チロシン
アミノ酸のひとつ。Tyrとも表記される。
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アミノ酸のひとつ。Tyrとも表記される。
チロシン-3-モノオキシゲナーゼ(tyrosine-3-monooxygenase)
チロシンをリン酸化する反応を触媒する酵素。
JAKファミリーに属する非受容体型チロシンキナーゼ。サイトカイン(IL-12、IL-23、IFN-αなど)の受容体に会合し、それらの受容体下流の細胞内シグナル伝達活性化を仲介し、T細胞やNK細胞の働きに関与する。
チロシンキナーゼ型受容体とは、細胞膜を貫通する構造を持ち、リガンドの結合によって細胞内ドメインのチロシンキナーゼ活性が誘導される受容体の一種である。
L-チロシンにヒドロキシ基を付加してL-ドーパ(ドーパミンなどの前駆体)を生合成する反応を触媒する酵素。チロシン水酸化酵素やチロシン-3-モノオキシゲナーゼとも呼ばれる。
チロシン残基の脱リン酸化(チロシンリン酸化の解除)を触媒するホスファターゼ。プロテインチロシンホスファターゼとも。
タンパク質のチロシン残基に起こるリン酸化。チロシンキナーゼによって触媒され、チロシンホスファターゼによって脱リン酸化される。
チロシンヒドロキシラーゼを参照。
MPTPが主に脳内のグリア細胞のミトコンドリア外膜に存在するMAO-Bによって酸化されて生じる有機化合物。神経毒性を有し、パーキンソン病を引き起こす。MPP+とも。
アミノグリコシド系が共通して持つ環状構造。ブチロシンやネオマイシン、カナマイシン、ゲンタマイシンなどが有する。
4-ヒドロキシフェニルピルビン酸とは、生体内におけるアミノ酸であるチロシンの代謝中間体であり、芳香族アミノ酸の分解経路において重要な役割を果たす有機化合物である。
チロシン代謝における中間代謝産物。前駆体は4-マレイルアセト酢酸。
チロシンの中間代謝産物。前駆体はホモゲンチジン酸。
AP-2とは、真核細胞における細胞内小胞輸送、特にクラスリン被覆小胞の形成に関与する主要なタンパク質複合体であるアダプタータンパク質複合体の一種である。
造血細胞や色素細胞、生殖細胞などの前駆細胞に発現し、これらの分化や増殖に関与するチロシンキナーゼ。
正常なsrc。c-srcは細胞の増殖や分化、生存といった根源的機能に関与する非受容体型チロシンキナーゼである。
cAMPがプロテインキナーゼA(PKA)活性化するシグナル伝達経路。
B細胞の表面に発現するタンパク質。一部の急性リンパ性白血病では陽性となり、これを対象としたキメラ抗原受容体T細胞が治療に用いられる。
細胞外領域にフィブロネクチン様ドメインと糖鎖に富む領域を持つ受容体型チロシンホスファターゼ。リンパ球の表面に存在する分子で、抗原受容体を介するシグナル伝達において重要。
B細胞や樹状細胞、血小板に発現するタンパク質。CD22同様にB細胞の活性化を負に制御する。
Dab1とは、リー・ショルツ病(滑脳症)の原因遺伝子であるReelinシグナル伝達経路において中心的な役割を果たすアダプタータンパク質をコードする遺伝子、およびそのタンパク質の名称である。
DAP12とは、免疫系や神経系の細胞表面に発現し、シグナル伝達を担う重要な膜タンパク質である。 造血細胞をはじめとする多様な細胞において、受容体と複合体を形成して活性化シグナルを細胞内へと伝達する機能を持つ。
線条体に選択的に発現するタンパク質。PKAにより34番目のチロシン残基がリン酸化されるとプロテインホスファターゼ1(PP1)の活性を抑制する。
上皮成長因子(EGF)の受容体。上皮成長因子受容体や上皮増殖因子受容体、HER1とも。
EGFRvIII(上皮成長因子受容体変異型III)とは、上皮成長因子受容体(EGFR)の遺伝子にエクソン2から7までの欠失が生じることで形成される、腫瘍特異的な変異型受容体である。
EML4-ALKとは、 echinoderm microtubule-associated protein-like 4 (EML4) 遺伝子と anaplastic lymphoma kinase (ALK) 遺伝子の染色体異常|染色体逆位や転座によって形成される融合遺伝子、およびそれがコードする融合タンパク質のことである。
リゾホスファチジルコリンやグリセロホスホコリンを分解してホスホコリンを産生し、脳や肝臓、腎臓にコリンを供給する。
EPHA1とは、受容体型チロシンキナーゼのエフィリン受容体ファミリーに属するタンパク質であり、ヒトではEPHA1遺伝子によってコードされている受容体である。
EPHA2とは、受容体型チロシンキナーゼのエフリン受容体ファミリーに属するタンパク質であり、ヒトではEPHA2遺伝子にコードされている分子である。
FGFR-2とは、線維芽細胞増殖因子(FGF)が結合する受容体チロシンキナーゼファミリーの一種であり、細胞の増殖、分化、遊走、アポトーシスなどの多様な細胞応答を制御する膜貫通型タンパク質である。 FGFR-2は遺伝子によってコードされており、ヒトのゲノム上では10番染色体の長腕(10q26)に位置している。
