消化管
摂取した食品が消化・排泄されるまでに通る器官の総称。腸管とも呼ばれる。
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摂取した食品が消化・排泄されるまでに通る器官の総称。腸管とも呼ばれる。
消化管内部での出血。吐血や黒色便、血便が見られる。
消化管が摂取した食物を移動させるために行う運動。摂食後8〜10時間から観察される強収縮波群の空腹期収縮と、摂食後に収縮力は弱いながらも規則的に発生する律動的収縮波群の食後期収縮に分けられる。空腹期収縮はMMCが特徴。
消化管運動機能改善薬とは、低下した消化管の運動機能を亢進させ、内容物の通過を促進する薬剤の総称である。 機能性ディスペプシアや胃食道逆流症などの消化器疾患において、腹部膨満感や悪心、嘔吐などの症状を改善する目的にて広く用いられている。
消化管(主に胃や小腸)の壁を構成する筋肉の層にあるカハール介在細胞からできる肉腫。ジストとも呼ばれる。
消化管障害とは、口腔から肛門に至る一連の消化管において、構造的異常、機能的異常、炎症、腫瘍、血流障害など多彩な原因によって引き起こされる病態の総称である。
アセトアルデヒドを酢酸に代謝するデヒドロゲナーゼ。アルデヒドデヒドロゲナーゼのひとつ。
溶血性連鎖球菌(溶レン菌)の一種。化膿レンサ球菌とも。
血液検査の項目のひとつ。血液中の尿素窒素(血中尿素窒素)のこと。腎臓の健康状態の指標。基準値は大体 8~20mg/dL。
C10orf99遺伝子は、これまでのゲノム解析により第10番染色体長腕の特定領域に存在することが確認されており、分子生物学や遺伝学の分野において研究対象となっている。
上皮細胞において水と塩化物イオンの輸送を調節するイオンチャネル。
腸管上皮細胞上に存在し、消化管の鉄(Ⅲ)イオン(Fe3+)を鉄(Ⅱ)イオン(Fe2+)に還元する酵素。
鉄をはじめとする金属の二価の陽イオンを消化管の上皮細胞へ取り込むトランスポーター。鉄(Ⅲ)イオンなどの三価のイオンは透過させない。NRANP2とも呼ばれる。
ESDとは、内視鏡を用いた粘膜下層剥離術のことであり、早期がんなどの病変に対して高周波電気メスを用いて粘膜下層を剥離し、病変を一括切除する治療法である。
GIPは glucose-dependent insulinotropic polypeptide または gastric inhibitory polypeptide の頭文字を取った語。
食事の際に小腸下部の粘膜上皮のL細胞から分泌されるホルモン。延髄孤束核にも存在が確認されている。インクレチンのひとつ。グルカゴン様ペプチド-1とも。
白血球や消化管、脂肪組織に発現する、酢酸などの短鎖脂肪酸をリガンドとする受容体。遊離脂肪酸受容体2(FFAR2)とも。
H2受容体拮抗薬とは、ヒスタミンH2受容体を競合阻害することにより、胃酸の分泌を強力に抑制する医薬品の総称であり、消化性潰瘍や逆流性食道炎などの治療に用いられるH2ブロッカーとも呼ばれる薬剤である。
HGFAを阻害するタンパク質。以下の2種類が確認されており、これらは消化管潰瘍性病変の回復期において高発現することが知られている。
HNF1Bとは、主として肝臓や腎臓、膵臓などの器官発生および遺伝子発現の調節に重要な役割を果たす転写因子をコードする遺伝子である。
消化管をはじめとした粘膜面やその分泌液に含まれ、粘膜の防御に重要な免疫グロブリン。単量体、またはJ鎖に結合した二量体や三量体として存在する。
IL-17ファミリーは、T細胞などの免疫細胞から産生されるシグナル伝達物質であり、これまでにIL-17AからIL-17Fまでの6種類のメンバーが同定されている。
LPA5とは、リゾホスファチジン酸(LPA)をリガンドとするGタンパク質共役受容体の一つである。
ムスカリン受容体のひとつ。気管支や消化管、膀胱、直腸、子宮の平滑筋や外分泌腺(汗腺、胃酸分泌細胞)などの細胞に発現し、これらの収縮に関わる。
空腹期収縮に特徴的な消化管運動。約70〜80分の休止期を経て、約20分間持続するきわめて強い収縮力を持った収縮波群が胃、十二指腸から始まり小腸を肛門側へと伝播する。生理的には腸管内に溜まった食物や胃液、腸液を肛門側へと排出し、次の食事のための準備をする収縮と考えられている。IMMCとも。
NOD1(Nucleotide-binding oligomerization domain-containing protein 1)とは、主として自然免疫に関与する細胞質性のパターン認識受容体である。 宿主の細胞内に侵入した病原体由来の分子パターンを認識し、炎症反応や免疫応答を誘導する重要なタンパク質として機能する。
消化管からのコレステロール吸収に関わるトランスポーター。ヒトでは消化管に加えて肝細胞毛細胆管膜に発現している。α-トコフェロールやビタミンK1など脂溶性ビタミンの輸送にも関わり、その消化管吸収はエゼチミブによる阻害を受けることが報告されている。
P2Y4とは、細胞外のヌクレオチドに応答して活性化するGタンパク質共役受容体ファミリーに属する受容体の一つである。
PPARのひとつ。肝臓や心臓、消化管などに多く脂質代謝に密接に関わっている。RXRαと二量体を形成する。
