成長因子別名 → 増殖因子
成長因子(growth factor)
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成長因子(growth factor)
4E-BP1とは、eIF4E結合タンパク質1(eukaryotic translation initiation factor 4E-binding protein 1)の略称であり、真核生物における翻訳開始の制御に関与する重要なタンパク質である。
B-Rafとは、ヒト遺伝子の一つであり、細胞内のシグナル伝達経路であるMAPK/ERKシグナル伝達経路において重要な役割を果たすプロテインキナーゼをコードしている。
上皮成長因子(EGF)の受容体。上皮成長因子受容体や上皮増殖因子受容体、HER1とも。
EGFRvIII(上皮成長因子受容体変異型III)とは、上皮成長因子受容体(EGFR)の遺伝子にエクソン2から7までの欠失が生じることで形成される、腫瘍特異的な変異型受容体である。
EGR1とは、C2H2型ジンクフィンガー構造を持ち、刺激に応じて急速かつ一過性に転写が誘導される即時初期遺伝子、およびそれがコードする転写因子である。
EGF(上皮成長因子)ドメインにおける糖鎖修飾に関わるO-GlcNAc転移酵素のひとつ。細胞外のN-アセチルグルコサミン修飾を触媒する酵素。
線維芽細胞増殖因子のひとつ。塩基性線維芽細胞成長因子や塩基性線維芽細胞増殖因子、塩基性FGF(bFGF)とも呼ばれる。
GRB2遺伝子とは、細胞増殖やシグナル伝達に関与するアダプタータンパク質をコードするヒトの遺伝子である。
EGFファミリーの主要な増殖因子。ヘパリン結合性上皮成長因子とも。
インスリン様成長因子のひとつ。ソマトメジンCとも。
インスリン様成長因子のひとつ。ソマトメジンAとも。
IGFBPとは、インスリン様成長因子(IGF)に特異的に結合するタンパク質ファミリーの総称である。
IRS6とは、インスリン受容体基質(Insulin receptor substrate)ファミリーに属するタンパク質の一つであるIRS6遺伝子によってコードされる分子である。 インスリンおよびインスリン様成長因子のシグナル伝達経路において重要な役割を果たしていると考えられている。
Krox24とは、哺乳類において見出された初期応答遺伝子の一つであり、ジンクフィンガー型の転写因子をコードする遺伝子である。 本遺伝子はEgr1、Zif268、NGFI-A、TIS8など、研究分野や生物種によって多数の異なる名称で呼ばれていることでも知られている。
MAPKキナーゼキナーゼキナーゼとは、細胞内のシグナル伝達においてMAPKカスケードの最上流を活性化する酵素であり、一般にMAPKKKまたはM3Kと略されるプロテインキナーゼの一種である。
MAPキナーゼ経路とは、細胞外からの様々な物理的刺激や化学的刺激(サイトカイン、ホルモン、ストレスなど)を細胞膜上の受容体を介して細胞内へ伝達し、遺伝子発現や細胞の増殖、分化、アポトーシスなどの多様な生物学的応答を引き起こすシグナル伝達経路の総称である。
MEK2とは、マイトジェン活性化プロテインキナーゼキナーゼ2(Mitogen-activated protein kinase kinase 2)の略称であり、細胞内のシグナル伝達経路であるMAPK/ERK経路において中心的な役割を果たすタンパク質キナーゼ(不活性化酵素の一種)である。 ヒトにおいてはMAP2K2遺伝子によってコードされている。
一回膜貫通型の受容体。細胞外ドメインは、36個の上皮成長因子(EGF)様リピートから成り、各リピートはO-フコースとO-グルコースの糖修飾を受けている。
肝細胞膜に多量に存在し、門脈血中から肝細胞への胆汁酸循環を担うトランスポーター。また、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染に関わる膜タンパク質。ナトリウムタウロコール酸共輸送体とも。
NTRK1とは、神経成長因子(NGF)の高親和性受容体であるTRKAをコードする遺伝子であり、ヒトの第1染色体の長腕(1q21-q22)に位置している。
ラット副腎髄質クロム親和性細胞腫から樹立された細胞株。神経成長因子を作用させることにより、神経突起を伸長して交感神経細胞様に分化するため、神経細胞における分化機構の解明や神経成長因子の作用機構解明の研究などに用いられる。
増殖因子のひとつ。血小板由来成長因子や血小板由来増殖因子とも呼ばれる。
血小板由来成長因子(PDGF)の受容体。以下の種類がある。
RhoBとは、低分子量G蛋白質のRhoファミリーに属するGTPaseの一つであり、細胞骨格の動態制御、エンドサイトーシス、小胞輸送、細胞周期の進行、およびアポトーシスの誘導など、多様な細胞機能の調節に関与する分子である。
SMAD6とは、トランスフォーミング成長因子-beta(TGF-$\beta$)および骨形成タンパク質(BMP)シグナル伝達経路を負に調節する抑制型SMAD(I-SMAD)ファミリーに属するタンパク質である。
FcεRⅠを介したマスト細胞活性化を減らすアダプター分子。IgEに依存する刺激を受けた際にアレルギー炎症反応(好塩基球活性化応答)を増強させる細胞内タンパク質。
STAT5B遺伝子はヒトの染色体上の17q21.2に位置しており、成長ホルモンやプロラクチン、各種のサイトカインといったホルモン刺激に応答して活性化される。
