象牙細管
象牙細管とは、歯の硬組織である象牙質の内部を歯髄(歯の神経や血管が通る組織)からエナメル質またはセメント質との境界に向かって放射状に密に走る、微細な管状の構造のことである。
HEALTH WORDS INDEX
免疫の働きと、ウイルスや細菌との関わりを知る。
象牙細管とは、歯の硬組織である象牙質の内部を歯髄(歯の神経や血管が通る組織)からエナメル質またはセメント質との境界に向かって放射状に密に走る、微細な管状の構造のことである。
正の選択で残ったT細胞のうち、自己の分子に反応するものを取り除く仕組み。主に胸腺髄質で行われる(中枢トレランス)。
好中球やマクロファージなどの食細胞が病原体や細胞の死骸などの固形物を取り込む作用。エンドサイトーシスのうち「食べる」に因んだプロセス。食作用やファゴサイトーシス、免疫食菌などとも。
ヒトに寄生してアメーバ赤痢(アメーバ症)を起こす寄生虫(原虫)。正式名称はエントアメーバ・ヒストリティカ。
腸管に感染することで細菌性赤痢の原因となる細菌。1897年に伝染病研究所(現東京大学医科学研究所)の志賀潔が発見した。
脾臓の一部。マクロファージなど食作用を持つ細胞が存在し、病原体の除去や古くなった赤血球を処理する。
赤脾臓に存在する組織マクロファージ。転写因子であるSpi-Cが赤脾髄マクロファージの分化を特異的に制御する。
細菌が持つ、外界の環境を認識する受容体。生存に適した場所へ移動するために重要。
抗体のV領域(可変領域)の中でも多様性に富む領域。VHに3ヶ所、VLに3ヶ所の計6ヶ所が存在する。エピトープに相補的な構造を有するため相補性決定領域とも呼ばれる。
性行為感染症のひとつ。ヘモフィルス・デュクレイ(軟性下疳菌)の感染が原因。現在はアフリカ、東南アジア、南米で主に見られ、国内では稀。
輸血用血液製剤とは、献血によって提供された血液を原料として製造され、患者の治療を目的として輸血に用いられる医薬品の総称である。 人の血液を有効に利用し、保健衛生の向上を図ることを目的として血液法などの法令に基づいて厳格な管理のもとで供給されている。
酸素の存在下では好気呼吸によってATPを産生し、酸素がない場合は発酵などの嫌気呼吸を行うことで、酸素の有無に関わらず生存できるという細菌の性質。
通性嫌気性の細菌。つまり、酸素の存在下では好気呼吸、酸素がない場合は発酵などの嫌気呼吸を行うことで、酸素の有無に関わらず生存できる細菌のこと。
造血幹細胞移植とは、白血病や悪性リンパ腫などの造血器腫瘍や、再生不良性貧血などの難治性疾患に対して行われる治療法である。 患者自身の造血幹細胞、またはドナーから提供された造血幹細胞を静脈内注射により移植し、患者の骨髄機能の再建を図る。
がんの末期患者やHIV感染者に起こる、脱髄を特徴とする感染症。JCウイルスのオリゴデンドロサイトへの感染が原因。
ある物質を反復吸入しているうちに、その抗原に感作されて起こる肉芽腫性間質性肺炎。50以上の疾患が含まれ、国内ではトリコスポロン・アサヒおよびトリコスポロン・ムコイデスによって起こる夏型過敏性肺炎が大半を占める。
水にひとつの酸素原子が増えた分子。活性酸素のひとつ。オキシドールとも。分子式は H2O2
遠心分離法とは、物質を懸濁する液体に高い遠心力を加えて、比重や大きさの異なる成分を分離・濃縮する汎用的な実験室技術および工業的操作である。
遠心機とは、試料に遠心力を負荷することで、比重や質量の異なる成分を分離・沈殿させるための実験機器である。
特定の生物種に対してのみ致命的な毒性を発揮する性質。
遺伝情報を表すDNAの塩基配列の一部のこと。生物の性質は遺伝子により親から子へ引き継がれる。
遺伝子内の塩基配列の一部が複製や除去を受けることによって、多様な塩基配列を持つ遺伝子がもたらされること。
人為的に生物の遺伝子を変化させること。
遺伝的基盤とは、生物の形質、表現型、あるいは特定の疾患や形質の発現を規定する、遺伝子およびゲノム上の塩基配列全体の仕組みを指す言葉である。生物科学および医学の分野において、個体の多様性や遺伝性疾患の病因を分子レベルで理解するための基礎概念として位置づけられている。すべての生物はDNA(一部のウイルスで…
遺伝資源とは、遺伝の機能をもつ単位を有する植物、動物、微生物その他の由来物に由来する物質であって、実用的または潜在的な価値を有するものをいう。
カルボン酸のひとつ。最も単純な脂肪酸。常温では弱酸性の液体。食酢の主成分。示性式は CH3COOH。
酢酸が生成される発酵。エタノールから酢酸への変換。酢酸発酵を行う微生物を酢酸菌と呼ぶ。ピルビン酸からピルビン酸オキシダーゼによって酢酸が生成される。
