リン酸コデイン
呼吸器疾患における鎮咳や鎮静、下痢の改善を目的として利用される、コデインがリン酸化した有機化合物。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
呼吸器疾患における鎮咳や鎮静、下痢の改善を目的として利用される、コデインがリン酸化した有機化合物。
ルイ=バー症候群とは、進行性の運動失調、毛細血管拡張症、および免疫不全を三主徴とする常染色体劣性遺伝性の遺伝性疾患であり、毛細血管拡張性運動失調症とも呼ばれる難病である。
二本鎖RNAを持つマイコウイルス。エコーウイルスのひとつ(エコーウイルス10型)。
本剤は主にDNAジャラーゼおよびトポイソメラーゼIVという酵素の働きを阻害することにより、細菌のDNA合成を抑制し、細胞死を誘導する機序を持つ。
一本鎖マイナス鎖RNAとは、ゲノムとして一本鎖のマイナス鎖RNAを有するウイルス、あるいはその核酸分子そのものを指す言葉である。
上皮系とは、体の表面や内腔を覆う組織、および腺を構成する細胞の系統を指す総称である。生物の発生段階において外胚葉、中胚葉、内胚葉のいずれの胚葉からも分化する特徴を持つ。上皮系に属する細胞は、隣接する細胞同士が強固に結合し、基底膜と呼ばれる構造を介してその下の結合組織と接している。極性を持つことが大…
体表面(表皮、毛、爪)、管腔(消化管、呼吸器、泌尿器、生殖器など)、体腔(心膜腔、胸膜腔、腹膜腔)などの表面を覆う、1〜10数層の細胞の層でできた組織。これらは一生を通じて自己再生を続ける。
脳の呼吸中枢の機能異常によって起こる睡眠時無呼吸症候群。呼吸器の異常や気道の閉塞はないためいびきが起こらないのが特徴。頻度は稀。
亜リン酸とは、リンのオキソ酸の一つであり、化学式が $H_3PO_3$ で表される化合物である。 構造式としては $HP(=O)(OH)_2$ と表され、分子内に水素原子が直接リン原子に結合しているため、中心のリンの酸化数は+3価をとる。 通常の正リン酸(リン酸)が3つの水酸基を持つ三塩基酸であるのに対し、亜リン酸は2つの水酸基し…
自然な呼吸ができない場合に、人力または器具(人工呼吸器)によって人工的に呼吸を行わせること。
自発的な呼吸が困難な場合に装着され、呼吸を助ける装置。
人間とは、生物学的に霊長目(サル目)ヒト科のヒト属に分類される唯一現存する種である学名をホモ・サピエンス(Homo sapiens)という。 生物学的な特徴として、高度に発達した大脳をもち、それによる抽象思考、言語の使用、文化や社会の形成能力を備えている点が挙げられる。
体内の臓器を対象にする医療分野。手術よりも薬物療法が主であり、外科に対比される。
最も内側に存在する胚葉。消化器(肝臓・膵臓)や呼吸器、尿路(膀胱・尿道)は内胚葉に由来する。
内視鏡検査とは、細いファイバースコープや電子内視鏡を体内の消化管などの管腔器官や体腔に挿入し、直接粘膜などの内部を観察あるいは生検などの治療を行う検査手法である。
動脈血ガス分析とは、動脈血中の酸素分圧、二酸化炭素分圧、水素イオン濃度(pH)などを測定し、呼吸機能、酸塩基平衡、および代謝の状態を評価するための検査である。
魚の骨や噛んでできた傷から舌に細菌に感染し化膿した状態。初期症状は発赤や腫れ。
口腔を中心とした部位での即時型アレルギー。食物摂取後15分以内に口腔や口唇、咽喉頭の刺激感、痒み、腫脹、喉頭閉塞感などが出現し、時に蕁麻疹やアナフィラキシー、呼吸器および消化器の異常などを伴う。
口腔から発される不快臭。
右気管支とは、気管が左右に分岐したのち、右側へ向かう気管支の主幹部分である右主気管支を指す医学用語である。
呼吸器から吸い込むことで効果が現れる麻酔。
