高分子
単量体(モノマー)の共有結合によって形成された巨大な分子。ポリマーとも呼ばれる。
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単量体(モノマー)の共有結合によって形成された巨大な分子。ポリマーとも呼ばれる。
HMWとは、日本語で高分子量(高分子量体)を意味し、分子の質量が大きい状態や、そのような分子群を指す医学および生化学用語である。
MRJP2とは、ミツバチ(Apis mellifera)の王乳(ローヤルゼリー)に特異的かつ豊富に含まれる主要タンパク質ファミリー(Major Royal Jelly Protein)を構成する分子の一つである。
キチンやヒアルロン酸を構成する糖類。グルコサミンの2位のアミノ基がアセチル化された構造を持つ。細胞と細胞外を繋ぐ働きを持ち、様々なタンパク質の糖修飾に関わる。GlcNAcと表記される。
O-メチルグルクロン酸とは、グルクロン酸の水酸基がメチル基でエーテル化された糖質の一種であるウロン酸の誘導体である。
PDZ1とは、様々なタンパク質のアミノ酸配列中に見出され、他のタンパク質との相互作用を仲介する保存されたドメイン構造であるPDZドメインのうち、一つのポリペプチド鎖内に複数存在する同ドメインのN末端側に位置する第1番目のドメインを指す用語である。
β-グリコシダーゼとは、O-グリコシル化合物におけるO-グリコシド結合の加水分解を触媒する酵素の一種であり、国際生化学・分子生物学連合の酵素番号(EC番号)としてEC 3.2.1.21に分類される加水分解酵素である。 本酵素は、主に配糖体やオリゴ糖の非還元末端にあるβ-D-グリコシル残基の切断に関与し、対応する糖とアグリ…
λ-カラギーナンとは、紅藻類(海藻)の細胞壁の多糖類から抽出される、硫酸基を多く含むゲル化剤および増粘安定剤としての性質を持つ高分子化合物である。
アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜とは、アクリロニトリルとメタリルスルホン酸ナトリウムの共重合体を素材として作製される高分子膜の一種であり、主として血液浄化療法における血漿交換用の分離膜などとして利用される医療機器の構成部材である。
アゾ化合物とは、構造中にアゾ基(-N=N-)を有する有機化合物の総称であり、一般式としてR-N=N-R'(RおよびR'はアリール基などの有機基)で表される化学物質である。 アゾ化合物は、その多くが鮮やかな色調を示すため、染料や顔料といった着色料として工業的に広く利用されてきた歴史を持つ。
アラビノグルクロノキシランとは、植物の細胞壁を構成するヘミセルロースの一種であり、主鎖にキシロースが結合したキシラン構造を持ち、それにアラビノースやグルクロン酸などの糖が側鎖として結合した複合的な多糖類である。 植物の組織内において、セルロースミクロフィブリルの間隙を埋める形で存在し、リグニンなどと…
アルマジロリピートとは、約42個のアミノ酸残基からなるタンパク質のモチーフであり、通常は複数のリピートが直列に連続して超二次構造を形成する配列単位である。
ルイス=ランダル(Lewis and Randall)によって1921年に導入された概念であり、溶液中におけるイオンの濃度とその価数の2乗を掛け合わせた値の総和の半分として定義される。
イソプロペニル基とは、化学構造式が $\text{CH}_3\text{C}(=\text{CH}_2)-$ で表される、プロペニル基の異性体であるアルケニル基の一種である。 この官能基は、主鎖から分岐した構造を持ち、不飽和結合である二重結合を末端に含んでいる点が特徴である。 有機化学および生化学の分野において、イソプロペニル基は様々な…