STAT経路とは、サイトカインや成長因子などの細胞外シグナルを受容した細胞において、細胞膜から核内へ情報伝達を行い標的遺伝子の転写を直接誘導する、主要なシグナル伝達経路の一つである。
EGFファミリーに属する細胞成長因子。腫瘍細胞増殖因子。
細胞に関わる様々な働きを制御するサイトカイン。細胞の増殖や分化を制御し、細胞死を促す。哺乳類では40種類のスーパーファミリーが確認されている。トランスフォーミング増殖因子βや形質転換成長因子βとも呼ばれる。。
VEGF-Dは、遺伝子レベルではFIGF(c-fos-induced growth factor)とも呼ばれており、哺乳類において細胞の増殖や遊走を調節する重要な分子として機能している。
マクロファージから分泌されるタンパク質。細胞膜表面に発現する。EGFRのリガンド。
ヘキスト社(現サノフィ社)によって開発された持効型のインスリン製剤。商品名はランタス。
動物の成長や発達を促進する、インスリンと似た構造を持つホルモン。
インスリン様成長因子-1とは、インスリンと高い構造的相同性を持つペプチドホルモンであり、主に肝臓で産生されて血流に乗って全身に運ばれるほか、標的組織において局所的にも作用する生理活性物質である。
キナーゼ阻害薬とは、タンパク質キナーゼ(プロテインキナーゼ)の触媒活性を特異的に抑制し、細胞内のシグナル伝達経路を遮断する低分子化合物あるいは抗体医薬品などの総称である。国立がん研究センターがん情報サービスによると、がんの分子標的薬の多くはキナーゼ阻害薬であり、がん細胞の増殖や生存に関わる特定の分…
グリチルリチンと2つのカリウムイオンとの塩。
グリピカン2とは、細胞膜外表面にGPIアンカーを介して結合するヘパラン硫酸プロテオグリカンファミリーのメンバーであり、主として神経系の発生や軸索誘導において重要な役割を果たす糖タンパク質である。
上皮成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼの阻害剤。がんに対する分子標的薬。商品名はイレッサ。
シグナル伝達物質とは、多細胞生物において細胞間あるいは細胞内での情報伝達を担う化学物質の総称である。
シグナル伝達異常とは、細胞外からの物理的あるいは化学的な刺激を細胞内へ伝達する一連の分子メカニズムに破綻が生じ、細胞の増殖、分化、代謝、アポトーシスなどの正常な生理応答が損なわれる現象のことである。
スクロースとアルミニウムの複合体。消化性潰瘍や急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期の症状改善に用いられる治療薬。潰瘍部分に保護層を形成し、その治癒を補助する。
タンパク質キナーゼC(PKC)とは、細胞内におけるシグナル伝達経路の中心的な役割を担う、リン酸化酵素(キナーゼ)の一種である。
褥瘡や皮膚潰瘍の治療薬。血管内皮細胞や線維芽細胞などに存在するFGF受容体に特異的に結合し、血管新生や肉芽形成を促進する。商品名はフィブラスト。
Ras/MAPKシグナル伝達経路の異常が原因となる常染色体優性遺伝疾患。身体の奇形(低身長、翼状頚、胸郭変形)や心臓の異常などが見られる。
ヒト臍帯静脈内皮細胞とは、ヒトの臍帯にある静脈の内壁から分離・採取される内皮細胞のことである。
ビタミンBに分類される水溶性ビタミン。様々な酵素(主にビオチン酵素)の補酵素として働き、糖新生やアミノ酸代謝、脂肪酸の合成などに関わる。ビタミンB7やコエンザイムRとも。過去にはビタミンHと呼ばれた。
ブラシノステロイドとは、植物の成長や発育のさまざまな段階において生理的な調節作用を示す、天然由来のステロイドホルモンの一種である。
ヘパリン結合性上皮成長因子(heparin-binding epidermal growth factor-like growth factor) HB-EGFを参照。
マンノース6-リン酸受容体とは、リソソームに輸送される酵素などのタンパク質に付加されたマンノース6-リン酸を認識して結合する膜受容体である。
ジアリルメラミンが元となり発見された有機化合物。1965年に降圧薬として開発され、1979年にアメリカで経口降圧薬として承認された。
レセプターチロシンキナーゼ(RTK)とは、細胞膜を貫通する構造を持ち、リガンドの結合によってチロシンキナーゼ活性化を引き起こす受容体の一群である。
血管新生促進因子のひとつ。上皮成長因子受容体のリガンドとなる。表皮増殖因子とも。
上皮成長因子受容体(epidermal growth factor receptor : EGFR) EGFRを参照。
上皮成長因子(EGF)を参照。
余剰な滲出液とは、炎症反応や血管透過性の亢進に伴い、組織から漏出したいわゆる滲出液のうち、創傷治癒のプロセスにおいて過剰となった液体のことを指す。
温覚や痛覚、発汗機能の欠如および精神遅滞を伴う常染色体劣性遺伝疾患。原因は神経成長因子の受容体の遺伝子であるTrkA(NTRK1)の変異。無汗症などの自律神経の障害が見られないタイプ(先天性無痛症)もある。
卵胞液とは、卵巣内の卵胞(卵胞発育の過程にある卵胞)の内部を満たしている液体成分のことである。
基底膜ヘパラン硫酸とは、細胞外マトリックスの一種である基底膜に豊富に存在する、硫酸化された糖鎖を持つプロテオグリカン(ヘパラン硫酸プロテオグリカン)に結合したヘパラン硫酸のことである。