アルツハイマー病
最も多い認知症(全体の約60%)。海馬の病変による記憶障害が顕著な認知症で、物忘れから徐々に進行する。遺伝によるものを家族性アルツハイマー病、遺伝によらないものを孤発性アルツハイマー病と呼ぶ。アルツハイマー型認知症とも。
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最も多い認知症(全体の約60%)。海馬の病変による記憶障害が顕著な認知症で、物忘れから徐々に進行する。遺伝によるものを家族性アルツハイマー病、遺伝によらないものを孤発性アルツハイマー病と呼ぶ。アルツハイマー型認知症とも。
2-ノネナールの4位がヒドロキシ化したアルデヒド。毒性を持つ。
APH-1とは、ガンマセクレターゼ複合体を構成する必須の膜タンパク質の一つである。
リポタンパク質のVLDLやIDL、HDLなどを構成するアポリポタンパク質のひとつ。アポリポタンパク質EやアポEとも。
ApoEのひとつ。アポリポタンパク質E4(アポE4)とも。アルツハイマー病において脳の毛細血管周皮細胞の変性や血液脳関門崩壊の加速と関連するとされる遺伝子。
A線維のひとつ。直径は5〜12μm。Ⅱ群線維とも。
骨髄細胞系のバイオマーカー。CD34陽性細胞のうち約半数がCD33を発現するとされる。
CRMP2とは、主として神経系の発生や発達において、軸索の伸長や神経細胞の極性形成を制御するタンパク質である。
CX3CRとは、ケモカイン受容体ファミリーに属する膜蛋白質の一つであり、特にCX3CR1がよく知られている。
Drp1(Dynamin-related protein 1)とは、ミトコンドリアの分裂(ミトコンドリア分裂)において中心的な役割を果たすダイナミンファミリーに属するGTPase(GTP加水分解酵素)の一種であるタンパク質である。
FKBP52とは、主として免疫抑制剤であるFK506やラパマイシンに結合するイムノフィリンファミリーに属する分子シャペロンであり、ステロイドホルモン受容体複合体や微小管ネットワークの制御において重要な役割を果たすタンパク質である。
AMPA型受容体のサブユニット。カルシウムイオンの透過性を決定する役割を持つ。
神経細胞の脂質ラフトに存在する膜タンパク質。神経細胞の極性の決定に関わる。
FAM3のファミリーに属するタンパク質。FAM3Cやアイレイとも。
ATP感受性カリウムチャネルのアイソフォームのひとつ。海馬神経細胞においてシナプス伝達を担うシナプス後肥厚(PSD)に多く局在する。
MS4Aファミリーに属する遺伝子およびタンパク質は、細胞の増殖、分化、活性化などの多様な細胞シグナル伝達に関与していることが知られている。特に近年、ゲノムワイド関連解析(GWAS)などの遺伝学的研究において、MS4A遺伝子群(特にMS4A4AやMS4A6Aなど)の多型がアルツハイマー病の発症リスクと強く関連していることが…
DNA中に溜まった8-オキソグアニンに対して誤って取り込まれ対合したアデニンを切り出すDNA修復酵素(DNAグリコシラーゼ)。
サプリメントに含まれる抗酸化剤。去痰薬やアセトアミノフェンの過剰摂取時の解毒剤として使⽤される。グルタチオンの前駆体。アセチルシステインとも。商品名はムコフィリン。
PDE9とは、サイクリックGMP(cGMP)およびサイクリックAMP(cAMP)を加水分解し、その細胞内シグナル伝達を負に調節するホスホディエステラーゼのアイソザイムファミリーの一つである。
PDE9Aとは、ホスホエステラーゼ(PDE)ファミリーの一種であるホスホジエステラーゼ9A、およびそれをコードする遺伝子の名称である。
PLCγ2とは、哺乳類の細胞内シグナル伝達において重要な役割を果たす酵素であるホスホリパーゼCアイソフォームの一つである。
PSEN2とは、プレセニリン2と呼ばれるタンパク質をコードする遺伝子であり、ヒトでは1染色体の長腕(1q42.13)に位置している。
Reelinとは、主として脳の発達および神経細胞の遊走や位置決めにおいて重要な役割を果たす大型の細胞外マトリックスタンパク質である。
アルツハイマー病の治療薬の候補である低分子化合物。レビー小体型認知症にも有効とされる。
構造がユビキチンによく似た小さなタンパク質。「小さなユビキチン様修飾因子」の略称。
SV2Aとは、シナプス小胞の膜に存在する糖タンパク質の一種であり、神経伝達物質のエクソサイトーシス(放出)において重要な役割を果たしている膜タンパク質である。
アルツハイマー病患者の脳で起こるネクローシス。神経細胞老化の終末形として起きる現象。小胞体の膨張やHMGB1の放出が起こる。
トリプトファンとチロシンからなるジペプチド。特定のホエイやカマンベールチーズなどの発酵乳食品に多く含まれる。
αセクレターゼとは、アルツハイマー病の原因物質とされるアミロイドβペプチドの産生を抑制する生体防御的なタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)の総称である。 アルツハイマー病の脳内では、アミロイド前駆体タンパク質(APP)と呼ばれる膜タンパク質が酵素によって切断されることでアミロイドβが生成され、これが神経細胞…
プレセニリンを中心とする、非特異性の酵素複合体。ニカストリンを含み、プレセニリンと互いに活性を調節する。アミロイド前駆体タンパク質を切断してアミロイドβの産生に関わる。
