軽減、健康の回復を図る医療行為の総称である。
再未分化型急性骨髄芽球性白血病とは、骨髄系への分化傾向を示さない芽球が骨髄において主体を占める急性骨髄性白血病の病型の一つである。
再発とは、治療によって一度は消失したあるいは寛解した症状や疾病が、再び現れることをいう。
切除不能とは、悪性腫瘍(がん)などの病変に対して、外科手術による完全な摘出が技術的あるいは解剖学的に不可能であると判断される状態を指す。
前立腺癌とは、男性生殖器の一つである前立腺の組織から発生する悪性腫瘍(癌)であり、主に腺細胞から発生する腺癌が大部分を占める。国立がん研究センターによると、日本国内において前立腺癌の罹患数は増加傾向にあり、高齢の男性に多く見られる特徴がある。
卵巣結核とは、結核菌の感染によって卵巣に肉芽腫性炎症を引き起こす非常に稀な疾患である。
卵黄嚢腫瘍とは、胚細胞由来の悪性腫瘍の一つであり、胎児期の卵黄嚢への分化傾向を示す腫瘍である。 主に小児の精巣や、成人女性の卵巣などの生殖器に発生するほか、縦隔や仙尾部などの性腺外原発としても生じる稀な疾患である。
合成抗菌薬とは、微生物が産生する物質ではなく、化学的合成手法によって人工的に製造され、細菌の増殖を抑制あるいは死滅させる薬剤の総称である。
不適切な薬剤投与によって引き起こされるとされる。
子宮肉腫とは、子宮の筋肉層や結合組織などの間葉組織から発生する稀な悪性腫瘍である。 子宮体部に発生する悪性腫瘍のうち、多くを占める子宮体がん(子宮内膜癌)とは異なるタイプの腫瘍であり、子宮の筋肉や支持組織から発生する点に特徴がある。
子宮頸がんとは、子宮の頸部に発生する悪性腫瘍である。
寛解導入療法とは、白血病や悪性リンパ腫などの造血器腫瘍や、自己免疫疾患などの治療において、体内に残存する病気の細胞や活動性の炎症を強力な薬剤を用いて急速に減少させ、病気の症状が消失または測定限界以下となった状態である寛解を達成することを目的として最初に行われる治療法である。 造血器腫瘍の領域において…
小児悪性腫瘍とは、小児期に発生する悪性腫瘍(がん)の総称であり、成人に発症するがんとは異なる特徴を持っています。
微小転移とは、一般的に顕微鏡的レベルにとどまる、肉眼や通常の画像診断では検出できない転移巣のことである。
急性Bリンパ球白血病とは、骨髄系またはリンパ系の造血幹細胞が悪性腫瘍化し、異常なBリンパ芽球が骨髄や末梢血で急速に増殖する白血病の一種である。 造血器腫瘍の分類において急性リンパ性白血病の主要な病型の一つとして位置づけられており、小児から高齢者まで幅広い年齢層に発症するが、特に小児の白血病の中で最も頻…
急性赤白血病とは、骨髄における赤血球系の細胞と骨髄系の腫瘍細胞の双方が異常増殖する、まれな急性骨髄性白血病の病型である。
骨髄性白血病のひとつ。無制限に増殖するがん化した血球が、正常な赤血球や白血球、血小板の産生を抑制する。貧血、感染症、出血しやすくなるなどの症状が現れる。
非ホジキンリンパ腫の一種。ヒトT細胞白血病ウイルスⅠ型(HTLV-1)のT細胞への感染が原因となる白血病。成人T細胞リンパ腫や成人T細胞白血病とも呼ばれる。
卵巣に発生する良性腫瘍。稀に悪性腫瘍に転化する。
がんに対する化学療法として使用される医薬品。がん細胞のDNA複製や細胞分裂を抑制する。
持続投与とは、薬剤の血中濃度を一定に保つため、あるいは生体に対する急激な負担を避けるために、一定の時間をかけて継続的に薬剤を投与する医療上の方法である。
支持療法とは、がんなどの疾患自体やその治療に伴う身体的症状、精神的苦痛を和らげ、患者のQOL(生活の質)を維持・向上させることを目的に行われる医療行為の総称である。国立がん研究センターによると、支持療法はがん治療の初期段階から緩和ケアと並行して実施され、治療継続性を高める上でも極めて重要な役割を担うと…
明細胞がたことは、組織学的に細胞質が豊富でグリコーゲンの蓄積などにより光学顕微鏡下で細胞質が透明または明瞭な空胞状に見える特徴を持つ悪性腫瘍の総称である。 卵巣、子宮体部、腎臓などの臓器をはじめ、消化管や唾液腺など多様な部位に発生することが知られている。
未分化型急性骨髄芽球性白血病とは、骨髄系の細胞への分化傾向を示さない未分化な芽球が骨髄および末梢血で異常増殖する造血器腫瘍の一種である。
梨状陥凹がんとは、喉頭の脇に位置する下咽頭の梨状陥凹と呼ばれる解剖学的部位に発生する悪性腫瘍(がん)の一種である。 下咽頭がんの中で最も発生頻度が高いとされており、頭頸部領域の悪性腫瘍の中でも臨床的に重要な位置を占めている。