FGFR-3は、細胞外のリガンドである線維芽細胞増殖因子(FGF)と結合することにより活性化され、細胞内のシグナル伝達経路を介して細胞の増殖、分化、アポトーシス、および骨形成などの多様な生物学的プロセスを制御する重要な役割を担っている。
VEGFの受容体のひとつ。チロシンキナーゼ型。VEGFR1とも。
造血幹細胞の細胞膜上に発現し、その増殖に関与する受容体型チロシンキナーゼ。急性骨髄性白血病の約3割の患者で変異(ITD変異や点変異)が確認されている。
GRB2とは、細胞膜上の受容体チロシンキナーゼや関連するタンパク質に結合し、細胞増殖やシグナル伝達の経路を仲介する重要なアダプタータンパク質である。
GRB2遺伝子とは、細胞増殖やシグナル伝達に関与するアダプタータンパク質をコードするヒトの遺伝子である。
EGFRの遺伝子と類似の構造を有するがん遺伝子から発現するタンパク質。ヒト上皮増殖因子受容体関連2。neuやc-erbB-2とも。
hPTR4とは、ヒトにおけるチロシンプロテインホスファターゼファミリーに属する遺伝子、あるいはそのタンパク質産物を指す名称であり、一般的にはPTPRJ遺伝子(Protein Tyrosine Phosphatase Receptor Type J)の別名や関連する分子として扱われることがある受容体型プロテインチロシンホスファターゼの一種である。
Ⅰ型インターフェロン受容体のサブユニット。チロシンキナーゼ2と結合する。
インスリン様成長因子のひとつ。ソマトメジンCとも。
IRS6とは、インスリン受容体基質(Insulin receptor substrate)ファミリーに属するタンパク質の一つであるIRS6遺伝子によってコードされる分子である。 インスリンおよびインスリン様成長因子のシグナル伝達経路において重要な役割を果たしていると考えられている。
T細胞抗原受容体などの免疫細胞の抗原認識受容体の一部を構成するモチーフ。細胞内に活性化シグナルを伝達するモチーフ。ペア型受容体の一部を構成する。免疫受容体チロシン活性化モチーフ。
PECAM-1の細胞内ドメインにある2ヶ所のチロシン残基(Y663、Y686)を含むモチーフ。免疫受容体チロシン抑制性モチーフとも。BTAMとも。
サイトカインの細胞内シグナル伝達に関わるチロシンキナーゼのファミリー。ヤヌスキナーゼとも。
慢性骨髄増殖性腫瘍の原因遺伝子となる非受容体型チロシンキナーゼ。その点突然変異(V617F変異)は血球の無秩序な異常増殖を引き起こすことが報告されている。
L-チロシン(L-tyrosine) チロシンのL体。
ドーパミンなどのモノアミンの前駆体。アミノ酸のチロシンから生成される。レボドパやL-ドパとも呼ばれる。
T細胞の活性化に必須であるチロシンキナーゼ。CD8によって活性化される。
MEK2とは、マイトジェン活性化プロテインキナーゼキナーゼ2(Mitogen-activated protein kinase kinase 2)の略称であり、細胞内のシグナル伝達経路であるMAPK/ERK経路において中心的な役割を果たすタンパク質キナーゼ(不活性化酵素の一種)である。 ヒトにおいてはMAP2K2遺伝子によってコードされている。
MEN2とは、多発性内分泌腫瘍症2型(Multiple Endocrine Neoplasia type 2)の略称であり、複数の内分泌器官に腫瘍が発生する遺伝性の疾患である。
肝細胞増殖因子をリガンドとする受容体型チロシンキナーゼ。c-Metとも。
代謝型グルタミン酸受容体(mGluR)のひとつ。線条体においてはMAPキナーゼ(ERK)依存性にアデノシンA2A受容体作用を増強し、DARPP-32の34番目のチロシン残基のリン酸化を促進する。
ウイルスの非構造タンパク質のひとつ。
NTRK1とは、神経成長因子(NGF)の高親和性受容体であるTRKAをコードする遺伝子であり、ヒトの第1染色体の長腕(1q21-q22)に位置している。
O-結合型グリコシル化とは、タンパク質のアミノ酸残基であるセリンあるいはスレオニンの水酸基(ヒドロキシ基)の酸素原子に対して、糖鎖が共有結合的に付加される翻訳後修飾の一種である。
パラ位にヒドロキシ基とメチル基が存在するクレゾール。
p120カテニンとは、カテニンファミリーに属するタンパク質の一つであり、細胞間接着装置であるアドヘレンスジャンクション(密着結合)の形成と維持において中心的な役割を果たす分子である。
増殖因子のひとつ。血小板由来成長因子や血小板由来増殖因子とも呼ばれる。
血管内皮細胞や血小板に高発現する細胞接着分子。白血球にも発現する。免疫グロブリンスーパーファミリーに属する。血小板内皮細胞接着分子-1やCD31とも。
PI3K-AKT経路とは、細胞の生存、増殖、代謝、運動能などの多様な細胞応答を制御する極めて重要なシグナル伝達経路である。