体液
体内に存在する細胞外の液体のこと。
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体内に存在する細胞外の液体のこと。
体液の浸透圧調整とは、生体の恒常性(ホメオスタシス)維持の中核をなす生理的機構であり、細胞外液の溶質濃度および浸透圧を一定の狭い範囲内に維持するプロセスのことである。 生物が陸上生活適応や細胞機能の維持を行う上で不可欠な機能であり、主に視床下部、下垂体後葉、および腎臓の協調的な働きによって遂行される…
B細胞が作る免疫グロブリンなどの抗体が関与する免疫応答のこと。
血液型の分類方式の一つ。赤血球上の抗原(糖鎖)と血清中の抗体によって分類される。1900年頃、カール・ラントシュタイナー(Karl Landsteiner)により定義された(ラントシュタイナーの法則)。ABO血液型は第9染色体の遺伝子に存在する糖転移酵素によって決定される。
ASK3(Apoptosis signal-regulating kinase 3)とは、アポトーシスシグナル伝達経路に関与するキナーゼの一種であり、主としてストレス応答や細胞死の制御において重要な役割を果たしている蛋白質である。 ASKファミリーに属する酵素であり、MAPKカスケードの上流で活性化されることで、様々なシグナル伝達に関与すること…
ABO血液型がA型の人が赤血球上や体液中に持つ、抗原として認識される糖鎖。
マカク属(マカカ属)の猿が持つBウイルスによる感染症。猿の体液とヒトの粘膜の接触によって感染する。
ABO血液型がB型の人が赤血球上や体液中に持つ、抗原として認識される糖鎖。
腫瘍細胞から放出されたり腫瘍細胞の崩壊によって体液中に漏れ出たりする腫瘍由来のDNA。
CYP7Aとは、コレステロールの代謝および胆汁酸の生合成における律速段階を触媒する重要な酵素である。 ヒトにおいてはCYP7A1遺伝子によってコードされており、主に肝臓の実質細胞に局在しているシトクロムP450ファミリーの分子種の一つである。
ヒト免疫不全ウイルスとも呼ばれる。AIDS(エイズ)を引き起こすレトロウイルス。
I抗原とは、主として成人の赤血球膜上に豊富に発現する糖脂質および糖タンパク質上の炭水化物構造(糖鎖)を指す血液型抗原の一つである。
Kir1.1とは、腎臓の遠位尿細管および集合管に主に発現し、カリウムの排泄や再吸収において重要な役割を果たす内向き整流性カリウムチャネルの一種である。
KLHL3とは、ケルチ様ペプチドファミリーに属するタンパク質であり、ヒトではKLHL3遺伝子によってコードされている遺伝子産物である。
KLHL3遺伝子とは、ケルヒリドメインを持つタンパク質ファミリーの一種であるKLHL3タンパク質をコードする遺伝子である。
N-グルクロナイドとは、グルクロン酸のC1位が基質となる化合物の窒素原子(N原子)と結合することによって形成される抱合体の一種である。
血液や尿などの体液が異常に酸性となる症状。代謝の障害によって体液中にケトン体が増加することが原因となる。
体液のpHが7.45以上になること(アルカレミア)によって起こる症状。
最も強力な鉱質コルチコイド。副腎の皮質球状層で合成され分泌される。
アンジオテンシンIIとは、血圧の上昇や水・ナトリウムの保持に中心的な役割を果たす生理活性ペプチドであり、強力な血管収縮作用を持つホルモンである。
ルイス=ランダル(Lewis and Randall)によって1921年に導入された概念であり、溶液中におけるイオンの濃度とその価数の2乗を掛け合わせた値の総和の半分として定義される。
膜小胞の一種。大きさは50〜100nm。エキソソームとも呼ばれる。
エボラ出血熱の原因となるウイルス。フィロウイルスに分類される。1976年にコンゴ民主共和国とスーダンで初めて確認された。自然宿主は複数種のオオコウモリと考えられている。潜伏期間は2日〜3週間と幅がある。
甘味料として使用されるテトロースの糖アルコール。エリトリトールとも呼ばれる。分子式は C4H10O4
エンドセリン-2は、内皮細胞を含む様々な組織や細胞において遺伝子から産生される生理活性物質である。 アミノ酸配列の解析から、エンドセリン-1やエンドセリン-3とは異なる遺伝子にコードされていることが明らかにされている。 体液の恒常性維持や血管の緊張度調節において重要な役割を担っている。
金属元素の一つ。人体に最も多いミネラルで、体重の約2%(約1kg)を占めている。
ヒトの心房性ナトリウム利尿ペプチド。過剰に分泌された血管収縮性の神経体液性因子に対して拮抗作用や分泌抑制作用を持つ唯一の急性心不全治療薬。
クリアランス機構とは、生体が代謝物、異物、老廃物、病原体などの不要物を血液、組織、あるいは器官から排除し、体外へ排泄あるいは無毒化する一連の生体防御および恒常性維持のための生理学的仕組みのことである。
脳内において血管周囲に存在する間隙を介して体液を循環させ、老廃物を効率的に脳外へと除去する機構。体におけるリンパ系に対応する役割を果たす。グリンパティックシステムとも。