呼吸仕事量とは、肺を拡張および収縮させ、気道を通過する空気を動かすために呼吸筋が消費するエネルギー、あるいは物理的な仕事を指す。 呼吸に伴う物理的な仕事は、胸郭および肺の弾性係数に逆らって組織を押し広げるための弾性仕事と、気道抵抗や組織の粘性抵抗に逆らって空気を流すための非弾性仕事(抵抗仕事)とに大…
呼吸機能とは、生体が外界から酸素を取り込み、代謝によって生じた二酸化炭素を体外へ排出する一連のガス交換および換気にかかわる生理的機能全般のことをいう。 呼吸機能の主要な目的は、身体組織の代謝要求に応じた適切な酸素供給と酸塩基平衡の維持であり、その営みは肺をはじめとする呼吸器系の複雑な構造と協調的な運…
呼吸窮迫症状とは、肺のガス交換機能や呼吸器系の異常によって引き起こされる、著しい呼吸困難および努力呼吸の状態を指す医学的所見の総称である。
咳受容体は、咽頭、喉頭、気管、気管支などの呼吸器系粘膜の上皮内やその直下に高密度に分布しており、特に喉頭や気管分岐部においてその存在密度が高いことが知られている。
咽頭後壁とは、咽頭の最も後方に位置し、脊椎の前面に接する壁状の構造物である。 咽頭は鼻腔の奥から食道に至るまでの消化器および呼吸器の一部であり、その鼻咽頭、口咽頭、下咽頭のそれぞれの後方に咽頭後壁が存在する。
CFTRの遺伝子変異が原因となる常染色体劣性遺伝疾患。かつては膵嚢胞線維症と呼ばれた。欧米白人に比べてアジア人の発症率は低い。
圧力とは、単位面積あたりに垂直に加わる力の大きさのことである。
塩化物イオンチャネルとは、細胞膜に存在し、細胞の内外へ塩化物イオン($Cl^-$)を受動的に透過させる膜タンパク質の一種である。
多列線毛円柱上皮とは、すべての上皮細胞が基底膜に接しているものの、細胞の高さや核の位置が異なるため重層上皮のように見える単層上皮の一種であり、表面に線毛を有する上皮組織である。
フルオロキノロン系、カルバペネム系、アミノグリコシド系の三系統の抗菌薬を含めた複数の抗生物質に耐性を獲得した緑膿菌。有効な抗菌薬がほとんど無く難治。加湿器やネブライザー、内視鏡、人工呼吸器などを介した院内感染が報告されている。
妊娠期とは、受精卵が子宮内膜に着床してから分娩に至るまでの期間であり、母体の体内において胎児が発育・成熟する一連の生理的な過程を指す。
左下葉とは、人間の左肺を解剖学的に上下の2つの肺葉に分けたうちの下側にある葉のことである。
左気管支とは、気管が左右に分岐した後に左肺へと向かう、気管支の左側部分である。 胸部内において、気管は第5胸椎の高さ(胸骨角の高さ)で左右の主気管支へと分岐する。 分岐した気管支のうち、右側の主気管支(右気管支)と比較して、左気管支は細く、かつ長距離を走行するという特徴がある。 また、右気管支が気管の…
平衡とは、可逆的な化学反応において正反応の速度と逆反応の速度が等しくなり、見かけ上反応物がこれ以上増加も減少もしない状態で化学平衡の状態にあることをいう。
血流の異常による障害。呼吸器の異常や血管の閉塞などが原因となる。
敗血症や肺炎、誤嚥、有毒物質の吸入、溺水、薬剤性、多発外傷などが原因となる急性の呼吸困難。成人呼吸促迫症候群とも呼ばれた。急性呼吸促迫症候群とも。
心筋梗塞などが原因となり、突然発症する心不全。不整脈や急性心筋梗塞などの疾患を含む。
小児に多い細気管支炎。その50%以上がRSVによる感染が原因とされる。
感作性とは、生体が特定の抗原や化学物質などのアレルゲンに繰り返し曝露されることで、その物質に対する免疫応答が過敏に形成される性質のことである。
感染経路別予防策とは、標準予防策(スタンダード・プリコーション)に加えて、特定の感染症の患者を対象として、その病原体の伝播経路を断つために講じられる追加的な感染制御策である。 医療機関内における院内感染を防止し、患者や医療従事者、面会者を感染症から守るための極めて重要な医療安全上の戦略として位置づけ…
