共通樹状細胞前駆細胞
共通樹状細胞前駆細胞とは、造血幹細胞から分化し、樹状細胞のみを生み出す能力を持つ前駆細胞のことである。
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共通樹状細胞前駆細胞とは、造血幹細胞から分化し、樹状細胞のみを生み出す能力を持つ前駆細胞のことである。
再未分化型急性骨髄芽球性白血病とは、骨髄系への分化傾向を示さない芽球が骨髄において主体を占める急性骨髄性白血病の病型の一つである。
造血幹細胞に異常が生じることで、赤血球のみならず、白血球や血小板にも分化の障害により、全ての血球数の減少(汎血球減少)が起こる貧血。貧血の中で最も重症とされる。
分化抗原とは、主に細胞の表面に存在し、造血幹細胞から各種の血液細胞への分化や成熟の段階、あるいは細胞の活性化状態に応じて発現が変動する分子(主として糖蛋白や蛋白質)の総称である。
破骨細胞の前駆体。造血幹細胞から前破骨細胞への分化にS1P受容体(S1P1、S1P3)が関与することが報告されている。
骨髄で造血幹細胞から分化する、まだ抗原刺激を受けていないB細胞。B細胞の前駆体となる。ナイーブB細胞とも。
造血幹細胞の遺伝子異常によって発症する骨髄線維症。骨髄の広範な線維化と骨硬化、髄外造血を特徴とする慢性骨髄増殖性疾患。JAK2の遺伝子変異が多く見られる。
同種とは、同一の種に属する異なる個体間における関係性を示す生物学および医学用語である。 主として移植医療の分野において、患者自身以外の他人から組織や細胞、臓器の提供を受ける移植である同種移植を指す文脈で頻繁に用いられる。
HLAが一致する他人(ドナー)の造血幹細胞を用いる移植。一卵性双生児(同系移植)以外のドナーから移植を行う場合にはGVH病への対策が必要。
多形核細胞とは、細胞質内の顆粒の存在と核の形態的な特徴から顆粒球とも呼ばれる、白血球の一種である免疫細胞の総称である。
B細胞の最終分化段階である形質細胞の悪性腫瘍。全身の骨を侵食する。40歳以後(特に60~70歳)に多く発症するとされる。
多能性前駆細胞とは、限られた系統の細胞へ分化する能力を持つ前駆細胞の一種であり、複数の異なる細胞質や組織の系統へ分化する能力を備えた細胞のことである。 発生学および幹細胞生物学の分野において、受精卵のようなあらゆる組織へ分化できる全能性や、体内のほぼ全ての細胞種に分化できる多能性(pluripotency)を厳…
造血幹細胞のような自己複製能は持たないが多分化能を持つ血液細胞の前駆細胞。
白血球(顆粒球)のひとつ。通常は白血球の0.5〜7%程度を占める。好中球よりも大きい。骨髄の造血幹細胞からGM-CSF、IL-3、IL-5の刺激によって分化する。
寛解導入療法とは、白血病や悪性リンパ腫などの造血器腫瘍や、自己免疫疾患などの治療において、体内に残存する病気の細胞や活動性の炎症を強力な薬剤を用いて急速に減少させ、病気の症状が消失または測定限界以下となった状態である寛解を達成することを目的として最初に行われる治療法である。 造血器腫瘍の領域において…
骨髄の造血幹細胞から分化してできる、血小板の前駆体となる巨核球の前駆体。
巨細胞ウイルスとは、ヘルペスウイルス科に属するDNAウイルスの一種であり、感染した宿主の細胞が異常に肥大化するという形態的特徴を持つ病原体である。
幹細胞の細胞数や増殖、分化など制御する微小環境の総称。単にニッチとも呼ばれる。
幹細胞治療とは、自己複製能と多様な細胞への分化能を持つ幹細胞を利用して、損傷した組織や臓器の機能を再生・修復する医療技術のことである。
急性Bリンパ球白血病とは、骨髄系またはリンパ系の造血幹細胞が悪性腫瘍化し、異常なBリンパ芽球が骨髄や末梢血で急速に増殖する白血病の一種である。 造血器腫瘍の分類において急性リンパ性白血病の主要な病型の一つとして位置づけられており、小児から高齢者まで幅広い年齢層に発症するが、特に小児の白血病の中で最も頻…
急性赤白血病とは、骨髄における赤血球系の細胞と骨髄系の腫瘍細胞の双方が異常増殖する、まれな急性骨髄性白血病の病型である。
慢性GVHD(移植片対宿主病)とは、造血幹細胞移植後(特に同種移植後)に長期間にわたって持続または遅発性に出現する多系統の免疫学的疾患であり、ドナー由来のT細胞がレシピエント(患者)の組織を自己の組織と誤認して攻撃することによって引き起こされる合併症である。
慢性好酸球性白血病とは、造血幹細胞のクローン性増殖により、骨髄中および末梢血中で好酸球が持続的に増加し、組織や臓器の障害を引き起こす骨髄増殖性腫瘍の一種である。 世界保健機関(WHO)の分類においては、好酸球増多症およびPDGFRA、PDGFRB、FGFR1といった特定の遺伝子異常を伴う myeloid and lymphoid neoplasms…
慢性白血病のひとつ。代表的な骨髄増殖性腫瘍。
樹状細胞の一種。リンパ節傍皮質に存在する。特徴的な細管小胞性複合構造体を発現する。