アセチルコリン受容体を持つコリン作動性神経で用いられる神経伝達物質。化学的にはコリンと酢酸のエステル。最初に発見された神経伝達物質。
ケトン体を利用し、コレステロールや脂質の生合成に関与する合成酵素。脳の海馬錐体細胞層や小脳白質細胞層に高発現する。
ヒトアミロイドβペプチドに対する遺伝子組換えヒトIgG1モノクローナル抗体。エーザイとバイオジェンによって共同開発された。
ミスフォールディングによってできる疎水性で線維状のタンパク質。難溶性のβシート重合構造をとって沈着したもの。アミロイド線維とも。アミロイドーシスの原因となる。
アルツハイマー病の原因物質と考えられているタンパク質。脳内で生成されることは古くから知られているが、それ以外の組織で生成されるアミロイドβも血液によって脳に運ばれ蓄積することが動物実験によって確認されている。
42個のアミノ酸から構成されるアミロイドβ。アミロイドβ42は脳の中で固まりやすく、タウタンパク質の蓄積を促すなど、アルツハイマー病の発症に関わるとされる。
脳の血管内皮細胞に発現している、アミロイドβの前駆体となるタンパク質。β-セクレターゼおよびγ-セクレターゼによって分解されてアミロイドβとなる。
アミロイドベータとは、アルツハイマー病の脳内において神経細胞外に蓄積する老人斑(アミロイド斑)の主要な構成成分であるペプチドである。アミロイドベータは、膜タンパク質であるアミロイド前駆体タンパク質(APP)が、酵素であるベータセクレターゼおよびガンマセクレターゼによって切断されることによって産生される…
フォールディングの異常(ミスフォールディング)によって、タンパク質が凝集して線維状のアミロイドを形成し、それが生体内の様々な組織に沈着することによって起こる病気の総称。アミロイド病とも。
アミロイド前駆蛋白とは、さまざまな細胞の細胞膜上に発現している1回膜貫通型の糖蛋白であり、アルツハイマー病の病態において中心的な役割を果たすアミロイドβ蛋白の前駆体分子である。
多価不飽和脂肪酸のひとつ。リノール酸からγ-リノレン酸、ジホモ-γ-リノレン酸を経て体内で合成される。
金属元素のひとつ。地殻中には酸素、ケイ素に次ぐ三番目に多い元素。元素記号は Al
イミダゾール基を有するアミノ酸結合体(ジペプチド)の総称。イミダペプチドやヒスチジン関連化合物とも呼ばれる。
イメージングとは、生体内の構造や機能、分子レベルの動態を可視化し、画像として表現する手法や技術の総称である。 医学や生物学の分野において、イメージングは疾患の診断、病態の解明、治療効果の判定、さらには細胞レベルや分子レベルの生命現象を理解するための不可欠な手段として広く活用されている。
カテキン類は、主に茶類に含まれるポリフェノール。渋味がある成分。茶ポリフェノールとも呼ばれる。
カテプシンのひとつ。リソソームに含まれるシステインプロテアーゼ。末梢組織炎症に伴って活性化された脊髄ミクログリアにおいてプロカスパーゼ1を活性型のカスパーゼ1に変換する。
ローズマリーの葉に含まれる、抗酸化作用を持つポリフェノール。5kgのローズマリーに1.5gのカルノシン酸が含まれるとされる。
植物や動物に存在する黄色や橙色、赤色の色素。自然界に750種類以上の存在が確認されている。カルチノイドとも。
テルペンラクトンの一種。イチョウの葉に含まれるジテルペン。認知症やアルツハイマー病に対する効果があるとされる。そのままでは脂溶性が低いため、細胞への取り込まれにくい。
肺炎クラミジアの原因となるクラミジア。ヒト以外の様々な生物が宿主となり得る。肺炎全体の約10%に関わる。
脳内において血管周囲に存在する間隙を介して体液を循環させ、老廃物を効率的に脳外へと除去する機構。体におけるリンパ系に対応する役割を果たす。グリンパティックシステムとも。
スフィンゴ脂質のひとつ。セラミドの前駆体。多くの真菌が持ち、その増殖や出芽、環境適応、病原性への関与が示唆されている。食品では穀物や豆類、根菜、果実などの植物由来のものや麹、酒粕に含まれる。
シクロヘキサンを構成する炭素原子に水素原子が3つ以上結合した環状の糖アルコール。
グリセリンに2つの脂肪酸がエステル結合した構造を持つ脂質。ジグリセリドとも。
2つのアミノ酸(α-アミノ酸)がペプチド結合で繋がったペプチド。
セクレターゼとは、膜タンパク質の細胞外ドメインを切断して細胞外へと遊離させるプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の総称である。 アルツハイマー病の発症メカニズムやアミロイドβの生成に関与する酵素群として特に広く知られている。
抑肝散の主な生薬。漢字では釣藤鉤または釣藤鈎。ヒルスチンやリンコフィリン、イソリンコフィリン、コリノキセインなどのアルカロイドを含む。
コレステロールやビタミンD3の前駆体。7-デヒドロコレステロールやプロビタミンD3とも呼ばれる。紫外線を浴びることで生合成される。
菌類の細胞膜の構成成分であるステロールの一種。エルゴステロールから水素を2つ取り除いた化学構造を持つ。
デメトキシクルクミンとは、ウコン(学名: Curcuma longa)の根茎に含まれる主要なクルクミノイドの一種であり、天然由来のポリフェノール化合物である。