MHCクラスⅡ分子
MHCのひとつ。通常の体細胞には存在せず、ヘルパーT細胞へ抗原提示を行う抗原提示細胞(プロフェッショナル抗原提示細胞)のみが発現している。構造としては1回膜貫通タンパク質であるα鎖(約230個のアミノ酸、約33〜35kDa)とβ鎖(約230個のアミノ酸、約27〜29kDa)からなるヘテロ二量体。
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MHCのひとつ。通常の体細胞には存在せず、ヘルパーT細胞へ抗原提示を行う抗原提示細胞(プロフェッショナル抗原提示細胞)のみが発現している。構造としては1回膜貫通タンパク質であるα鎖(約230個のアミノ酸、約33〜35kDa)とβ鎖(約230個のアミノ酸、約27〜29kDa)からなるヘテロ二量体。
タンパク質の設計図となるRNA。細胞の中で遺伝子(DNA)からの転写によって作られる。メッセンジャーRNAや伝令RNAとも。
MHCクラスⅡ分子とインバリアント鎖が結合した複合体が送られる、後期エンドソーム様の細胞内小胞。MⅡCでは、MHCクラスⅡ分子上のCLIPと抗原ペプチドが交換が行われる。
ムラミン酸の誘導体。細菌の細胞壁(ペプチドグリカン)の糖鎖を構成する単糖類のひとつ。MurNAcと表記される。
NELFとは、神経ペプチドの一種であるニューロメディジンSやGnRHニューロンの発生・移動に関与するタンパク質、あるいは分子生物学における転写伸長抑制因子(Negative Elongation Factor)など、文脈によって複数の重要な医学的・生物学的意味を持つ用語である。
細胞質内で糖タンパク質からN型糖鎖を外す酵素。細胞質ペプチド:グリカナーゼN1とも。
NOD1(Nucleotide-binding oligomerization domain-containing protein 1)とは、主として自然免疫に関与する細胞質性のパターン認識受容体である。 宿主の細胞内に侵入した病原体由来の分子パターンを認識し、炎症反応や免疫応答を誘導する重要なタンパク質として機能する。
NPY(neuropeptide Y) 神経ペプチドYを参照。
視床下部の弓状核内側部に存在し、摂食を亢進させるニューロペプチドYとアグーチ関連ペプチドを分泌する神経細胞。
DNAの塩基配列に依存せずペプチド系化合物を生合成する酵素。非リボソーム型ペプチド合成酵素とも。スルガミドBの合成に必要。
NY-ESO-1とは、主としてがん精巣抗原ファミリーに属する代表的な腫瘍関連抗原の一つであり、様々な悪性腫瘍において発現することが知られているタンパク質である。
ペプチド(タンパク質)が持つ2つの末端のうち、アミノ基(-NH2)が存在する側のこと。アミノ末端とも呼ばれる。
PDZとは、主としてタンパク質の相互作用を媒介する、およそ80〜90個のアミノ酸残基から構成される保存されたドメイン構造のことである。
PDZ1とは、様々なタンパク質のアミノ酸配列中に見出され、他のタンパク質との相互作用を仲介する保存されたドメイン構造であるPDZドメインのうち、一つのポリペプチド鎖内に複数存在する同ドメインのN末端側に位置する第1番目のドメインを指す用語である。
小腸上皮細胞の刷子縁膜側に発現し、ジペプチドおよびトリペプチドの吸収を行うトランスポーター。トリペプチドより大きなペプチドは輸送しない。
腎臓上皮細胞刷子縁膜に発現し、ジペプチドやトリペプチドの再吸収に関与するトランスポーター。
プロトン共役型オリゴペプチド輸送体を参照。
PPファミリー(pancreatic peptide family) 以下のペプチドの総称。 -ペプチドYY -神経ペブチドY(ニューロペプチドY) -膵ポリペプチド
膵臓のランゲルハンス島に存在する、膵ポリペプチドを分泌する細胞。F細胞とも呼ばれる。
PSEN2とは、プレセニリン2と呼ばれるタンパク質をコードする遺伝子であり、ヒトでは1染色体の長腕(1q42.13)に位置している。
骨代謝において中心的な役割を果たすGタンパク質共役型受容体。副甲状腺ホルモン1型受容体。
PYY ペプチドYYを参照。
REG3G(Regenerating islet-derived protein 3 gamma)とは、リガーゼ様作用や抗菌ペプチドとしての機能を持つC型レクチンファミリーに属するタンパク質の一種であり、主として膵臓や小腸などの消化器系組織において発現が認められる分泌タンパク質である。
グリシン(G)の一方の末端にアルギニン(R)、反対の末端にアスパラギン酸(D)を(RGD配列)持つペプチド。
アルギニン、グリシン、アスパラギン酸(Arg-Gly-Asp)からなるアミノ酸の配列(モチーフ)。細胞結合部位となる配列。インテグリンαvβ3はこの配列を持つペプチドを認識する。
RIAとは、放射免疫測定法(Radioimmunoassay)の略称であり、抗原と抗体の免疫学的な結合反応を利用して、血中などの微量な物質を高感度に測定する分析手法である。
RNAテンプレートとは、遺伝情報を伝達または複製する際に、新たな核酸鎖を合成するための型として機能するリボ核酸分子のことである。
リボソームの翻訳停滞を解消する品質管理機構。様々な因子がリボソームを解離させ、合成途中のペプチド鎖を分解させる経路。