細胞外高分子物質を参照。
グラム陰性菌の細胞壁外膜を構成する成分であり、細胞外には分泌されない毒素。リポ多糖(リポポリサッカライド、LPS)や内毒素とも呼ばれる。
高分子のうち、重合度(モノマーの数)が10以下のもの。
中国原産のバラ科ボケ属の落葉小高木。
医薬品や化粧品の添加物(増粘剤)として使用される高分子。カルボキシビニルポリマーとも。
キナーゼ受容体とは、細胞膜を貫通して存在し、リガンドの結合に伴ってキナーゼ活性を示し、自らや標的となるタンパク質をリン酸化する受容体の総称である。
グリコーゲン代謝とは、生体内におけるグリコーゲンの合成(グリコゲン合成)および分解(グリコーゲン分解)の総称であり、動物や真菌においてエネルギー源であるグルコースの恒常性を維持するために極めて重要な生体内反応の代謝経路である。
グルクロノキシランとは、主に植物の細胞壁のヘミセルロース画分に存在する複雑な多糖類であり、キシランの主鎖にグルクロン酸やその4-O-メチル誘導体、およびアラビノースなどの糖が側鎖として結合した高分子化合物である。
小麦粉に含まれる、弾力性を持つタンパク質。グルテンの構成要素のひとつ。
コンホメーション変化とは、共有結合を切断することなく、単結合のまわりの回転などによって生じる分子の三次元構造(立体構造)の動的な変化を指す。 生物学および生化学の分野においては、主としてタンパク質や核酸などの生体高分子が、その機能を発揮する過程や制御される過程において示す構造変化を意味する。
虫歯菌のひとつであるレンサ球菌。
シス,シス-ムコン酸とは、ベンゼンなどの芳香族炭化水素が生体内や環境中で代謝される過程で生成されるジカルボン酸の一種である。
フタロシアニンのケイ素との錯体。高分子化することができる。
ケイ素を含む有機化合物の総称。シリコンはケイ素そのものを指す。
水生植物の表面から分離されたスフィンゴモナス・エロデアから産出される高分子多糖類。食品添加物(ゲル化剤)として用いられる。
ジェルトンとは、主にキョウチクトウ科の植物から得られる天然ゴム様の乳液(ラテックス)、またはその硬化物の総称である。 一般的には東南アジアなどの熱帯地域に生育する高木から採取され、かつてはチューインガムの基剤や工業用原料として広く利用されてきた歴史を持っている。
スフィンゴモナス・エロデアとは、グラム陰性の好気性細菌の一種であり、かつてはシュードモナス属に分類されていた微生物である。
タンパク質透過チャネルとは、生体膜を介してタンパク質が移動する際に通過する膜貫通領域を形成するタンパク質複合体、またはその小胞体膜やミトコンドリア膜などに存在する水溶性の小路のことである。 細胞内で合成された前駆体タンパク質や特定の分泌タンパク質が、小胞体やミトコンドリアなどのオルガネラ膜を横切って…
トランスポリイソプレンとは、イソプレン単位がトランス型で重合した高分子化合物であり、天然にはグッタペルカやバルサ・バルサムなどの植物由来の樹液に含まれる天然ゴムの異性体である。
ドッキングとは、構造生物学や計算化学の分野において、2つ以上の分子、特にタンパク質と小分子(リガンド)や他のタンパク質などが、非共有結合的に結合して複合体を形成する現象、またはそれをコンピュータ上で予測する手法のことである。
ナイロンとは、主としてポリアミド結合を介して結びついた合成高分子であり、広く繊維やプラスチックとして利用される高分子化合物の総称である。
ハニーコム構造とは、正六角形または正六角柱を隙間なく並べた幾何学的な空間配置であり、蜂の巣状の構造を指す。
細菌の塊。固体表面に接着した微生物が集まって形成する微生物構造体。
生物由来の高分子材料(プラスチック)。
ミドリムシが光合成によって産生する特有の多糖類。グルコースがβ-1,3結合により直鎖状に重合した、β-1,3-グルカンの高分子体。