グルタル酸尿症とは、アミノ酸であるリジン、ヒドロキシリジン、トリプトファンの代謝異常によって体内にグルタル酸やその関連物質が蓄積する、まれな常染色体劣性遺伝形式をとる先天性代謝異常症の一種である。
ケトン型酸敗とは、糖尿病の合併症である糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の別称であり、インスリンの著しい不足と血糖値の上昇、および血中のケトン体増加に伴う重篤な代謝性アシドーシスを引き起こす病態である。 インスリンは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンであり、血液中のグルコース(ブドウ糖…
サイトメガロウイルス網膜炎とは、ヘルペスウイルス科に属するサイトメガロウイルス(CMV)の感染によって引き起こされる進行性の網膜炎症性疾患であり、日和見感染症の一つとして免疫不全状態にある患者に好発する。
ヤブカ属の蚊が媒介するジカウイルスによる感染症。ジカウイルス感染症とも。
ポリフェノールオキシダーゼのひとつ。銅イオンと結合して活性を持つ。動物の皮膚や昆虫の体液、植物の細胞内、麹菌などに含まれる酸化還元酵素。
トランスサイリチンとは、主として肝臓で合成され血液中や脳脊髄液中に分泌される四量体構造を持つタンパク質である。
トランス嚢とは、主に鳥類の総排出腔の背側に存在し、免疫機能において重要な役割を果たす中枢神経系ではなくリンパ組織であるファブリキウス嚢の別称、または関連する構造の歴史的・異称の一つである。
バソプレシンV2受容体に対するアンタゴニスト。商品名はサムスカ。
体内に溜まっている体液や膿を体外に出すこと。
人体に必要なミネラルの一つ。生物の体内ではイオンとして存在する。体液の浸透圧の調節などを行う。
ナトリウム・グルコース共輸送体2とは、おもに腎臓の近位尿細管に存在し、原尿中のグルコースとナトリウムイオンを細胞内へ再吸収する膜タンパク質である。
パラミクソウイルスの一種。養豚場労働者の間で起こる急性脳炎として発見された。
腎臓での水の再吸収を促進するホルモン。ヒトにおいては主にアルギニンバソプレシンのことを指す。抗利尿ホルモン(ADH)やバソプレッシンとも。
バナナとは、バショウ科バショウ属の植物のうち、食用に果実を利用する品種群の総称である。
赤芽球前駆細胞に感染し、伝染性紅斑の原因となるパルボウイルス。
ヒパジンとは、かつて日本薬局方に収載されていた中枢神経系に作用する薬剤であり、主として鎮咳薬などとして用いられていた化学物質である。 厚生労働省などの公的機関や医薬品に関するデータベースにおいて、その有効成分や製剤の薬事的な変遷が記録されている。
プラスミノゲンアクチベーターとは、不活性な前駆体であるプラスミノゲンをタンパク質分解酵素であるプラスミンへと変換する酵素の総称である。 プラスミンはフィブリノーゲンやフィブリンを分解する作用を持ち、血液凝固によって生じた血栓を溶解する線溶系(線維素溶解系)において中心的な役割を担っている。
ヘルペスウイルス科とは、二本鎖DNAをゲノムとして保持し、正二十面体のカプシド構造とエンベロープを有する大型のDNAウイルスの分類群である。
1994年オーストラリアでウマとヒトへの感染が確認されたヘニパウイルス。現在まで、オーストラリアにおいて3名の患者発生が報告され、一人が死亡している。
アオバアリガタハネカクシの体液に含まれる有毒な有機化合物。皮膚炎を引き起こす。
ポリグリコール酸とは、グリコール酸の重縮合または環状二量体であるグリコリドの開環重合によって得られる脂肪族のポリエステルの一種である。
ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)とは、標的とするDNA領域を体外で特異的に増幅させるための分子生物学的実験手法である。
リフトバレー熱とは、リフトバレー熱ウイルス(RVFV)によって引き起こされる、人獣共通感染症の一つである。
生理食塩水にマグネシウムやカリウム、カルシウムのイオンを加え、より生体内の体液に近付けたもの。リンガー液とも。
組織液がリンパ管に流れ込んだ、無色~淡黄色の透明な体液。単にリンパとも呼ばれる。
ルイス式血液型(Lewis blood group system)とは、赤血球の細胞膜上に存在する糖脂質抗原に基づく血液型の一つであり、主に分泌型と非分泌型を決定する遺伝子およびフコース転移酵素の働きによって規定される抗原システムである。
ルセオグリフロジンとは、選択的なSGLT2(ナトリウム・グルコース共輸送体2)阻害薬として開発された、2型糖尿病の治療に用いられる経口血糖降下薬である。
本剤は主にDNAジャラーゼおよびトポイソメラーゼIVという酵素の働きを阻害することにより、細菌のDNA合成を抑制し、細胞死を誘導する機序を持つ。
上皮細胞の細胞膜に局在し、電解質、体液調節に関わるナトリウムチャネル。腎臓の尿細管や肺上皮、味細胞、蝸牛管の前庭膜などに発現する。アミロライドによって阻害される。
下肢や腰部〜腹部の臓器の静脈が合流する大きな静脈。
不凍タンパク質とは、低温環境に適応する生物が体液の凍結を防ぐために産生するタンパク質の総称である。