ケトン型酸敗
ケトン型酸敗とは、糖尿病の合併症である糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の別称であり、インスリンの著しい不足と血糖値の上昇、および血中のケトン体増加に伴う重篤な代謝性アシドーシスを引き起こす病態である。 インスリンは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンであり、血液中のグルコース(ブドウ糖…
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ケトン型酸敗とは、糖尿病の合併症である糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の別称であり、インスリンの著しい不足と血糖値の上昇、および血中のケトン体増加に伴う重篤な代謝性アシドーシスを引き起こす病態である。 インスリンは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンであり、血液中のグルコース(ブドウ糖…
炭水化物(糖質)を減らし、脂質を主な栄養源とする食事のこと。ケトーシスが引き起こされることから名付けられた。
糖ではなく脂質(からできるケトン体など有機酸)を主な栄養源とする状態または、その状態によって引き起こされるケトン体の蓄積によって起こる症状。ケトン症や高ケトン血症とも呼ばれる。
エタノールアミンやコリンからホスファチジルコリン(レシチン)を生合成する代謝経路。
ヘパトカイン(アディポカイン)の一種。ケモカイン型の分泌タンパク質。
皮膚の表皮の90%以上を占める細胞。角化細胞や角質細胞、角層細胞とも。
ケラトヒアリン顆粒に存在するプロフィラグリンから生成される物質。
フラボノイド系のポリフェノールのひとつ。クエルセチンやクェルセチンとも。分子式は C15H10O7
真核生物全般に存在するアクチン結合タンパク質。イノシトールリン脂質やpH、リン酸化・脱リン酸化によって活性が制御される。
コメ(米)とは、イネ科の植物であるイネ(Oryza sativa)の実(種子)から果皮や種皮などを取り除いた玄米を、さらに精米した可食部であり、世界人口の半数以上にとって重要な主食である穀類の総称である。 コメの歴史は非常に古く、アジアの熱帯から亜熱帯地域において野生種からの馴化が行われたと考えられており、日本…
十二指腸や空腸のI細胞および回腸と結腸の神経細胞から分泌されるホルモン。
コレステリルエステル転送タンパク質欠損症とは、コレステリルエステル転送タンパク質(CETP)の遺伝子異常により、その血中濃度や活性が低下または消失する常染色体劣性遺伝性の脂質代謝異常症である。 本症は日本人を含む東アジア地域において比較的高頻度に認められることが知られている。
血清脂質のひとつ。体内で合成される固体の脂質で、ホルモンの生成や細胞膜の構成に必要。
サペロウイルスとは、ピコルナビルス科に属する非エンベロープ性の一本鎖RNAウイルスの属の一つである。
サーファクタントとは、液体表面の表面張力を著しく低下させる物質の総称であり、界面活性剤とも呼ばれる生理活性物質である。
酵母の細胞壁を構成する多糖類。プロペルジンと結合して第二経路によるC3の活性化に関わる。
カヤの種子の油(カヤ油)の8%程度を占める非メチレン介在型不飽和脂肪酸(NMIFA)。
シスとは、分子生物学や生化学において、同じ分子上や同じ側にある関係性や構造を指す用語であり、ラテン語の「側」を意味する言葉に由来する。
酸化還元反応を触媒する酵素のグループ。鉄分子を1つ含むヘムタンパク質。チトクロムP450や、単にP450と呼ばれることもある。
シナプス前終末にある、合成された神経伝達物質が貯蔵される直径40nm程度の袋状の器官。輸送小胞のひとつ。
脂質異常症や家族性高コレステロール血症の治療薬(スタチン)。HMG-CoAレダクターゼを選択的に阻害する。商品名はリポバス、ラミアン、リポザート、リポバトール。
グリセリンに2つの脂肪酸がエステル結合した構造を持つ脂質。ジグリセリドとも。
グリセロール骨格に2本の脂肪酸とリン酸を含んだ極性基が結合した構造を持つ脂質。細胞膜の構成成分。
ジェスナー液とは、サリチル酸、乳酸、レゾルシンをエタノールに溶解した化学物質であり、主として皮膚科領域においてケミカルピーリングの目的に用いられる外用薬である。
ジガラクトシルジアシルグリセロールとは、グリセロ脂質の一種であり、植物の葉緑体膜、特にチラコイド膜を構成する主要な糖脂質である。
レシチンに2つのパルミチン酸がエステル結合した誘導体。ジパルミトイルホスファチジルコリンとも。
