菌株
単一の細菌の種類を意味する語。
HEALTH WORDS INDEX
免疫の働きと、ウイルスや細菌との関わりを知る。
単一の細菌の種類を意味する語。
子嚢菌門および担子菌門に属する一部の糸状菌でが形成する耐久性の休眠構造。
糸状の菌。カビやキノコの子実体などを構成する。
感染部位およびリンパ節において細菌などの病原体の排除に失敗し、血液中に病原体が存在するようになった状態。免疫が低下している状態で起こりやすい。
薬剤性神経障害とは、治療目的で投与された種々の薬剤の副作用や有害事象として、末梢神経系(末梢神経)または中枢神経系に構造的あるいは機能的な障害が生じる病態の総称である。
薬剤性肝障害とは、内服薬、注射薬、漢方薬、サプリメントなど、治療や健康維持の目的で使用されるさまざまな物質が原因となり、肝臓に機能的あるいは器質的な障害を引き起こす病態の総称である。
真菌が抗菌薬を細菌の中から外に排出するポンプ。細菌の抗菌薬に対する自然耐性と獲得耐性の両方に関係する。
薬剤耐性遺伝子とは、細菌などの微生物が特定の抗菌薬や薬剤に対する耐性を獲得し、その生存や増殖を可能にする遺伝子の総称である。
薬理成分とは、生物体に対して何らかの薬理作用を示し、医薬品の有効成分として機能する物質のことである。
口腔に生息し、糖質を発酵して歯のエナメル質を溶かす酸(乳酸など)やプラーク(歯垢)を発生させる細菌。代表的な虫歯菌はミュータンス菌。
小型の有害な昆虫。蚊の雌は、ヒトを含む哺乳類から卵の成熟に必要な栄養素を得るために吸血を行う。
蚊媒介感染症とは、病原体を保有する蚊が吸血する際に、ヒトなどの宿主へ病原体が伝播することによって引き起こされる感染症の総称である。国立感染症研究所によると、蚊は媒介者(ベクター)として機能し、ウイルス、寄生虫、線虫などの多様な病原体を伝播する特性を持っている。
低タンパク血症(低アルブミン血症)を主徴とし、胃や腸からの胃腸管腔への血漿タンパク質(特にアルブミン)が異常漏出する症候群。
歯性感染症などの細菌の感染において見られる、皮下組織の炎症が広範囲に広がった状態。蜂巣炎とも。
融合タンパク質とは、2種類以上の異なるタンパク質あるいはそのドメインをコードする遺伝子を遺伝子組み換え技術により連結し、単一のポリペプチド鎖として発現させた人工産物、または染色体異常などにより自然界で生成されるキメラタンパク質のことである。
蟯虫症の原因となる寄生虫。
がん細胞において見られる、血小板が集まる現象のこと。
血小板製剤とは、血液中の血小板を濃縮して作製される輸血用血液製剤の1つであり、出血傾向のある患者や血小板減少症の治療および予防を目的として使用されるものである。
血管内にできる血液の塊。塞栓子のひとつ。
血液の赤血球上の抗原と血清に存在する抗体の種類による分類。
不規則抗体によって胎児に障害が起きること。
血液由来感染症とは、病原体に汚染された血液や体液が、皮膚の損傷部や粘膜を介して体内に侵入することにより伝播する感染症の総称である。
全身を流れる血液中の物質が脳内へ入るのを制限する脳の毛細血管。内皮細胞や周皮細胞、アストロサイト、それらを取り囲むⅣ型コラーゲンなどの細胞外基質などから構成される。
血液から血球と凝固因子(フィブリン)を取り除いた成分。血漿から凝固因子を除いた成分とも言える。黄色い透明な液体。
血清学的診断とは、患者の血液や血清中に含まれる抗体または抗原を抗原抗体反応を利用して検出・測定し、特定の感染症や免疫学的疾患の有無、あるいは病態を把握するための検査手法である。
血清抗体価とは、血液中の血清成分に含まれる特定の抗原に対する抗体の量を段階的な希釈によって測定し、その反応が認められる最大の希釈倍数として表した数値のことである。 感染症の診断やワクチン接種後の免疫獲得の評価、さらには自己免疫疾患などの病態解析において極めて重要な指標として広く用いられている。
動物の血清に含まれる抗体を利用してヒトの感染症を治療する方法。効果が短く副作用もあるため、現在ではワクチンなどに置き換えられている。
血液の成分のうち、血球を除いた透明の薄い黄色の液体部分のこと。黄色に見えるのは血漿中にビリルビンが含まれるからである。
骨髄の造血幹細胞から作られる血液中で形を持つ成分。血液細胞や血球系細胞とも呼ばれる。
骨髄やリンパ節など網内系における、組織球やマクロファージによる血球の貪食を特徴とする疾患。血球貪食性リンパ組織球症とも。
リンパ球が流入する組織の血管(高内皮細静脈)に特異的に発現することによって、リンパ球に対して遊走の目標位置(アドレス)を示す役割を持つ分子の総称。
T細胞リンパ腫のひとつ。全身リンパ節腫大、肝脾腫、発熱、多クローン性高γ-グロブリン血症など多様な症状を呈することが知られている。
