冠動脈
心臓の筋肉(心筋)に血液を送る動脈。冠状動脈とも呼ばれる。心臓の表面を冠のように取り囲んでいるため名付けられた。
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心臓の筋肉(心筋)に血液を送る動脈。冠状動脈とも呼ばれる。心臓の表面を冠のように取り囲んでいるため名付けられた。
冠動脈石灰化とは、心臓の血管である冠動脈の壁にカルシウムが沈着する病態であり、動脈硬化の進行を示す重要な指標の一つである。
異常が起きた細胞を低温で壊死させることによって取り除く治療法。冷却にはドライアイスや液体窒素が用いられる。
出血毒とは、生物の毒液や毒素のうち、血管内皮を破壊して出血を引き起こしたり、血液凝固系に異常をきたしたりするタンパク質やペプチドなどの成分の総称である。
前頭前動脈とは、大脳の前頭葉外側面および内側面の前頭前野へ血液を供給する動脈の枝の一つである。 一般に、前頭前動脈は内頸動脈系から終脳へと至る主要な血管である中大脳動脈の上枝、あるいは前大脳動脈などの脳底動脈系やウィリス動脈輪から分枝する前頭葉領域の栄養血管として位置づけられている。
溶血性レンサ球菌が血液へ侵入することによって引き起こされる重篤な疾患。いわゆる人食いバクテリアの正式名称。主にA群が原因となるが、B群、C群、G群による発症も報告されている。進行が早く、発病後数十時間以内にショック状態から死に至ることもある。
急激に肝臓組織の広範囲で壊死が起こり、その機能が失われる重症肝炎。ウイルスや薬剤が原因となる。
陰茎に流入する血液の増加と同時に陰茎からの血液の流出が制限されることで陰茎が硬化する現象。
器質的疾患とは、身体を構成する器官や組織、細胞などの構造的・形態学的な異常(病変)が直接の原因となって起こる疾患の総称である。
圧迫とは、物体や生体の組織に対して外側から持続的に力を加え、その容積を縮小させたり、血流や神経の伝導を妨げたりする物理的な作用およびその状態を指す。
基底核梗塞とは、大脳半球の深部に位置する基底核領域において、脳血管の閉塞や狭窄に伴い血流が途絶え、脳組織が壊死に陥る虚血性脳卒中の一病型である。
壊死の一種。組織が腐敗し黒く変色した状態。
局所浸潤麻酔とは、手術や処置を行う部位の皮下組織や粘膜などの組織内に局所麻酔薬を直接注射し、その部位の末梢神経終末を遮断することで鎮痛を得る局所麻酔法の一種である。
ヘルニアで脱出した内蔵が、脱出部分に嵌まり込んで戻らなくなった状態。
かつては院内感染が主であったMRSA (病院型MRSA)とは別種の、広く感染する強い毒性のあるMRSA。CA-MRSAとも表記される。
循環腫瘍DNAとは、腫瘍からアポトーシスや壊死などの機序によって血液中へ遊離したDNA断片のことである。
心臓の構造や機能の異常(心筋細胞の壊死など)により、体の組織が必要とする血液を心臓が送り出せなくなった状態のこと。
心保護作用とは、心筋組織に対して虚血や再灌流、あるいは各種の薬剤や炎症などによる細胞傷害を軽減・回避し、心機能を維持または改善する生化学的および生理学的な作用の総称である。
心臓周辺の冠動脈が完全に詰まり、血流が途絶える致命的な疾患。急性の場合は緊急なカテーテル治療が必要。
肝炎ウイルスに対する免疫反応や薬剤、アルコールなどによって急激な肝細胞の壊死を来す肝炎。
排膿とは、体腔や組織の内部に貯留した膿を体外へ排除する医療処置または自然に排出される現象のことである。
感染症や悪性腫瘍によって併発する、血液凝固の異常。
ペスト菌が血流によって全身に広がった場合に起こるペスト。出血、組織の壊死(黒色に変化する)およびショックが起こる。
一定の周期(月経周期)で女性に起こる、子宮の内側の子宮内膜が受精卵を守るために血液を含んで厚くなる妊娠の準備と、受精が成立しなかった場合に子宮内膜が剥がれ落ちて血液とともに排出される現象のこと。生理とも呼ばれる。
血流の悪化・遮断によって酸欠に陥った組織におこる局所性壊死。
横紋筋(骨格筋)の細胞の融解や壊死が起こり、ミオグロビンなどが血液中へ大量に流出することで急性腎不全を起こす症状。
炎症性腸疾患関連関節炎とは、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患に合併して生じる関節炎の総称であり、脊椎関節炎という疾患群に分類される慢性的な炎症性疾患である。 炎症性腸疾患患者のうち約20から30パーセントに関節の症状が合併するとされており、消化器症状だけでなく運動器の障害を引き起こす代表的な…
無菌性骨炎とは、細菌などの微生物の感染を伴わないにもかかわらず、骨組織に炎症や壊死、線維化、骨硬化などを生じる一連の疾患群の総称である。
物理的圧迫とは、生体の組織や臓器、血管、神経などの構造物に対して、外部または内部から物理的な力や圧力が持続的あるいは一時的に加わる現象を指す。
