クロモグラニンA
副腎髄質のクロマフィン顆粒内から分離された酸性の糖タンパク質。特に副腎髄質と脳下垂体において高濃度で検出される。ヒトでは439アミノ酸残基から構成されている。顎下腺導管部に存在し、自律神経刺激によって唾液中に分泌されるものは、心理的ストレスのバイオマーカーとなるとされる。
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副腎髄質のクロマフィン顆粒内から分離された酸性の糖タンパク質。特に副腎髄質と脳下垂体において高濃度で検出される。ヒトでは439アミノ酸残基から構成されている。顎下腺導管部に存在し、自律神経刺激によって唾液中に分泌されるものは、心理的ストレスのバイオマーカーとなるとされる。
グリピカン5とは、細胞膜にグリコシルホスファチジルイノシトール(GPI)アンカーを介して結合するヘパラン硫酸プロテオグリーンのグリピカンファミリーに属するタンパク質の一つである。 ヒトではGPC5遺伝子によってコードされている。
ニコチンが体内で代謝されてできるカロテノイド。
シス,シス-ムコン酸とは、ベンゼンなどの芳香族炭化水素が生体内や環境中で代謝される過程で生成されるジカルボン酸の一種である。
シスタチンCとは、ヒトを含む哺乳類の細胞から恒常的に産生される低分子量のタンパク質であり、システインプロテアーゼの強力な阻害物質として機能する物質である。
シナプシン2とは、哺乳類の神経系においてシナプス小胞の細胞骨格への結合やその局在を制御する、シナプス小胞関連リン酸化酵素基質タンパク質ファミリーの一種である。
間質性肺炎の重篤化しやすい病型において血液中で特徴的に増加するタンパク質。
トランスサイリチンとは、主として肝臓で合成され血液中や脳脊髄液中に分泌される四量体構造を持つタンパク質である。
ネクチン-4とは、細胞接着分子であるネクチンファミリーに属する1回膜貫通型の糖蛋白であり、免疫組織化学において特定の腫瘍を検出するためのバイオマーカーとして臨床的に利用される分子である。
フッ化ピリミジンとは、ウラシルやシトシンなどのピリミジン塩基の水素原子をフッ素原子で置換した化学構造を持つ抗悪性腫瘍薬(抗がん剤)の総称であり、代謝拮抗薬として広く臨床応用されている。
フュージョンとは、生物学、医学、遺伝学などの分野において、2つ以上の異なる実体(細胞、遺伝子、タンパク質、組織など)が結合または融合する現象や技術を指す総称である。
プレシジョン・メディスンとは、日本語では精密医療や個別化医療とも呼ばれ、個々の患者の遺伝子、環境、生活習慣の違いを考慮に入れて、疾病の予防、診断、治療を最適化する医療アプローチのことである。
プロテオームとは、ゲノム(遺伝情報全体)に対応する造語であり、ある生物種、組織、細胞、あるいはオルガネラによってある特定の時点や条件下で発現しているタンパク質の総体を指す。
マルチオミクス解析とは、ゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボロームなどの複数の異なるオミクス階層の網羅的な生体分子データを統合し、生命現象や疾患メカニズムを多角的に解明する解析手法である。 従来の分子生物学研究では、遺伝子発現やタンパク質の量など、一つの分子層に着目した分析が主流であっ…
メタボロームとは、生物における代謝物の総体のことであり、ゲノムに対するゲノミクス、プロテオームに対するプロテオミクスと同様に、細胞、組織、器官、あるいは個体内に存在するすべての代謝産物を網羅的に解析する対象を指す言葉である。
メチル化DNAとは、DNAを構成する塩基にメチル基が共有結合的に付加されたもののことである。
リアクトームとは、分子生物学および生化学の分野においてヒトを中心とした生体分子ネットワークや代謝・シグナル伝達などの生化学反応経路を網羅的にデータベース化したオープンアクセスの知識ベースである。
レゾルビンD2とは、オメガ3脂肪酸の一種であるドコサヘキサエン酸(DHA)から生合成される特殊化プロ・レゾルビング・メディエーター(SPM)と呼ばれる生理活性物質の一つである。
代謝マーカーとは、生体内の代謝状態や代謝経路の変動を反映する分子、化合物、または生体物質のことを指し、疾患の診断や病態の評価において指標として利用されるものである。
免疫組織化学染色とは、抗原抗体反応を利用して、組織標本中の特定のタンパク質などの分子の局在や発現量を可視化する実験手法である。
免疫関連遺伝子とは、生体の免疫系の構築、維持、および生体防御反応の調節に関与する一連の遺伝子群の総称である。 ヒトゲノム中には多数の免疫関連遺伝子が存在し、自己と非自己の識別、病原体の排除、炎症応答の制御など、極めて多様な生体防御機構において中心的な役割を果たしている。