ビスフェノールAFとは、ビスフェノールの一種であり、化学式 $C15H10F_6O_2$ で表される有機化合物である。分子構造中に2つのフェノール性水酸基を持ち、フッ素原子が結合した構造式を有していることから、BPAFと略されることもある。主として高分子化合物の原料や架橋剤などの化学物質として利用されている。
ベンゼンの水素原子の一つがヒドロキシ基(-OH)に置換された構造を持つ芳香族化合物。分子式は C6H5OH
アミノ酸が100~300個程度連結されたポリペプチド鎖が折りたたまれてタンパク質の立体構造を形成すること。ミリ秒から秒程度の短時間で完了する。
ベンゾフェナンスリジンアルカロイドとは、植物界に広く分布するイソキノリン系アルカロイドの一種であり、共通の四環式ベンゾフェナンスリジン骨格を有する天然物の総称である。
植物の細胞壁に含まれる糖鎖のひとつ。ガラクツロン酸がα-1,4結合したポリガラクツロン酸(ペクチン酸)で、その一部のカルボキシル基が種々の割合に(多い場合50%以上)メチルエステル化されている多糖類の一群。果実や野菜に多く含まれる。消化できない多糖類なので食物繊維に分類される。
インターフェロンにポリエチレングリコール(PEG)を結合させ安定化させたもの。
アクリル酸を単量体とする高分子。ポリアクリル酸のナトリウム塩(ポリアクリル酸ナトリウム)は高い吸水性を持つ。
アセチレンの重合体。導電性を持つ代表的な高分子。合成にはチーグラーナッタ重合触媒が必要。
アミド結合を持つ高分子化合物の総称。
ポリウレタンとは、ウレタン結合(-NH-COO-)を主鎖に持つ高分子化合物の総称であり、多種多様な合成樹脂、ゴム、繊維、発泡体として産業や医療など幅広い分野で利用されている物質である。
ポリエーテルとは、分子鎖の主鎖にエーテル結合(-O-)を持つ高分子化合物の総称である。
ポリグリコール酸とは、グリコール酸の重縮合または環状二量体であるグリコリドの開環重合によって得られる脂肪族のポリエステルの一種である。
スルホニル基の繰り返しを含む高分子。ダイアライザの透析膜に使用される。
ポリヒドロキシ酪酸とは、多くの微生物が細胞内に蓄積する生分解性プラスチックの一種であるポリエステルである。
ポリリン酸ナトリウムとは、複数のリン酸分子が脱水縮合して直線状に結びついた高分子化合物であり、食品添加物や歯科用材料など幅広い分野で利用されている成分である。
気道や消化管を中心とする上皮細胞の膜表面(アピカル側)に分泌され、外部の刺激から上皮細胞を保護する役割を有する分子量4,500万以上の高分子糖タンパク質。小胞体で合成されて細胞内顆粒に蓄えられ、 様々な刺激に反応して細胞外へ開口放出により分泌される。
メタリン酸カリウムとは、リン酸の縮合体であるメタリン酸のカリウム塩であり、食品添加物としてpH調整剤や品質改良剤、結着剤などの用途で広く用いられている無機化合物である。
メチレンコハク酸とは、不飽和ジカルボン酸の一つであり、一般にイタコン酸とも称される有機化合物である。 化学式は$C_5H_6O_4$で表され、分子内にカルボキシ基を2つと二重結合を1つ有している。
メイラード反応の最終代謝産物である不規則な高分子。アミノカルボニル反応によって生じ、食品の酸化を防止する働きをする褐色の物質。
フェノールを酸化する酵素。ポリフェノールオキシダーゼのひとつ。いくつかの銅原子を含む。
三次元培養とは、細胞を生体内(イン・ビボ)の環境に近い立体的な構造を保った状態で培養する技術および手法の総称である。 従来の培養皿などの平面的な基質を用いた二次元培養とは異なり、細胞が物理的な空間全体にわたって細胞外マトリックスと相互作用しながら三次元的に増殖・構築される点が最大の特徴である。