疾患病態とは、生体が疾病に罹患した際に見られる病気の原因、発症機序、および身体に生じる構造的・機能的変化の総体を指す医学・生物学上の概念である。 医学および生物学の領域において、疾患病態の解明は臨床医学の基礎をなす極めて重要な研究分野であり、病理学や病態生理学といった学問体系によって体系的に解析され…
瘢痕ヘルニアとは、過去に受けた手術の切開創(瘢痕部)の筋膜などの腹壁の層が完全に癒合せず、そこから腹腔内の臓器や組織が皮下に脱出する疾患である。
瘻孔とは、体表から体内の臓器へ、あるいは管腔臓器や血管の相互間に病的なあるいは人工的な通路として形成される異常な管状の構造のことである。 組織の壊死、感染、炎症、悪性腫瘍、あるいは外科手術の合併症などによって生じることが多い。
直接鼠径ヘルニアとは、腹壁の筋層の脆弱性を原因として、腹膜がHesselbach三角と呼ばれる解剖学的な領域から直接体表側へと突出する病態である。 鼠径ヘルニアは脱腸とも俗称され、鼠径部に生じるヘルニアの代表的な病型の一つであり、間接鼠径ヘルニアとともに主要な分類を構成している。
神経筋疾患とは、末梢神経、神経筋接合部、および骨格筋のいずれかの構造や機能に異常が生じることで、筋力低下や筋肉の萎縮などを引き起こす一連の疾患の総称である。
筋損傷とは、物理的、化学的、あるいは虚血などの要因によって骨格筋組織が構造的または機能的な障害を受ける状態の総称である。
精巣が陰嚢内で回転することで血管が捻れて血流が止まる状態。思春期に多い。
網囊孔ヘルニアとは、小網の裏側にある網嚢と大腹腔をつなぐ自然孔である網嚢孔(Winslow孔)をヘルニア門として、小腸などの腹腔内臓器が網嚢内へ嵌頓する非常に稀な内ヘルニアの一種である。
病原体に感染した細胞を囲い込み、それが必要とする栄養や酸素を遮断するために形成する組織。
肝障害とは、様々な原因によって肝臓の細胞や組織に炎症や壊死などの障害が生じ、肝機能が低下した状態の総称である。 肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、代謝、解毒、胆汁の生成など生体維持に不可欠な多様な機能を担っているが、障害を受けても初期には自覚症状が現れにくい特徴を持つ。
脈絡叢癌とは、脳室内に存在する脈絡叢の上衣細胞から発生する、稀かつ悪性の脳腫瘍である。 世界保健機関(WHO)の中枢神経系腫瘍分類において、悪性度を示すグレード3に位置づけられる悪性腫瘍である。
脳へ血液を送る血管(動脈)が詰まり、その先の脳細胞へ血液が流れなくなる事で脳細胞が壊死する疾患。脳血栓症とも。
腫瘍壊死因子 TNFを参照。
腫瘍壊死因子-α TNF-αのこと。
腫瘍壊死因子受容体とは、腫瘍壊死因子(TNF)ファミリーのリガンドと結合し、細胞のアポトーシス誘導、生存、分化、あるいは炎症応答などの多様なシグナル伝達を仲介する細胞膜受容体の総称である。
細菌感染などにより臓器の組織の一部が壊死し、膿がたまった状態。急性炎症の末期で起こる。
薬物アレルギーとは、医薬品の投与に対して免疫系が過剰に反応し、発疹、じんましん、発熱などの臨床症状を引き起こす有害事象の一つである。
虫歯菌が作る酸によってエナメル質に穴が開き、象牙質や歯髄が侵食された歯のこと。う蝕やカリエスとも呼ばれる。
蛍光眼底造影検査とは、フルオレセインやインドシアニングリーンなどの蛍光色素を静脈内に注射し、特殊な眼底カメラを用いて網膜および脈絡膜の血管構造や血流動態を撮影・観察する画像診断検査である。
ウイルスの活性化によって重症化した薬疹。
重篤な皮膚障害とは、医薬品や化学物質の投与、あるいは感染症などを契機として発症し、生命を脅かす可能性のある、あるいは永続的な後遺症を残すほどの激しい皮膚および粘膜の炎症性病変の総称である。
動脈硬化が原因で血管が狭くなったり詰まったりする、代表的な末梢動脈疾患。主に下半身の太い動脈(脹脛や太腿など)で起こる。
開放創とは、皮膚や粘膜などの外表が損傷し、内部の組織や器官が外界に直接露出している創傷の状態を指す。
非神経型ゴーシェ病とは、常染色体劣性遺伝形式をとる遺伝性疾患であり、ライソゾーム病の一つに分類されるゴーシェ病の病型のうち、原則として中枢神経系の原発性症状を伴わないものを指す。
腎臓、末梢神経、皮膚、肺などに起こる、小さな血管における壊死性の血管炎。
骨の血流が途絶することによって骨が壊死する病態。
骨軟骨とは、関節を構成する硬骨と、その表面を覆う関節軟骨、およびそれらの境界領域を一体として指す用語である。
魚病とは、魚類などの水生動物が示す様々な疾病およびその病態全般を指す学術的・実用的な用語である。{\\n}
麦に寄生する麦角菌が産生するアルカロイドの総称。エルゴリン骨格を有する。毒性を持つが、一部の麦角アルカロイドやその誘導体は医薬品として用いられるものがある。
黄色ブドウ球菌α毒素とは、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus) が産生する主要な病原性因子の一つであり、強力な細胞溶解作用を示す外毒素(ポアフォーミング毒素)である。
中毒性表皮壊死融解症