ジヒドロカプシエイトとは、トウガラシに含まれるカプサイシン類縁体のひとつであり、天然由来の辛味成分であるカプシノイドの一種である構造上の特徴として、カプサイシンと同様の生理活性を持ちながらも、強い辛味を示さないという性質を有している。
体内でスフィンガニンとアシルCoAから生成されるセラミドの前駆体。酢酸菌によって産生されるスフィンゴ脂質。
狭心症、心筋梗塞を含む虚血性心疾患やうっ血性心不全の改善、血栓の抑制、尿タンパクの減少などを目的に使用される有機化合物。商品名はペルサンチン。
脂質異常症の治療薬。HMG-CoAレダクターゼの働きを阻害することからHMG-CoA還元酵素阻害薬とも呼ばれる。
膵液に含まれる脂質を分解する酵素(リパーゼ)。
ステアロイルCoA脱水素酵素-1(SCD1)とは、小胞体に存在し、飽和脂肪酸であるステアロイルCoAやパルミトイルCoAのシス-9位に二重結合を導入して、オレイン酸やパルミトレイン酸といった一価不飽和脂肪酸へ変換する反応を触媒する律速酵素である。
4つの炭素環がつながった化学構造(ステロイド骨格)を持つ有機化合物の総称。主に副腎皮質で産生される脂質。ステロイドホルモンのことを指す場合が多い。
以下の化学構造を骨格として持つ有機化合物の総称。ステロイドのA環の3位にヒドロキシ基(-OH)が結合したもの。
フロチリンと同様に細胞膜の脂質ラフトに存在し、生体膜中の小胞形成に関与する膜タンパク質。ヒトの赤血球膜上で発見され、イオンチャネルの活性を制御する機能を持つ。
スフィンゴ脂質を構成する塩基。長鎖塩基とも呼ばれる。
スフィンゴイド塩基のひとつ。スフィンゴ脂質の基本骨格である長鎖アミノアルコール。分子式は C18H37NO2
脂質メディエーターとして働くリゾリン脂質。スフィンゴシンの1位がスフィンゴシンキナーゼによってリン酸化されてできる。
セラミドの1位のヒドロキシ基にホスホコリンがエステル結合したスフィンゴリン脂質。哺乳類の細胞のリン脂質の5〜10%を占める。
スフィンゴ脂質のひとつ。脳神経系の生体膜の主成分。
セラミドに糖が結合したスフィンゴ脂質。異なった糖鎖構造を持つ数百種類のスフィンゴ糖脂質が存在するとされる。
スフィンゴイド塩基と脂肪酸から構成される脂質の総称。真核生物の生体膜の成分のひとつで両親媒性の脂質。特に脳や神経に多く存在し、細胞の情報伝達にも関与する。
硫酸基を含む糖脂質である硫酸化糖脂質の一種。
ゴマリグナンのひとつ。ゴマに最も多く含まれるリグナンである。分子式は C20H18O6
シェーグレン症候群患者の口腔乾燥症状(ドライマウス)の治療薬。商品名はエボザックやサリグレン。
精巣や精子に特異的に発現し、精子の全糖脂質の9割以上を占める硫酸化糖脂質。精母細胞以降の生殖細胞の細胞膜構成成分。精子の発生分化に必須な分子であることが報告されている。
スフィンゴイド塩基と脂肪酸がアミド結合した化合物の総称。最も単純なスフィンゴ脂質。セラミドにリン酸や糖などが結合したものは複合スフィンゴ脂質と呼ばれる。
アミノ酸のひとつ。側鎖はヒドロキシメチル基(-CH2OH)。
α2-グロブリンのひとつ。肝臓由来のタンパク質。小腸や十二指腸から吸収されて肝臓に運ばれてきた銅と結合し、これらを各臓器に輸送する。血清中の銅の約90%を保持する。
セルロプラスミンの遺伝子異常によって無セルロプラスミン血症と脳、肝臓をはじめとする全身の諸臓器への鉄の過剰蓄積を来す疾患。
セレノプロテインIとは、セレンをアミノ酸の一種であるシステインの代わりに組み込んだ特殊なタンパク質であり、哺乳類を含む多くの生物のゲノムにコードされている遺伝子産物の一つである。
セレブラシドとは、セラミドの1位の水酸基に糖が1分子結合した構造を持つ、中性の糖脂質(グリコスフィンゴ脂質)の総称である。
セレブロサイドとは、糖脂質の一種であり、特に脳の白質や神経組織に豊富に存在するスフィンゴ糖脂質の基本的な分子種である。
スフィンゴ糖脂質のひとつ。大腸の炎症を和らげる効果が示唆されている。
セレブロシドスルホトランスフェラーゼとは、セレブロシド(ガラクトシルセレブロシド)の水酸基に硫酸基を転移させ、スルファチド(ガラクトシルセラミド硫酸エステル)を生成する反応を触媒する酵素である。
セレベロシドとは、スフィンゴ糖脂質の一種であり、1分子のセラミドに1分子の糖(通常はD-ガラクトースまたはD-グルコース)が結合した構造を持つ脂質の総称である。
セロビオースリピッドとは、糖類であるセロビオースを親水基とし、脂肪酸やヒドロキシ脂肪酸を疎水基として有する糖脂質の一種であり、主として担子菌酵母などの微生物によって生産されるバイオサーファクタント(生分解性界面活性剤)である。
バイオサーファクタントのひとつである糖脂質。スターメレラ・ボンビコーラによって産生される。
タテヤママリモより単離されたスルホキノボースを有するエーテル脂質。
抗エストロゲン薬のひとつ。乳がんの治療薬。商品名はノルバデックスやタスオミンなど。