桿菌
細長い棒状または円筒状の細菌。
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細長い棒状または円筒状の細菌。
AmpCとは、多くのグラム陰性菌の染色体上またはプラスミド上に存在するβラクタマーゼの一種であり、ペニシリン系やセファロスポリン系の抗菌薬を加水分解して不活化する酵素のことである。 βラクタマーゼ阻害薬であるクラブラン酸によって阻害されにくいという特徴を持ち、医療現場における薬剤耐性の問題において重要な耐…
CFP-10とは、主に結核菌(結核の原因菌であるMycobacterium tuberculosis)のゲノム上に存在する遺伝子から発現し、宿主の免疫応答において重要な役割を果たす10kDaの培養上清プロテイン(Culture Filtrate Protein 10)のことである。 このタンパク質はESAT-6とともに、結核の感染診断やワクチン開発の分野で極めて重要な…
健康被害が大きく院内感染の原因菌の大部分を占める以下の6種の病原菌。抗菌薬から逃れる(escape)という意味を含む。
アクチノバチルス属の細菌は、家畜や実験動物などの動物の粘膜、特に口腔内や上気道の常在菌叢を構成することが知られている。
アクチノバチルス属の細菌は、動物の口腔内や呼吸器系の常在菌として存在することが多く、特定の宿主に対して高い病原性を示す種が含まれている。
グラム陰性の桿菌の一属。11種のうち3種がヒトに病原性を示すとされる。インベイシンを産生する。マクロファージなどの細胞内に寄生する。
エルシニア・シュードチューバキュロウセスとは、腸内細菌科に属するグラム陰性の桿菌であり、人獣共通感染症の原因となる病原体である。自然界に広く分布しており、げっ歯類や野鳥などの野生動物のほか、家畜などの消化管内にも保菌されていることが知られている。
食中毒の原因となるグラム陰性桿菌の属名。国内ではカンピロバクターによる食中毒が最も多いとされる。
腸内に定着することでTh1細胞の過剰な増殖や活性化を引き起こす細菌の属。クローン病や潰瘍性大腸炎などの慢性炎症性腸疾患の発症に関わることが示唆されている。
真正細菌の属のひとつ。偏性嫌気性で芽胞を形成するグラム陽性の桿菌。
ヒトや動物の腸管および自然環境下に広く分布する通性嫌気性グラム陰性桿菌。エンテロバクター・サカザキとも。
Q熱の原因となる細菌。コクシエラ菌とも。
大腸菌や緑膿菌などのグラム陰性桿菌に起因する感染症に有効な環状ペプチド系抗生物質。
グラム陽性桿菌の属のひとつ。以下の種類はヒトに対する病原性を持つ。
コレラ毒素を産生し、コレラの原因となる細菌。ビブリオ属のグラム陰性桿菌。皮膜を持つ太い鞭毛を一本持ち、特徴的な運動を行う。ビブリオ・コレレとも。
ヒトに対する病原性を持つ細菌の属のひとつ。グラム陰性桿菌。これに属す細菌はサルモネラ菌と呼ばれる。
サルモネラ属の細菌の総称。腸管上皮細胞に感染して胃腸炎や食中毒を起こすグラム陰性桿菌。サルモネラ菌に分類される細菌は2000種類以上が確認されているが、食中毒の原因となる代表はサルモネラ・エンテリティディス。
運動性のないグラム陰性の芽胞を形成しない通性嫌気性の桿菌の属。ジュモモナスとも呼ばれる。
シトロバクター・フロインディーは、健康な人間の腸管や動物の消化管をはじめ、土壌、水、下水などの自然環境にも広く常在菌として存在している日和見感染症の原因菌の一つである。
ジフテリアの原因となる、コリネバクテリウム属のグラム陽性桿菌。コリネバクテリウム・ジフテリアとも。
セフェム系のひとつ。緑膿菌や幅広いグラム陰性桿菌に作用する。
常在菌のひとつ。便や口腔などから分離される。大腸菌や肺炎桿菌などに近い。通常は問題とはならないが、日和見感染を起こす。
グラム陰性の病原菌に対して強い生育阻害活性を示す有機化合物。大腸菌(エシェリヒア・コリ)や緑膿菌(シュードモナス・エルギノーサ)、肺炎桿菌(クレブシエラ・ニューモニエ)、アシネトバクター・バウマニなどに作用することが知られている。
真正細菌のグループのひとつ。バシラスとも。自然界に広く分布する好気性または通性嫌気性の芽胞形成するグラム陽性桿菌。
環境中に広く存在する、食中毒の原因となるグラム陽性の桿菌。バチルス属。セレウス菌とも。
乳酸菌のグループ(属)のひとつ。偏性嫌気性でヘテロ乳酸発酵を行う桿菌。
ビブリオ属のグラム陰性桿菌。腸炎ビブリオとも。
フソバクテリウム属に属する菌は、両端が尖った紡錘状の形態をとることが特徴的であり、ヒトや動物の口腔、消化管、女性の生殖器などの常在菌叢を構成する重要なメンバーとして知られている。
