ヌクレオチド
リン酸と糖(リボースまたはデオキシリボース)と塩基からなる有機化合物。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
リン酸と糖(リボースまたはデオキシリボース)と塩基からなる有機化合物。
DNAとRNAの前駆体や遊離ヌクレオチドの供給源。酸化ストレスにより8-オキソデオキシグアノシン三リン酸(8-oxo-dGTP)がヌクレオチドプールに蓄積する。
ヌクレオシド三リン酸の誤記。
ヌクレオチド除去修復とは、DNAの塩基損傷を修復する主要な機構の一つであり、紫外線照射によって生じるピリミジン二量体などのDNA損傷や、かさ高い化学物質が付加した付加体などを認識して除去する経路である。
5'末端キャップ構造の付加とは、真核生物のRNAポリメラーゼIIによって転写された前駆体mRNAの5'末端に、特殊なグアニンヌクレオチドが逆向きに結合する修飾反応のことである。
プリン塩基の生合成における中間代謝産物。
グアニンの酸化体。神経変性疾患において、神経細胞のミトコンドリアDNAに多量に蓄積することが報告されている。
ヌクレオチドプール内のdGTPの酸化によって生じる化合物。DNA複製に際して細胞核やミトコンドリアDNAに取り込まれて細胞死の原因となることが報告されている。
ABCC4とは、ATP-binding cassetteトランスポーターファミリーに属する膜タンパク質であり、MRP4(Multidrug resistance-associated protein 4)としても知られている遺伝子およびタンパク質である。ヒトではABCC4遺伝子によってコードされており、細胞膜上に局在して様々な基質の輸送に関与している。
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)のニコチンアミド部分が切断遊離するとともに、NADのADPリボースをGタンパク質のαサブユニットC末端近傍のシステイン残基に転移させるに転移する反応。ADPリボシルトランスフェラーゼによって触媒される。ADPリボース化とも。
低分子量Gタンパク質であるがん抑制遺伝子。細胞小器官間のタンパク質輸送を行う輸送小胞の形成を調節する。ADPリボシル化因子とも。
葉酸の代謝の一種。一炭素単位の転移。
CalDAG-GEF1とは、カルシウムおよびジアシルグリセロールによって活性化され、グアニンヌクレオチド交換因子として機能するタンパク質の一種である。
視細胞や嗅細胞の細胞膜に発現し、感覚の伝達に関わるイオン非選択性の陽イオンチャネル。サイクリックヌクレオチド感受性チャネルとも。
DNAに存在する、シトシンとグアニンがホスホジエステル結合で結合した塩基配列(ジヌクレオチド)。CpGが多く存在する領域をCpGアイランドと呼ぶ。哺乳類のDNAのメチル化の多くはCpGで起こる。
CRY2とは、植物から動物に至るまで幅広い生物に保存されている光受容体であり、概日リズム(体内時計)の調節や青色光に応答したシグナル伝達において中心的な役割を果たすタンパク質である。
D-アミノ酸の酸化的脱アミノ反応を触媒するオキシダーゼ。ペルオキシソームに局在し、活性はフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)に依存する。
「新しく」を意味するラテン語。デノボ。de novo合成は、別の物質を利用して新たに合成することを意味する。
核酸のひとつ。デオキシリボ核酸とも呼ばれる。デオキシリボースを含む、細胞核の中の酸性を示す物質であることから名付けられた。
DNAの二重螺旋とは、デオキシリボ核酸(DNA)がとる立体構造であり、2本のポリヌクレオチド鎖が互いに逆向きに平行して走りながら、共通の軸の周りを右巻きに巻き付いた構造のことである。
DNAの複製とは、親DNAの塩基配列に正確に従って同一の娘DNA分子が合成される生体内の分子機構である。 細胞分裂に先立って遺伝情報を正確に次世代の細胞へ継承するために不可欠な生命現象である。
DNA修復とは、生体の細胞が持つ遺伝情報の本体であるDNAの塩基配列に生じた損傷や変異を認識し、これを元の正常な状態に復元する一連の分子機構の総称である。
DNA修復機構とは、細胞がDNAの塩基配列に生じた損傷を認識し、これを正常な状態へと復元するための多様な酵素的反応および生体防御システムのことである。生物の遺伝情報を担うDNAは、紫外線や放射線といった物理的要因、活性酸素などの化学的物質、さらにはDNA複製時のエラーなどによって、日々絶えず損傷を受けている。…
DNA合成とは、既存のDNA鎖を鋳型として新しいDNA鎖が生合成される化学反応および生物学的プロセスの総称である。
DOCKのひとつ。GDP結合型(不活性型)Racタンパク質からGDPを乖離させ、GTP結合型への変換を促進する機能を持つグアニンヌクレオチド交換因子の一種。
翻訳開始因子。α、β、γの3つのサブユニットからなる三量体Gタンパク質。
ENPP3とは、ヌクレオチドのピロリン酸結合やリン酸ジエステル結合を加水分解する酵素であるエクトヌクレオチド・ピロファスファターゼ/ホスホジエステラーゼファミリーに属する膜タンパク質の一つである。
ビタミンB2の活性型のひとつ。フラビンアデニンジヌクレオチド。リボフラビンにアデノシン二リン酸が結合した有機化合物。
ジヒドロフラビンアデニンジヌクレオチド。FADの還元によって生じる。
プリン塩基の生合成において、イノシン酸の前駆体となる有機化合物。5-ホルミルアミノイミダゾール-4-カルボキサミドリボヌクレオチドとも。
プリン塩基の生合成における中間代謝産物。ホルミルグリシンアミジンリボヌクレオチドとも。
プリン塩基の生合成における中間代謝産物。ホスホリボシル-N-ホルミルグリシンアミドやホルミルグリシンアミドリボヌクレオチドとも。
