DNAマイクロアレイ法
DNAマイクロアレイ法とは、数千から数万種類のDNA断片を高密度に並べた基板を用いて、ゲノム上の遺伝子配列や遺伝子発現量を網羅的に解析するための分子生物学的手法である。
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DNAマイクロアレイ法とは、数千から数万種類のDNA断片を高密度に並べた基板を用いて、ゲノム上の遺伝子配列や遺伝子発現量を網羅的に解析するための分子生物学的手法である。
DNAはアデニンとチミン、グアニンとシトシンがそれぞれ相補的な塩基対を形成して二重らせん構造を構築しており、この塩基の配列情報自体が生体の設計図として機能している。
2本のRNA(あるRNAとそれに対するアンチセンスRNA)が結合したもの。二本鎖RNAとも。
肝炎ウイルスのひとつ。B型肝炎ウイルスが共存しなければ増殖できない。デルタ肝炎ウイルスとも。
翻訳開始因子。α、β、γの3つのサブユニットからなる三量体Gタンパク質。
eIF3(真核生物翻訳開始因子3)とは、真核生物におけるタンパク質の生合成(翻訳)の開始段階において中心的な役割を果たす、巨大かつ複雑な多タンパク質複合体である。
mRNAがスプライシングを受けた後にエクソンの繋ぎ目から20〜25塩基離れた位置に形成される複合体。エクソン接合部複合体とも。
Elk1とは、ETSドメイン家族に属する、転写因子の一種である。 MAPK/ERKシグナル伝達経路の下流に位置し、細胞の増殖や分化、生存などの細胞応答を制御する重要なタンパク質として機能している。
卵母細胞の第二分裂に必要なタンパク質。第一分裂終了時にTDRD3と結合して翻訳されなければならず、その翻訳タイミングが早くても遅くても正常な減数分裂が起こらないことが知られている。
敷石状に増殖する上皮細胞(epithelium)がその性質を失って、細胞間接着の弱い間葉細胞(mesenchyme)としての性質を新たに得る現象。炎症部分の創傷治癒やがんの転移に関わるとされる。上皮間葉転換とも。EMTとは逆の変化である、間葉細胞から上皮細胞への転換はMETと呼ばれる。
mRNAの翻訳の終了時に、そのmRNAを分解するタンパク質(翻訳終結因子)。
霊長類にのみ存在する、mRNAの発現が非常に低い遺伝子。レトロウイルスのエンベロープ由来。
肝炎ウイルスのひとつ。豚や猪、鹿の筋肉や内臓をに存在する。
翻訳におけるリボソーム同士の衝突を防ぐ因子。
以下の高いドメイン構造相同性を持つ3種類のタンパク質のファミリー。これらの頭文字から名付けられたグループ。
FOLFOX6とは、主に大腸がんなどの悪性腫瘍に対する化学療法として用いられる、複数の抗がん剤を組み合わせた多剤併用療法レジメンの一つである。
GCN2とは、アミノ酸欠乏などのストレスに応答して真核生物の翻訳制御や遺伝子発現を調節するセリン・トレオニンキナーゼの一種であるタンパク質キナーゼである。
GluK1とは、中枢神経系において興長性神経伝達を担うカイニン酸型グルタミン酸受容体を構成するサブユニットの一つである遺伝子およびそのタンパク質産物である。
GLUT6とは、主として脳や脾臓、白血球などの組織において細胞内小胞体膜に局在し、グルコースなどの単糖の膜輸送を担うSLC2Aファミリーに属する輸送体(トランスポーター)タンパク質である。
コロニー刺激因子のひとつ。顆粒球マクロファージコロニー刺激因子、顆粒球単球コロニー刺激因子とも。
Gシトシンとは、DNAおよびRNAを構成する主要な塩基の一つであるグアニンを指す略号、あるいは塩基対を形成する際のシトシンとの関連性や遺伝暗号における表記として用いられる概念である。 核酸化学において、Gはグアニン(Guanine)の頭文字として広く採用されている。
G型肝炎ウイルスとは、主に輸血や血液製剤を介して感染するフラビウイルス科に属するRNAウイルスである。 かつては非A非B型肝炎の原因ウイルスの一つとして研究されたが、その後の疫学的および臨床的研究により、単独では重篤な肝炎を引き起こさないことが判明している。
H2N2とは、A型インフルエンザウイルスのサブタイプの一つであり、赤血球凝集素(HA)が2型、ノイラミニダーゼ(NA)が2型であるウイルス株を指す。 A型インフルエンザウイルスは、表面抗原であるHAとNAの組み合わせによっていくつかのサブタイプに分類されており、H2N2はその一つとして位置づけられている。
H3K27me3とは、ヒストンH3の第27番目のリシン残基がトリメチル化されたものであり、一般に遺伝子発現の抑制(サイレンシング)と深く関わるエピジェネティクスの重要なマークである。
HCoV-HKU1とは、ヒトに感染を引き起こするコロナウイルスの一種であり、エンベロープを有するプラス鎖一本鎖RNAウイルスである。 ニダムウイルス目、コロナウイルス科、ベータコロナウイルス属に分類される病原体である。 本ウイルスは、2004年に香港において、肺炎を伴う呼吸器疾患を呈した患者の臨床検体から初めて分離…
HDAC阻害剤とは、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)の酵素活性を特異的に阻害する低分子化合物の総称である。
低酸素誘導因子のひとつであるHIF1のサブユニット。
低酸素誘導因子のひとつ。鉄の吸収に関わる転写因子。レグナーゼ1はPHD3のmRNAを分解することでHIF2αを安定化し、腸における鉄の吸収を促進する。