慢性GVHD(移植片対宿主病)とは、造血幹細胞移植後(特に同種移植後)に長期間にわたって持続または遅発性に出現する多系統の免疫学的疾患であり、ドナー由来のT細胞がレシピエント(患者)の組織を自己の組織と誤認して攻撃することによって引き起こされる合併症である。
慢性好酸球性白血病とは、造血幹細胞のクローン性増殖により、骨髄中および末梢血中で好酸球が持続的に増加し、組織や臓器の障害を引き起こす骨髄増殖性腫瘍の一種である。 世界保健機関(WHO)の分類においては、好酸球増多症およびPDGFRA、PDGFRB、FGFR1といった特定の遺伝子異常を伴う myeloid and lymphoid neoplasms…
世界の死因の第3位を占める重要な呼吸器疾患。呼息に障害が起こる以下の疾患の総称。40歳以上の約8%に潜在的患者が存在するとされる。
旧世界アレナウイルスとは、主としてアフリカ大陸、ヨーロッパ、アジアなどの旧世界に生息するげっ歯類を自然宿主とし、アレナウイルス科に分類されるウイルスのグループである。
以下に該当する感染症の総称。
死亡とは、生物学的には生命活動の不可逆的な停止を意味する。医学的および法的な定義において、死亡は生体全体の統合的な機能、特に脳、呼吸器系、循環器系の機能が永久に停止した状態として捉えられる。現代の医学においては、個体の生存を維持するために不可欠な主要臓器の不可逆的な機能喪失を確認することによって死…
残気量とは、最大に呼気した(息を吐き出した)後にも肺内に残存する気量のことである。 呼吸器系の生理学および医学において、肺気量分画の一つとして定義されている。
気道上皮とは、鼻腔から終末気管支あるいは肺胞に至るまでの気道の内腔を覆う上皮組織であり、外環境と直接接触しながら生体防御の最前線として機能する単層または多列の細胞層である。
清肺湯とは、中国の医学書である『万病回春』に収載されている漢方薬の一つであり、主に呼吸器症状の改善を目的として用いられる方剤である。
中国東部(山東省琅琊区)でヒトへの感染が確認されたウイルス。2018年から35人の感染者が確認されている。琅琊(Langya)がその名の由来となっている。
理学療法士とは、身体障害のある者に対して、主としてその基本動作の回復を図るため、理学療法を行うことを業とする国家資格を有する医療従事者である。
生理的変化とは、生体が内環境の恒常性(ホメオスタシス)を維持するため、または外部環境からの刺激やストレスに適応するために起こる、生体内の機能的あるいは構造的な可逆的変化のことである。
生理的機能とは、生体を構成する細胞、組織、器官、および器官系が、生命を維持するために営む固有の働きや作用のことである。
生理的特性とは、生体、器官、組織、あるいは細胞が生命活動を維持するために有している機能的な性質や代謝上の特徴を指す総合的な用語である。
発声時とは、ヒトを含む発声器官を持つ動物において、呼気を利用して声帯を振動させ、音声の原音を生成している瞬間あるいはその状態を指す医学的・生理学的用語である。
発生期とは、受精から胎児期に至るまでの個体発生における初期の期間を指し、一般的に受精卵が卵割を経て胚となり、主要な器官原基が形成されるまでの過程を含んでいる。 生物学および医学の分野において、この時期は細胞分裂、細胞分化、形態形成が極めてダイナミックに進行する重要なターニングポイントとして位置づけら…
発生過程とは、一つの受精卵が細胞分裂を繰り返して多細胞生物へと形作られていく一連の生物学的プロセスを指す。 この過程には、細胞の増殖だけでなく、細胞分化、形態形成、細胞死などの複雑な事象が秩序立って組み込まれている。
チンピ(陳皮)、ソヨウ(蘇葉)、サイコ(柴胡)、マオウ(麻黄)、カンゾウ(甘草)、コウボク(厚朴)、キョウニン(杏仁)からなる漢方(麻黄剤)。気管支炎や喘息など呼吸器疾患に対する治療薬。
国の指定難病のひとつ。多くは60歳以降に発症し、男性にやや多い。5~10%が家族性の常染色体優性遺伝疾患。