REG3G(Regenerating islet-derived protein 3 gamma)とは、リガーゼ様作用や抗菌ペプチドとしての機能を持つC型レクチンファミリーに属するタンパク質の一種であり、主として膵臓や小腸などの消化器系組織において発現が認められる分泌タンパク質である。
胃や小腸および大腸の消化管上皮細胞のアピカル側の微絨毛に局在する受容体型チロシンホスファターゼ。
sPLA2-ⅡCとは、分泌型ホスホリパーゼA2(Secretory phospholipase A2: sPLA2)ファミリーに属する酵素の一つである。
SSTR3とは、ソマトスタチン受容体のサブタイプの一つであり、Gタンパク質共役受容体ファミリーに属する膜受容体である。 ヒトにおいてはSSTR3遺伝子によってコードされている。
Trypanosoma cruziとは、南アメリカから中アメリカにかけて風土病として存在する、人獣共通感染症のシャーガス病を引き起こす原虫の一種である。
UGT1A3とは、ヒトの肝臓や消化管などの組織に発現し、様々な内因性物質や薬物のグルクロン酸抱合を触媒するUDP-グルクロン酸転移酵素(UGT)ファミリーの主要なアイソザイムの一つである。 UGT1A3はUGT1A遺伝子クラスターに位置し、他のUGT1Aファミリーメンバーと同様にエクソンの共有と選択的スプライシングによって多様…
UGT1A8とは、ヒトのUGT1Aファミリーに属し、主として小腸などの消化管に発現して様々なグルクロン酸抱合反応を触媒するUDP-グルクロン酸転移酵素アイソフォームの一つである。
多糖類が持つグリコシド結合(α-1,4結合)を加水分解する反応を触媒する酵素の総称。デンプンやオリゴ糖の非還元末端からグルコースを1分子ずつを切り出す。
メモリーT細胞表面に発現するインテグリン。消化管粘膜の血管内皮細胞表面に発現するMAdCAM-1に接着することによって消化管粘膜および腸管関連リンパ組織へのリンパ球浸潤を媒介する。
β-1,4-グルカンとは、D-グルコースがβ-1,4グリコシド結合によって重合した直鎖状の多糖であり、代表的なものとしてセルロースが挙げられる。
慢性胃炎や胆道ジスキネジーに対する治療薬。消化管の運動を促進する。ナパジシル酸塩の商品名はアボビス。
アジンホスメチルとは、広範囲の害虫防除を目的として農業分野で広く使用されてきた有機リン系化合物の殺虫剤である。
水に溶けにくい白色で無臭の結晶。アセチルサリチル酸の商品名。サリチル酸から合成された。
インドメタシンの消化管への副作用を抑えた医薬品。生体内でインドメタシンに代謝されてから効力を発揮するプロドラッグ。商品名はランツジール。
アデノシン三リン酸(ATP)のナトリウム塩。商品名はトリノシン、アデホス(アデホスコーワ)。
コリン作動性神経のムスカリン受容体に対するアンタゴニスト。硫酸との塩(硫酸アトロピン)として使用される。ヒヨスチアミンのラセミ体であり、dl-ヒヨスチアミンとも。
アトロピン代用薬とは、アトロピンと同様に副交感神経のムスカリン受容体においてアセチルコリンと拮抗し、その作用を競合的に阻害することでコリン作動性の神経伝達を抑制する薬剤の総称である。 自律神経系のうち副交感神経の働きを遮断することから、一般に抗コリン薬あるいは副交感神経遮断薬とも呼ばれる。
線形動物に分類される寄生虫(蠕虫)。大きさ1〜3cm程度の糸状。アニサキス症の原因となる。
消化管などの管状組織の上皮細胞において、管の内側(空間)に面した細胞膜の表面のこと。頂側膜側や管腔側、アピカール側とも呼ばれる。
ピリン系の有機化合物。アミノフェナゾンとも。
アメリカトリパノソーマ病とは、原虫の一種であるクルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)の感染によって引き起こされる人獣共通感染症であり、別名シャーガス病とも呼ばれる寄生虫病である。 主として中南米の風土病であるが、近年では人口移動に伴い非流行国へも感染者が拡がっている疾患である。
胃炎や消化性潰瘍に対する治療薬。商品名はイサロン。
消化管からのカルシウムの吸収を増加させる有機化合物。商品名はカルフィーナ。
慢性胃炎における消化器症状(腹部膨満感、上腹部痛、食欲不振、胸焼け、悪心、嘔吐)の治療薬。商品名はガナトン。
インドメタシンのプロドラッグ。関節リウマチや変形性関節症、腰痛、肩関節周囲炎、頚肩腕症候群などに伴う炎症や痛みに対する治療薬。商品名はインフリー。
核酸(DNAまたはRNA)をタンパク質の殻で囲んだ物体。ウィルスとも表記される。
カンカンクジュヨウに含まれるフェニルエタノール配糖体。
エコーウイルス16型とは、ヒトを宿主とするエンテロウイルス属のピコルナウイルス科に分類されるウイルスの一種である。
エコーウイルス4型とは、ヒトの消化管を主な増殖場とするエンテロウイルス属に分類されるウイルスの一種であり、無菌性髄膜炎や発熱性疾患などの多彩な臨床症状を引き起こす病原体の一つである。
エコーウイルス9型とは、ヒトを宿主とするエンテロウイルス属のピコルナウイルス科に分類されるウイルスの一種であり、主として小児における無菌性髄膜炎や発疹を引き起こす病原体である。
体内(視床下部、脳下垂体前葉)で生合成されるエストロゲンのひとつ。テストステロンがアロマターゼに触媒されて生成される。更年期障害の症状や閉経後骨粗鬆症の治療薬となる。商品名はエストラーナ、ジュリナ、ディビゲル、ル・エストロジェル。