放射線障害とは、生体が過剰な放射線に被曝することによって引き起こされる組織や器官の障害およびそれに伴う臨床症状の総称である。
未分化型急性骨髄芽球性白血病とは、骨髄系の細胞への分化傾向を示さない未分化な芽球が骨髄および末梢血で異常増殖する造血器腫瘍の一種である。
抗原提示細胞のひとつ。単球から分化してできる白血球で、T細胞の分化や活性化・不活性化の制御などを行う。大きさは20〜50μmと大型。欠点は数が少なく寿命が短い(数日)こと。
血液の血球(赤血球、白血球、血小板)が全て減少する現象。造血幹細胞の異常によって起こり、再生不良性貧血などで見られる。
造血幹細胞のPIG-Aの変異によってGPIアンカー型タンパク質が正常に生成されなくなることによって、赤血球の補体制御因子(DAFやCD59)が欠損して溶血が起こる疾患。ヘモグロビンを含んで黒褐色となった尿が出る。発作性夜間ヘモグロビン尿症とも。
血球のグループのひとつ。造血幹細胞から分化する食細胞の一種。
造血幹細胞に異常が起こる造血器悪性腫瘍(血液がん)のひとつ。白血球の成熟過程に異常が生じ、芽球のみが残り成熟した白血球が作られなくなる。
白血病細胞が本来健康ならばリンパ球になる細胞だった場合はリンパ性白血病、それ以外の細胞(白血球、赤血球、血小板)だった場合を骨髄性白血病として区別する。
造血幹細胞から分化して細胞が融合した多核細胞。
移行期の芽球増加を伴う不応性貧血(にこうきのげきゅうぞうかをともなうふおうせいひんけつ、Refractory Anemia with Excess of Blasts in Transformation: RAEB-t)とは、造血幹細胞の異常によって起こる骨髄異形成症候群(MDS)の病型の一つである。
骨髄の造血幹細胞や肝臓の肝幹細胞など、体内に存在する幹細胞。体性幹細胞とも呼ばれる。
赤芽球が赤血球(網赤血球)に分化する際に、細胞核を放出して失うこと。放出された細胞核は、ホスファチジルセリンを表面に露出させ、それを認識したマクロファージによって貪食される。そのDNAはDNaseⅡによって分解される。
脳白質脳症とは、中枢神経系の髄鞘(ミエリン)やグリア細胞に障害が生じ、脳白質に異常をきたす疾患群の総称である。
胎児と胎盤をつなぎ、母体と必要な物質の交換するための管状の組織。俗に「臍の緒」と呼ばれる
臍帯内の血管に存在する血液。造血幹細胞を多く含む上、拒絶反応が起こりにくいため、白血病などの治療(移植)に利用される。
あらかじめ末梢血幹細胞または骨髄を採取して凍結保存しておき、化学療法によって腫瘍細胞を死滅させた後に静脈から体内に戻して骨髄の造血を再構築する治療法。自家移植とも。
血小板製剤とは、血液中の血小板を濃縮して作製される輸血用血液製剤の1つであり、出血傾向のある患者や血小板減少症の治療および予防を目的として使用されるものである。
全身の細胞に栄養分や酸素を運び、二酸化炭素や老廃物(尿素、尿酸、クレアチニン、アンモニアなど)を運び出すために全身を巡る体液。
骨髄の造血幹細胞から作られる血液中で形を持つ成分。血液細胞や血球系細胞とも呼ばれる。
骨髄やリンパ節など網内系における、組織球やマクロファージによる血球の貪食を特徴とする疾患。血球貪食性リンパ組織球症とも。
血液に含まれる血球のひとつ。大きさは直径7〜10μm、厚さ2〜4μm。細胞核を持たない。
造血幹細胞からの血液(血球)の産生。
数種類の血液細胞(白血球や赤血球、血小板など)に分化する可能性を持つ、造血幹細胞の分化によって生み出される細胞。骨髄に存在する。
血液中に含まれる、造血幹細胞から分化した細胞の総称。
T細胞数の減少と免疫グロブリン産生不全を特徴とする先天性免疫不全症。生後から様々な感染症が起こり、致死的なものも含まれる。
造血幹細胞を好中球に分化させる働きを持つサイトカイン。体内では病原体に感染した際に種々の細胞から産生される。
顆粒球系前駆細胞とは、造血幹細胞から分化し、最終的に好中球、好酸球、好塩基球といった顆粒球へと成熟する途中の段階にある細胞のことである。
長骨における骨幹と骨端の間。骨幹端と骨端の間には成長板がある。
骨芽細胞の最終分化段階の細胞。骨を構成する細胞の約90%を占める。
骨の中心部の髄腔に存在するゼリー状の組織。内部に動脈と静脈が通る。
骨髄増多症とは、骨髄において血球の成分を産生する造血幹細胞がクローン性の増殖を起こし、末梢血中の血球(赤血球、白血球、血小板など)のいずれかあるいは複数が持続的に増加する一連の疾患群を指す言葉である。
骨髄の働きが異常に活発化し、赤血球、白血球、血小板などが過剰増加する疾患の総称。
骨髄幹細胞 造血幹細胞を参照。
造血幹細胞を含む骨髄の液。自家造血幹細胞移植に用いるものは腸骨から採取する。
赤血球、血小板、白血球の元となる造血幹細胞の異常によって起こる症候群。急性骨髄性白血病に移行する可能性の高く予後不良。不応性貧血とも。