酪酸を産生する細菌。クロストリジウム・ブチリカムなど。
酵母状真菌とは、主に出芽や分裂によって単細胞状で増殖する真菌の一群であり、一般的に菌糸を形成しないか、あるいは形成しても非常に限定的であるような形態を示す微生物の総称である。
酸分泌とは、主に胃の壁細胞から胃酸(塩酸)が消化管の管腔内へと放出される生理的プロセスを指す。
活性酸素による細胞への負荷や損傷のこと。紫外線や放射線、酸化剤、ウイルス感染、虚血再灌流障害、抗がん剤などによって引き起こされる。
空気中の酸素を消費しながら行う発酵。細菌のペリプラズムで行われる。
1987年に開発された、食塩水(塩化ナトリウム水溶液)や塩酸水を電気分解した際に、主に陽極付近に発生する次亜塩素酸を含む酸性の水。
食品中の油脂が酸素や光、熱、微生物などの影響を受けて劣化する現象。変敗とも。
敗血症の分類のひとつ。敗血症の中で、腎機能障害や意識障害などの臓器障害や低血圧などを合併するもの。重症化すると敗血症性ショックと呼ばれる。
重症熱性血小板減少症候群の原因となる、ブニヤウイルス科フレボウイルス属のウイルス。マダニからヒトに感染し、消化器症状や神経症状、出血などを引き起こす。主に中国、韓国、日本に分布する。
ウイルスの活性化によって重症化した薬疹。
T細胞数の減少と免疫グロブリン産生不全を特徴とする先天性免疫不全症。生後から様々な感染症が起こり、致死的なものも含まれる。
重篤な皮膚障害とは、医薬品や化学物質の投与、あるいは感染症などを契機として発症し、生命を脅かす可能性のある、あるいは永続的な後遺症を残すほどの激しい皮膚および粘膜の炎症性病変の総称である。
フランシセラ・ツラレンシス(野兎病菌)による人畜共通感染症。4類感染症のひとつ。
微生物が行う、酸素の代わりに鉄を使う呼吸。
形質細胞の一種。主に骨髄に移行し、そこで持続的に抗体を産生する。
開放創とは、皮膚や粘膜などの外表が損傷し、内部の組織や器官が外界に直接露出している創傷の状態を指す。
膠原病のスクリーニング検査として抗核抗体を検出する際に用いられる手法。
細胞外基質を産生して組織を支える細胞の総称。また、サイトカインなどを分泌して免疫細胞を制御したり、リンパ節においてリンパ球が活動しやすい環境を支えたりする働きを持つ。ストローマ細胞とも。
自己免疫疾患であるリウマチのひとつ。
関節に起きる炎症の総称。
関節とは、骨と骨の連結部であり、身体の運動を可能にする構造である。 関節は構造や運動様式によっていくつかの種類に分類され、例えば肩関節のように多軸性の運動を行う球関節や、膝関節のように屈曲と伸展を主に行う蝶番関節などが存在する。 これらの関節は、円滑な運動を維持するために多様な組織によって構成されて…
微生物の侵入や発育、増殖を阻害し、その微生物による腐敗を防ぐために使用される物質。
防風(ボウフウ)とは、セリ科の多年草であるボウフウ(Saposhnikovia divaricata)の根、またはそれを基原とする生薬であり、伝統的な東洋医学や漢方薬において解熱、鎮痛、抗炎症などの目的で広く用いられてきた植物由来の原料である。
以下の条件を満たして感染症を罹患すること。
陰圧とは、ある空間の圧力が、その基準となる周囲の圧力(通常は大気圧)よりも低い状態を指す物理学的および医学・生物学的な概念である。
陰圧室とは、室内の気圧を隣接する通路や室外よりも低く保つことで、室内の空気が外へ漏れ出さないように制御された特殊な病室や処置室である。
陰道とは、哺乳類の雌における生殖器系の一部であり、子宮から体外へ至る筋性・膜性の管状構造物を指す。
通常は免疫の対象とならないために免疫寛容ではなく、抗原性を持つ体内の成分のこと。自己の成分であるにもかかわらず異物と認識される。
隔離とは、感染症に罹患している、またはその疑いがある患者を、他の健康な人々との接触を断つことにより、病原体の伝播を防止する公衆衛生学的および臨床医学的な措置である。
集団における⼤多数がワクチンの予防接種を受けた場合、その集団の中で感染者が現れてもワクチンを接種していない⼈への感染の拡⼤が抑制されるという効果のこと。
静脈栄養合併肝障害とは、中心静脈栄養(TPN)を長期にわたり受ける患者において高頻度に発症する肝障害の総称であり、腸管不全関連肝障害(IFALD)とも呼ばれる。
IgE抗体が関与しない接触蕁麻疹。機序の詳細は不明とされる。
MHCクラスⅠ分子の一種。古典的クラスⅠ分子よりはるかに種類が多く、その機能も多岐にわたる。