フラビンモノヌクレオチドを参照。
マンノースにヌクレオチド(グアノシン二リン酸)が結合した誘導体。
GMP-AMPシンターゼ(cGAS)とは、細胞質内に侵入した二本鎖DNAなどのDNAを認識して活性化するDNAセンサーであり、自然免疫応答を惹起する酵素である。
GRB2とは、細胞膜上の受容体チロシンキナーゼや関連するタンパク質に結合し、細胞増殖やシグナル伝達の経路を仲介する重要なアダプタータンパク質である。
Gシトシンとは、DNAおよびRNAを構成する主要な塩基の一つであるグアニンを指す略号、あるいは塩基対を形成する際のシトシンとの関連性や遺伝暗号における表記として用いられる概念である。 核酸化学において、Gはグアニン(Guanine)の頭文字として広く採用されている。
グアニンヌクレオチド結合タンパク質の略称。GTP結合タンパク質とも。
Lタンパク質とは、主としてモノネガウイルス目などのRNAウイルスが持つ、RNA依存性RNAポリメラーゼとしての機能を有する巨大なウイルス由来の酵素(タンパク質)である。 モノネガウイルス目に属するウイルス(狂犬病ウイルス、エボラウイルス、麻疹ウイルス、インフルエンザウイルスなどの一部関連群を含む)において、L…
ヌクレオチドプールに溜まった8-オキソデオキシグアノシン三リン酸を分解する酵素。
酸化型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドのこと。補酵素として働く。NAD+ とも表記される。
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)の還元型。還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドとも呼ばれる。
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸。NAD(P)+ のように表記される場合もある。水素原子が付いた還元型はNADPH。
脂肪酸やステロイドなどの脂質の合成に必要となる補酵素として働く化合物。還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸とも。
ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)を産生する乳酸菌。
NOD1(Nucleotide-binding oligomerization domain-containing protein 1)とは、主として自然免疫に関与する細胞質性のパターン認識受容体である。 宿主の細胞内に侵入した病原体由来の分子パターンを認識し、炎症反応や免疫応答を誘導する重要なタンパク質として機能する。
P2Y11とは、細胞外のヌクレオチドであるATPなどをリガンドとするGタンパク質共役型受容体の一種であり、ヒトではP2Y11遺伝子によってコードされている嘌呤受容体である。 P2Y11受容体は、ATPの結合によりアデニル酸 cyclaseを活性化し、細胞内のcAMP濃度を上昇させるという特徴的なシグナル伝達経路を持つ。 また、免疫系…
P2Y13とは、プリン受容体のファミリーに属するGタンパク質共役受容体の一種であり、主としてアデノシン二リン酸(ADP)をリガンドとして結合する受容体である。
P2Y2とは、細胞膜表面に存在するP2Y受容体ファミリーに属するGタンパク質共役受容体の一種であり、主としてATPやUTPをリガンドとして結合し活性化される受容体である。 P2Y2受容体は、ヒトゲノムにおいてP2RY2遺伝子によってコードされているタンパク質である。
P2Y4とは、細胞外のヌクレオチドに応答して活性化するGタンパク質共役受容体ファミリーに属する受容体の一つである。
細胞膜に発現し、細胞外に存在するATP、ADP、ADP、UTP、UDPなどのヌクレオチドをリガンドをとするプリン受容体のファミリー。
PARPとは、Poly(ADP-ribose) polymerase(ポリADPリボースポリメラーゼ)の略称であり、真核生物の細胞内においてDNA損傷の検知やDNA修復に中心的な役割を果たす酵素ファミリーである。
PDE11とは、ホスホジエステラーゼ(Phosphodiesterase)ファミリーに属する酵素の一種であり、サイクリックAMP(cAMP)およびサイクリックGMP(cGMP)という2つの重要なセカンドメッセンジャーを加水分解して不活性化する作用を持つ分子である。 PDE11には主にPDE11Aという遺伝子によってコードされるアイソフォームが存在…
RalAとは、低分子量G蛋白質スーパーファミリーのRasファミリーに属するGTP結合蛋白質の一種である。
Rap1Bとは、低分子量G蛋白質のRasファミリーに属するRapサブファミリーの一つであり、細胞の増殖、接着、遊走、および血管新生などの多様な細胞生物学的プロセスにおいて中心的な役割を果たすシグナル伝達分子である。
低分子量GTPaseを発現するRhoファミリーのひとつ。発現されたタンパク質は細胞質内で分子スイッチとして機能して、細胞の運動や生死を制御する。
核酸のひとつ。複数のリボヌクレオチドが、以下のようにホスホジエステル結合でつながった重合体。リボ核酸とも。
RNaseHの一種。RNA/DNAハイブリッドのRNA鎖と二本鎖DNAに埋め込まれた1塩基のリボヌクレオチドを分解する。ゲノム修復に関与する。
RNAプロセッシングとは、真核生物においてDNAを鋳型として転写された前駆体mRNA(hnRNA)が、翻訳能を持つ成熟したmRNAへと変換される一連の生化学的修飾プロセスの総称である。
RNAポリメラーゼIIとは、真核生物の細胞核内においてDNAの遺伝情報をmRNAや一部のncRNAへと転写する触媒として機能する、巨大でマルチサブユニットからなる酵素複合体である。