ヒト免疫不全ウイルスとも呼ばれる。AIDS(エイズ)を引き起こすレトロウイルス。
HIVの遺伝子学的分類のひとつ。日本を含めた世界で最も流行している型。
hnRNP(Heterogeneous nuclear ribonucleoprotein、不均一核リボ核蛋白質)とは、真核生物の細胞核内においてRNAポリメラーゼIIによって転写された直後の前駆体mRNA(pre-mRNA)と結合し、複合体を形成するタンパク質群の総称である。
その変異が遺伝性封入体ミオパチーや多系統タンパク質症の原因となる遺伝子。
WHOの国際がん研究機関。
疾病及び関連保健問題の国際統計分類。全世界で集計された死亡や疾病の情報の体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うために世界保健機関(WHO)が作成したもの。
ICNとは、世界中の看護師を代表する、1899年に設立された世界で最初かつ最大の国際的な専門職組織である国際看護師協会(International Council of Nurses)の略称である。
IEGsとは、日本語で初期応答遺伝子または即時型初期遺伝子と呼ばれ、タンパク質の生合成を阻害するタンパク質合成阻害剤の存在下であっても、細胞への刺激に応じて転写・発現が誘導される遺伝子群のことである。
IL-17ファミリーは、T細胞などの免疫細胞から産生されるシグナル伝達物質であり、これまでにIL-17AからIL-17Fまでの6種類のメンバーが同定されている。
長いncRNA。長鎖ノンコーディングRNA。細胞核内でクロマチン動態や転写のエピジェネティックな制御に関わる。
形質細胞様樹状細胞によるⅠ型インターフェロンの産生を誘導する転写因子。特にIFN-αの遺伝子発現を制御している。形質細胞様樹状細胞以外には、未刺激状態ではほとんど発現していない。IFN-αとIFN-βの両方の転写がIRF-7に依存的であることが示されている。
酵素などの生物学的活性尺度を表す国際単位。
糖尿病を悪化させるセレノプロテインPを減少させる働きを有するRNA。CCDC152とも。
Lタンパク質とは、主としてモノネガウイルス目などのRNAウイルスが持つ、RNA依存性RNAポリメラーゼとしての機能を有する巨大なウイルス由来の酵素(タンパク質)である。 モノネガウイルス目に属するウイルス(狂犬病ウイルス、エボラウイルス、麻疹ウイルス、インフルエンザウイルスなどの一部関連群を含む)において、L…
A型インフルエンザウイルスの表面に存在する、97アミノ酸残基から成る膜タンパク質。四量体となってプロトンチャネルを形成する。ウイルス外部のpHが6以下の酸性となることで、このプロトンチャネルが開いてウイルスの脱殻が生じ、ウイルスRNAが細胞内に放出される。
RING-CHファミリーの膜貫通型E3ユビキチンリガーゼ。
RIG-I様受容体のひとつ。麻疹ウイルスや脳心筋炎ウイルスなどに由来する比較的長い(dsRNA > 1kb)を認識する。
レット症候群の原因遺伝子として知られるタンパク質。
転写調節複合体の構成因子。様々な腫瘍性疾患の原因となることが予想されている。
MELK(Maternal embryonic leucine zipper kinase)とは、主として細胞分裂や細胞周期の調節に関与するセリン・トレオニンキナーゼの一種であり、哺乳類の胚発生や腫瘍の進展において重要な役割を果たしているタンパク質キナーゼである。 分子生物学の分野において、本酵素はキナーゼファミリーに属し、様々なリン酸化反応…
RNAメチル化修飾酵素のひとつ。
Rho GTPaseのひとつ。細胞周期の各期の進行に関わる機能を持つ。MgcRacGAPのノックアウトマウスは8細胞期胚以降に発生が進まず胚生致死となることから細胞分裂に必須であることが知られている。
T細胞のT細胞抗原受容体(TCR)は抗原を単独では認識できず、同時にMHCがあって初めて抗原も認識できるという性質。
miR-106bとは、ヒトなどのゲノムにコードされるマイクロRNA(miRNA)の一つであり、主に遺伝子発現の翻訳抑制やmRNAの分解を介した転写後調節に関与する非コードRNAである。 miR-106bは、イントロン領域に位置する宿主遺伝子であるMCM7(ミニクロソーム維持複合体7)とともに転写されることが多く、細胞周期の制御やDNA複…
強力な抗腫瘍効果をもつmiRNA。
通常のmRNAが2000〜3000個の塩基配列を持つのに対して、miRNAは18〜25個程度の塩基から構成される小さいncRNA(ノンコーディングRNA)。マイクロRNAとも。
高転移性のがん細胞が分泌するエクソソームに含まれるmiRNA。
細胞内で不要となったRNAを分解するRNAエキソソームの構成因子のうち、RNAに結合するタンパク質。
タンパク質の設計図となるRNA。細胞の中で遺伝子(DNA)からの転写によって作られる。メッセンジャーRNAや伝令RNAとも。
真核生物の前駆体mRNAが、RNAポリメラーゼⅡによる転写後に受ける転写後プロセシングのひとつ。タンパク質を正しく生成するための成熟mRNAの合成過程。
DNAから転写されたばかりでイントロンを含んでいる、未成熟なmRNA。hnRNAとも。
ミトコンドリアの中に存在するDNA。ミトコンドリアDNA。