分子標的治療薬とは、癌細胞などの疾患に関与する特定の分子や遺伝子異常、タンパク質を直接標的として作用し、腫瘍の増殖を抑制または細胞死を誘導する医薬品である。従来の細胞障害性抗悪性腫瘍剤が分裂の盛んな正常細胞をも無差別に攻撃して強い副作用を引き起こしやすかったのに対し、本薬は癌細胞の生存や増殖に特異…
切断に伴って遊離する小ペプチドとは、生体内において前駆体タンパク質や大きなペプチドが特定の酵素による限定分解(切断)を受ける際に、その副産物として遊離してくる比較的小さなアミノ酸配列の断片を指す総称である。
卵胞液とは、卵巣内の卵胞(卵胞発育の過程にある卵胞)の内部を満たしている液体成分のことである。
可溶型MMPとは、細胞膜に結合している膜型MMPから膜結合領域が切断されるなどして、細胞外基質などが存在する細胞外マトリックスや血液などの体液中に遊離して存在するマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)のことである。
トロンビンの作用によりフィブリノーゲンから生じたフィブリンモノマーやその複合体を示す、血栓準備状態の確認に有用なバイオマーカー。半減期は8~15時間。
変異データとは、ゲノム上の塩基配列における置換、欠失、挿入などの変異に関する情報を組織的に記録したデータのことである。
多重検定とは、同一のデータセットに対して帰無仮説の検定を繰り返し行うこと、またはその統計的プロセスのことである。 医学研究や生物学の分野において、多数の遺伝子発現量やバイオマーカーを一斉に評価する際などに頻繁に用いられる。
尿の中に含まれる細胞外小胞。uEVsをバイオマーカーとする尿検査法は、小児の腎機能低下の診断に有用であることが報告されている。
中血管炎のひとつ。全身の動脈に起こるが、特に冠動脈に起こる。1967年に川崎富作によって報告された。4歳以下の乳幼児に見られる子どもの代表的な炎症性疾患。1歳前後に好発する。皮膚粘膜リンパ節症候群(MCLS)とも。
循環腫瘍DNAとは、腫瘍からアポトーシスや壊死などの機序によって血液中へ遊離したDNA断片のことである。
心血管障害とは、心臓および血管の構造的あるいは機能的な異常に起因する一連の疾患群の総称である。
歯髄を構成する細胞。高い石灰化能を有する。骨芽細胞や脂肪細胞、軟骨細胞、筋細胞、筋芽細胞など様々な細胞に分化する能力を持ち、かつ乳歯や抜去した智歯から簡単に採取できるため、再生医療の材料として有望視されている。
無名質とは、主として脳の神経系において見出される特異的なタンパク質や組織成分の総称、あるいは特定のアミノ酸配列や機能が十分に同定されていない物質を指す学術用語である。 歴史的に生化学や神経解剖学の分野において、その存在や染色特性は確認されていたものの、分子レベルでの詳細な構造や生理学的意義が長らく不…
生命予後とは、ある特定の疾患や病態を発症した患者、あるいは外科手術などの治療を受けた患者について、将来的な生存または死亡に関する転帰(結末)の予測を指す医学用語である。
発現プロファイルとは、特定の細胞、組織、器官、あるいは個体における遺伝子群やタンパク質群の発現量の全体像を網羅的に示したものである。
100歳以上の高齢者。センチナリアンとも。
神経細胞に特異的に発現する、γサブユニットを含むエノラーゼ。神経細胞特異的と名付けられているが、グリア細胞でも産生されるという報告もある。
糖鎖抗原とは、細胞表面に存在する糖蛋白質や糖脂質などの構成成分である糖鎖構造を認識部位(エピトープ)とする抗原の総称である。
脳室容積とは、脳内に存在する脳室系(側脳室、第三脳室、第四脳室)の内部を満たす脳脊髄液の占める体積のことを指す。
がんの増殖に伴い血液中に分泌されるバイオマーカー。
融合タンパク質とは、2種類以上の異なるタンパク質あるいはそのドメインをコードする遺伝子を遺伝子組み換え技術により連結し、単一のポリペプチド鎖として発現させた人工産物、または染色体異常などにより自然界で生成されるキメラタンパク質のことである。
血液サンプルとは、生体の生体から採取された血液の試料であり、臨床検査や医学研究において疾病の診断、病態の評価、および生化学的な分析に用いられるものである。
血液生化学検査とは、血液の血漿または血清成分に含まれる酵素、タンパク質、電解質、脂質、糖、各種代謝産物などを定量的に測定することにより、臓器の機能異常や代謝障害を評価するための臨床検査である。 生化学的網羅的分析を自動分析装置を用いて実施することが多く、肝機能、腎機能、脂質代謝、糖代謝などの病態把握…
転写産物とは、DNAの遺伝情報がRNAポリメラーゼなどの酵素によってRNA分子へと転写されたものの総称である。
顆粒球とマクロファージの両方のバイオマーカーを発現している骨髄由来の細胞。顆粒球やマクロファージなどの前駆細胞とされる。骨髄由来免疫抑制細胞とも。