皮膚
体の表面を覆い、外界に直接触れる器官。体重の約16%を占める。
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体の表面を覆い、外界に直接触れる器官。体重の約16%を占める。
皮膚に生じる悪性リンパ腫。T細胞が腫瘍の由来となる。国内では皮膚に生じる悪性リンパ腫の約90%を占めるとされる。
初期症状は、皮膚に盛り上がったできものや湿疹や水虫に似たものが発生する。
皮膚に生じるエリテマトーデス。
白癬に次いで見られる皮膚への真菌による感染症。カンジダ菌(90%がカンジダ・アルビカンス)が原因となる。免疫が低下している状態となることでデクチン1が欠損するため起こりやすくなる。
皮膚刺激性とは、化学物質などの外来異物が皮膚に接触した際に、免疫を介さない非免疫学的な機序によって引き起こされる、可逆的な炎症反応のことを指す。
ヒトにおける皮膚呼吸は、皮膚表面の細胞に酸素を供給する呼吸。取り入れる酸素の量は肺で行う通常の呼吸に比べて0.6%とわずか。
真皮に限局する平滑筋肉腫。
皮膚に存在する組織幹細胞。
皮膚感覚(cutaneous sensation) 表在感覚を参照。
皮膚に痒みがあるが、その痒みの原因となる明らかな発疹が見られないもの。
真皮を皮下深部の構造物(骨膜など)に結び付けるために、脂肪組織を貫いて伸びる線維。
皮膚に炎症が起こり、赤みや腫れ、かゆみなどの症状が現れること。
神経、グリア細胞、平滑筋細胞、脂肪細胞などに分化する神経堤由来の幹細胞。毛包のニッチの維持に重要とされる。
皮膚知覚とは、皮膚に存在する各種の受容器が、物理的あるいは化学的な刺激を受容することによって生じる感覚の総称である。 皮膚知覚は、生体を外環境の危険から守り、外界の状況を把握するための極めて重要な感覚器系の一部をなしている。 体性感覚の主要な構成要素であり、一般的には触覚、温覚、冷覚、痛覚の4つの基本…
多発性筋炎の症状に加え、以下のような特徴的な皮疹が現れる自己免疫疾患。多発性筋炎と同一の疾患である。
皮膚粘膜リンパ節症候群
皮膚粘膜眼症候群
ケラチンを栄養源とする真菌の一群。皮膚糸状菌症(白癬、黄癬、渦状癬)の原因となる。
皮膚糸状菌の感染症。白癬など。
皮膚紋理とは、ヒトを含む霊長類などの皮膚表面、特に手掌や足底、指先などにみられる乳頭突起の配列によって形成される皮膚の幾何学模様およびその総称である。
皮膚細胞とは、人体最大の臓器である皮膚を構成する多様な細胞の総称であり、外界からの物理的・化学的刺激に対する防御や生体防御、体温調節などの生体維持において極めて重要な役割を果たす組織である。 皮膚は主に、外側から表皮、真皮、皮下組織の3層構造に大別され、それぞれの層に特化した細胞が存在している。
皮膚に存在している常在菌群。
皮膚線維芽細胞とは、皮膚の真皮層に最も多く存在する間葉系細胞であり、細胞外基質を産生・維持することによって皮膚の構造的な恒常性を維持する主要な細胞である。
二価のアルコール(ジオール)。化粧品の保湿剤や外用薬の溶解剤として使用される。1,3-ブタンジオールとも。
プロスタグランジンから生合成される不飽和脂肪酸。
12-O-テトラデカノイルホルボール-13-アセテート(TPA、またはホルボール-12-ミリスチン酸-13-アセテート、PMAとも呼ばれる)とは、植物由来の強力な腫瘍促進物質であり、生化学および細胞生物学の研究において汎用されるホルボールエステルの一種である。
セラミドの生合成に関わるレダクターゼ。3-ケトジヒドロスフィンゴシンをジヒドロスフィンゴシンに還元する。
アンドロゲン(テストステロン)をジヒドロテストステロンへ変換する反応を触媒するレダクターゼ。5α-レダクターゼとも。
がんの診断から5年後に生存している患者の割合のこと。がん以外による死亡を除くため、実際には5年相対生存率の数値が使われる。
感覚の伝達や運動に関わる有髄線維。以下の種類に分類される。
扁桃炎や咽頭炎などの上気道や皮膚からの感染を介して急性糸球体腎炎の原因となる溶血性レンサ球菌。
A群溶血性レンサ球菌とは、グラム陽性の球菌であり、レンサ球菌属に分類される細菌の一種である。 ヒトの咽頭や皮膚などに感染し、多様な疾患を引き起こす病原体として知られている。
BNC2とは、ヒトを含む脊椎動物においてBNC2遺伝子(Basonuclin 2 gene)によってコードされている亜鉛フィンガータンパク質の一種であるバソヌクリン2を指す場合がある分子生物学用語、あるいは遺伝子名である。
ケモカインのひとつ。TARCとも。
CD151とは、細胞表面に発現するテトラスパニンファミリーに属する糖タンパク質であり、インテグリンなどの膜受容体と複合体を形成して細胞接着、細胞運動、シグナル伝達などの多様な生物学的プロセスの制御に関与する分子である。