フランシセラ属グラム陰性好気性球桿菌。大きさは幅0.2μm、長さ0.2~0.7μm。自然環境下で最長数週間生存可能である。野兎病の原因細菌であり、野兎病菌とも。
細胞内寄生性を持つグラム陰性偏性好気性短小桿菌の属。ブルセラ症の原因となる人獣共通感染細菌
グラム陽性の桿菌。チーズのスターター菌として使用される。
ブレビバクテリウム・ビバリカテゥムとは、放線菌門に属する細菌の一種である。 本菌種は、ブレビバクテリウム属の模式種であるブレビバクテリウム・ラエトモサルムの異名(シノニム)として扱われることがある。 分類学的な研究において、DNA-DNAハイブリダイゼーションや16S rRNA遺伝子の塩基配列解析などを用いた系統解…
ブレビバクテリウム・リネンスとは、放線菌門ブレビバクテリウム科に属する好気性のグラム陽性桿菌である。本菌は自然界の土壌や皮膚常在菌として広く分布しているほか、ウォッシュタイプのチーズの熟成において極めて重要な役割を果たす細菌として知られている。
グラム陽性嫌気性桿菌の属。皮膚常在菌の一種。代表的なものはにきびの原因として知られるプロピオニバクテリウム・アクネス(アクネ菌)。
皮膚の常在菌のひとつ。プロピオニバクテリウム属の嫌気性グラム陽性菌。アクネ菌やアクネ桿菌、キューティバクテリウム・アクネスとも。
好気性グラム陰性桿菌の属。
細菌性髄膜炎や慢性閉塞性肺疾患の原因となるパスツレラ科ヘモフィルス属のグラム陰性桿菌。主にb型(Hib)が細菌性髄膜炎の原因となる。インフルエンザと言う名前であるが、インフルエンザウイルスとは別物。インフルエンザ菌とも。
ボイド赤痢菌とは、グラム陰性の通性嫌気性桿菌であり、腸内細菌科に属する赤痢菌属の1種である。
細菌の細胞膜を傷害する抗菌薬のひとつ。硫酸塩として使用される。
ポルフィロモナス属。口腔内の常在菌で、偏性嫌気性の桿菌の総称。
口腔に生息する細菌のひとつ。歯周病の原因となる歯周病菌でポルフィロモナス属(グラム陰性、偏性嫌気性の桿菌)。ジンジバリス菌とも。
マイコバクテリウム属のグラム陽性細菌。長さ1.5〜8μm、幅0.3〜0.5μmの桿菌。至適温度は27~30℃。ハンセン病の原因となる。らい菌とも。
活性中心に亜鉛を持つβ-ラクタマーゼ。ほぼ全てのβ-ラクタム系に耐性を示すため最も危険なβ-ラクタマーゼと考えられている。
乳酸菌のグループ(属)のひとつに属するグラム陽性桿菌の総称。ラクトバチルス菌と呼ばれる場合もある。
ラクトバチルス属の乳酸菌。腸管に生息する主要な乳酸桿菌のひとつ。
モノネガウイルス目で、砲弾型または桿菌型の一本鎖マイナス鎖RNAウイルス。長径が100〜430nm、直径が45~100nmとされる。
グラム陽性桿菌の属。リステリア症の原因となる。
真正細菌の属のひとつ。グラム陰性で通性嫌気性の桿菌。空気感染によってヒトの細胞内に寄生して肺炎(レジオネラ症)を引き起こす。
レジオネラ症を引き起こす好気性のグラム陰性桿菌。
糖類(特にオリゴ糖)を嫌気呼吸によって代謝してエネルギーを得て、乳酸を放出する細菌の総称。特定の細菌を指す名前ではない。乳酸菌の多くは通性嫌気性。
身体のある部位に常に存在する細菌。常在細菌。
志賀赤痢菌は腸内細菌科に属する細菌であり、ヒトおよび霊長類に対して病原性を示す病原体である。 感染経路は主として経口感染であり、患者の糞便などに汚染された水や食物を摂取することによって感染が成立する。 志賀赤痢菌による感染症は赤痢と呼ばれ、非常に少数の菌量(10から100個程度)であっても発症し得る高い感…
球菌に見える桿菌。インフルエンザ菌やフランシセラ・ツラレンシス(野兎病菌)など。
百日咳の原因となるグラム陰性桿菌。喉や鼻、気道からの分泌液を介して飛沫感染する。
土壌や動物の口腔などに生息する常在菌。偏性嫌気性でグラム陽性の桿菌(長さ2~4μm、幅0.3~0.5μm)。熱や乾燥、薬剤に強い芽胞の形態で世界中の土壌に広く分布する。正式名称はクロストリジウム・テタニ。
細菌の感染が原因となる肺炎。原因となる細菌には肺炎球菌(主にストレプトコッカス・ニューモニエ)、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ・カタラーリス、肺炎桿菌などがある。世界中で毎年100万人以上が死亡する。
長さ1〜5μm、幅0.3〜0.6μmの細長い棒状の菌(桿菌)。抗酸菌の一種。結核を引き起こす原因となる。
シュードモナス科シュードモナス属の偏性好気性でグラム陰性の桿菌。水まわりなど様々な自然環境に存在する。健常者には通常、病原性を示さないが、日和見感染や院内感染の原因となる。シュードモナス・エルギノーサとも。
ヒトの口腔や腸内に生息する常在菌。グラム陰性の桿菌。クレブシエラ・ニューモニエとも。