SLCのサブファミリーのひとつ。SLC15Aファミリーは共通してジペプチドおよびトリペプチドを基質とする。
SLC15A3とは、ヒトを含む哺乳類においてペプチドやヒスチジンなどのアミノ酸を細胞質内へ輸送するトランスポーターをコードする遺伝子、およびそれが発現するタンパク質の名称である。
SP-Cとは、肺の胞隔に存在するII型肺胞上皮細胞で産生・分泌されるサーファクタント(界面活性剤)の主要な構成タンパク質であるサーファクタントタンパク質Cの略称である。 ヒトにおいてSP-CはSFTPC遺伝子によってコードされており、肺胞の表面張力を低下させて呼気時における肺の虚脱を防ぐ極めて重要な役割を担っている…
SSTR2とは、ソマトスタチン受容体のサブタイプ2であり、Gタンパク質共役受容体ファミリーに属する膜受容体の一つである。 体内におけるソマトスタチンの主要な受容体として機能し、ホルモン分泌の抑制や細胞増殖の制御などに関与している。
SSTR3とは、ソマトスタチン受容体のサブタイプの一つであり、Gタンパク質共役受容体ファミリーに属する膜受容体である。 ヒトにおいてはSSTR3遺伝子によってコードされている。
ATPによって働くペプチド輸送体。TAP-1とTAP-2からなるヘテロ二量体。古典的クラスⅠ分子による抗原提示において、プロテアソームによって産生されたペプチド断片を小胞体内へ輸送するタンパク質。
ナイーブT細胞(ナイーブヘルパーT細胞)またはNKT細胞を指す。
ヘルパーT細胞の種類のひとつ。IL-17を産生する。分化や増殖にはIL-23が必要。
ペプチドグリカンやポリペプチド(リポタンパク質)を認識するToll様受容体。マクロファージと樹状細胞の表面に存在する。
胸腺に由来する免疫細胞。大きさは6〜15μm。寿命は4〜6ヶ月。胸腺(thymus)の頭文字からT細胞と名付けられた。Tリンパ球とも。
U69563とは、カッパオピオイド受容体に対して高い親和性と選択性を示す強力な非ペプチド性の合成オピオイド作動薬である。 中枢神経系において鎮痛作用や利尿作用、抗けいれん作用などを示すことが知られており、オピオイド受容体の研究用試薬として利用される。
血管作動性腸管ペプチド(VIP)を異常に産生する機能性NET。膵臓や十二指腸に発生する。
ラクトトリペプチドのひとつ。バリンと2つのプロリンからなるトリペプチド。
トリプトファンとチロシンからなるジペプチド。特定のホエイやカマンベールチーズなどの発酵乳食品に多く含まれる。
カゼインホスホペプチドの一種。αS1-カゼインの43残基から79残基のペプチドで、ホスホセリン7個を含む。
カゼインホスホペプチドのひとつ。αS2-カゼインのN末端から32残基と46残基から70残基の2種類があり、それぞれホスホセリンを4個含む。
ケラチンのひとつ。髪の毛の主要なタンパク質であり、ほぼ全てが螺旋状のαヘリックス構造から構成される。
αセクレターゼとは、アルツハイマー病の原因物質とされるアミロイドβペプチドの産生を抑制する生体防御的なタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)の総称である。 アルツハイマー病の脳内では、アミロイド前駆体タンパク質(APP)と呼ばれる膜タンパク質が酵素によって切断されることでアミロイドβが生成され、これが神経細胞…
タンパク質で頻繁に見られる二次構造。
コラーゲンを構成するポリペプチド鎖。3本のα鎖が螺旋状に捻れて集まることでコラーゲンとなる。
カゼインホスホペプチドの一種。β-カゼインのN末端から25残基のペプチドで、ホスホセリン4個を含む。
脳下垂体に存在するメラノトロピンのひとつ。動物によって構造が異なる。
アミノ酸(β-アミノ酸)のひとつ。
脳内で分泌されるオピオイドペプチドのひとつ。脳下垂体から副腎皮質ホルモンとともに血液中に放出される。また、甘味によって脳幹の中脳水道周囲灰白質から分泌されることが報告されている。脳内麻薬とも呼ばれる。
化学構造中にβ-ラクタムを持つ抗生物質の総称。細菌の細胞壁であるペプチドグリカンを合成する酵素群の働きを阻害することで抗菌作用を発揮する。
99個のアミノ酸からなるポリペプチド。HLAクラスⅠ分子のL鎖としてH鎖と共有結合する。
β鎖と呼ばれる伸びた状態のペプチド主鎖が、隣同士でアミド基とカルボニル基との水素結合を作り、1枚のシートのような形を作る。
βデフェンシン4とは、ヒトの生体防御機構である自然免疫において重要な役割を果たす抗菌ペプチドの一種であり、主として上皮細胞から産生されて病原体の侵入を防ぐペプチドである。
βラクトグロブリン由来の4つのアミノ酸(グリシン、スレオニン、トリプトファン、チロシン)からなるペプチド。GTWYペプチドとも。カマンベールチーズなどの発酵乳製品に多く含まれ、認知機能の改善に有効とされる。
血液検査の項目のひとつ。γ-グルタミルトランスペプチターゼ(ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ)。γ-GTやGGTとも表記される。
グルタチオンを構成するグルタミン酸とシステインの間にできる特殊なペプチド結合。γ-グルタミルトランスペプチダーゼの触媒によってのみ加水分解される。
納豆菌が生成する物質。グルタミン酸がペプチド結合したもの。天然では最も一般的なポリグルタミン酸。