Toll様受容体の一種。ほぼ全てのB細胞に発現する分子。RP105とも。
B細胞の表面に発現するタンパク質。一部の急性リンパ性白血病では陽性となり、これを対象としたキメラ抗原受容体T細胞が治療に用いられる。
コリントランスポーターのひとつ。高親和性コリントランスポーターとも。580個のアミノ酸で構成され、13回膜貫通ドメインを持つ。
水分を吸収して膨潤し、ゲル状になるカルメロースナトリウムとワセリンを一定の比率で混合し、ワセリンの皮膚への粘着性を高めた軟膏。
コリントランスポーター様タンパク質のひとつ。輸送形態はプロトンとのシンポート。
CYP1とは、主として生体異物や内因性物質の代謝に関与するシトクロムP450(CYP)ファミリーの一つである酵素群、およびそれをコードする遺伝子ファミリーのことである。
Dartos筋膜とは、陰嚢の皮膚のすぐ深層に存在する平滑筋線維を含む薄い筋膜(皮下組織)であり、肉様膜とも称される構造である。
DEPとは、フタル酸エステルの一種であるジエチルルフタレートの略称であり、主にプラスチックの可塑剤や香料の保香剤として使用される化学物質である。
DNA修復とは、生体の細胞が持つ遺伝情報の本体であるDNAの塩基配列に生じた損傷や変異を認識し、これを元の正常な状態に復元する一連の分子機構の総称である。
IL-31の産生を抑制する物質。DOCK8が欠損すると、IL-31の産生が亢進し、重度のアトピー性皮膚炎を発症する。
主に皮膚に存在するデスモグレイン。
皮膚の表皮細胞間の接着に関わるデスモグレイン。主に口腔や食道などの粘膜、皮膚などに存在する。
DSPとはデスモプラキン(Desmoplakin)をコードする遺伝子であり、ヒトでは染色体6p24.3に位置している。
E-FABPとは、日本語で表皮型脂肪酸結合蛋白と呼ばれる分子量約15kDaのタンパク質であり、脂肪酸などの疎水性リガンドと可逆的に結合して細胞内輸送や代謝制御に関与するFABPファミリーの一員である。
セレクチンのひとつ。炎症時など活性化した血管内皮細胞に発現し、P-セレクチンと同様に白血球の表面に存在するリガンド分子との結合を介して炎症・出血部位への活性化T細胞や白血球の浸潤・集積に重要。
Foxn1とは、フォークヘッドボックス(Forkhead box)ファミリーに属する転写因子であり、胸腺の上皮細胞の分化や毛包の形成において中心的な役割を果たすタンパク質およびそれをコードする遺伝子である。
FOXP3とは、制御性T細胞(Treg)の分化および機能においてマスター遺伝子として機能する転写因子である。 免疫系の過剰な反応を抑え、自己免疫疾患を防ぐ上で中心的な役割を担っている。
HAS3とは、ヒアルロン酸を細胞外へ生合成する主要な酵素であるヒアルロン酸合成酵素ファミリーのアイソフォームの一つである。 ヒトを含む哺乳類において同定されている3種類のヒアルロン酸合成酵素(HAS1、HAS2、HAS3)のうちの一つであり、膜貫通型タンパク質として細胞質側からUDP-グルクロン酸とUDP-N-acetylglucosami…
HLA-Cw6とは、ヒトの主要組織適合遺伝子複合体(MHC)クラスI分子をコードするHLA遺伝子の対立遺伝子の一つであるHLA-Cの型(アレル)であり、特に尋常性乾癬などの自己免疫疾患や皮膚科学的疾患との強い関連性が知られている遺伝子マーカーである。
HPV10とは、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の遺伝子型の一つであり、主に皮膚の良性病変である尋常性疣贅(いわゆるイボ)などの皮膚疾患から検出されるウイルスである。ヒト乳頭腫ウイルスはパポバウイルス科に属する二本鎖DNAウイルスであり、粘膜や皮膚の上皮細胞に感染する特徴を持っている。
HPV6とは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の型の一つであり、主として良性の尖圭コンジローマなどの性感染症や咽頭乳頭腫を引き起こすウイルスである。
免疫グロブリンのクラスのひとつ。進化的に最も後にできた抗体で、哺乳類のみが持つ。通常、健康な人の血液中には微量しか存在しない。
IL-1F10とは、インターロイキン-1(IL-1)ファミリーに属するサイトカインの一つであり、別名としてIL-38とも称されるタンパク質である。ヒトにおいてはIL1F10遺伝子によってコードされており、主に扁桃腺や皮膚などの組織や、さまざまな免疫細胞において発現している。
インターロイキンのひとつ。主にヘルパーT細胞(Th2細胞)から産生され、痒疹やアトピー性皮膚炎における痒みの原因となる。DOCK8によってその産生が抑制される。