血管内壁とは、血管の最も内側を覆う構造であり、主に内皮細胞の単層から構成される組織のことである。 循環器系において血液と直接接触する最前線に位置しており、血管の構造的な完全性を維持するだけでなく、多彩な生理学的機能を担う極めて重要な生体組織として知られている。
くしゃみや鼻汁、鼻閉などの症状があり、鼻汁中に好酸球が確認されず、各種抗原検査でも抗原が同定できない場合の鼻炎のこと。アレルギー性鼻炎ではないため、目の症状も確認されないとされる。
血行性とは、病原体や細胞などが血液の流れ(血行)に乗って身体の他の部位へ運ばれる状態や経路を指す医学・生物学用語である。
術後創感染 創感染を参照。
体外の皮膚や粘膜など、目に見える部分に真菌が感染することで起こる真菌症。
皮膚の常在細菌のひとつ。脇や頭皮、鼻腔に多く生息する。コアグラーゼ陰性ブドウ球菌のひとつ。
表皮の一部が損傷した状態の続発疹。その部位に外力が直接作用したことを示す損傷。
肛門上皮に起こる切り傷。切れ痔とも呼ばれる。
侵入してきた病原体の無毒化や抗体による免疫機能を補助する血清中のタンパク質。多くの脊椎動物で見られ、ヒトでは30種類があり、肝臓で作られる。
C3転換酵素およびC5転換酵素を制御するセリンプロテアーゼ。補体制御因子のひとつ。
補体第3成分(C3)とは、生体防衛システムである補体系の中核を担う最も存在量の多いタンパク質であり、肝臓で産生されて血漿中に分泌される。 補体経路の古典経路、レクチン経路、オルタナティブ経路のいずれの活性化カスケードにおいても、C3はこの中心的な合流点に位置しており、自然免疫および獲得免疫の両方において…
補体経路とは、生体の免疫応答および自然免疫系において中心的な役割を果たし、病原体の排除や炎症反応の誘導を行なう一連のタンパク質酵素カスケードである。 補体系は、主として肝臓で産生されて血漿中に不活性型の前駆体として存在している多数の血漿タンパク質から構成されている。
C3の切断によって生じるC3bが病原体表面へ共有結合すること。この反応段階以降、3つの補体活性化(第二経路、レクチン経路、古典経路)は共通の経路を辿る。
補酵素A合成とは、すべての生物に必須な補酵素である補酵素A(CoA)を、ビタミンB5(パントテン酸)を出発物質として生合成する一連の代謝経路である。
複合体とは、複数の分子、原子、または細胞などの構成要素が、非共有結合あるいは共有結合などの相互作用によって結合し、全体として一つのまとまった機能単位を形成しているものの総称である。 生物学や医学の分野においては、単一のタンパク質単体では発揮できない多様な高次機能を担うタンパク質複合体や、核酸とタンパ…
西部ウマ脳炎とは、アルファウイルス属のトガウイルス科に分類される西部ウマ脳炎ウイルス(Western equine encephalitis virus: WEEV)によって引き起こされる人獣共通感染症(ズーノーシス)であり、馬およびヒトに脳炎を症状として引き起こす蚊媒介性のウイルス感染症である。
病原体が存在する時にのみ、それに対して必要な量の二酸化塩素成分を水中で生成するシステム。商標名はMA-T(株式会社エースネット)。
血清中にある、自分の血液とは反応しない抗体。抗A抗体と抗B抗体。ABO血液型によって分類される。
視神経脊髄炎スペクトラム障害とは、中枢神経系、特に視神経と脊髄を主要な標的とする自己免疫疾患の一つである。 かつては多発性硬化症の亜型と考えられていたが、現在では免疫学的および病理学的に異なる独立した疾患として分類されている。
神経細胞の髄鞘が壊れ、神経線維がむき出しとなる多発性硬化症の類縁疾患。難病に指定されている。抗アクアポリン4抗体によって生じる中枢神経系の自己免疫疾患と考えられている。
角化型疥癬とは、疥癬虫であるヒゼンダニが異常増殖し、全身に多数の皮疹や角質増殖を生じる重症の疥癬の病型である。
角膜への病原体の感染症によって起こる潰瘍。コンタクトレンズの衛生管理を怠ることが原因となる。
目の角膜に起こる炎症。角膜にできた傷から病原体が感染することで起こる。角膜混濁の原因となり得る。
皮膚の表皮の最外部を守る層。角層とも。
細胞質で起こる糖(グルコース)の代謝経路。酸素を必要としない。ほとんどの真核生物や嫌気性細菌ではエムデン-マイヤーホフ-パルナス経路(EMP経路)が利用されるが、一部の生物ではエントナー-ドウドロフ経路が利用される。
記憶細胞のひとつ。一次応答によって免疫学的記憶を得たB細胞。一部は生涯に渡って免疫学的記憶を保持できる。メモリーB細胞とも呼ばれる。
記憶細胞のひとつ。一次応答で働いたT細胞の一部が免疫学的記憶を得て生き残ったもの。メモリーT細胞とも呼ばれる。
抗原の情報を記憶(免疫学的記憶)し、2度目以降に同様の抗原が体内に侵入した場合に強い免疫を発揮する細胞。免疫記憶細胞とも。