ゲンチジン酸
安息香酸の2位と5位にヒドロキシ基が結合した有機化合物。ゲンチアナの根から抽出された。2,5-ジヒドロキシ安息香酸とも呼ばれる。
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安息香酸の2位と5位にヒドロキシ基が結合した有機化合物。ゲンチアナの根から抽出された。2,5-ジヒドロキシ安息香酸とも呼ばれる。
コカインの代謝産物であるベンゾイルエクゴニンのカルボキシル基がエタノールとエステル結合を形成した有機化合物。
ドクウツギ(特に果実)に含まれる、モノテルペン骨格を有する有毒なラクトン。ツチンよりも速やかに吸収され、さらにツチンの4倍以上の毒性を持つとされる。
小腸に到達したコレラ菌が放出する毒素。小腸上皮細胞の細胞膜に発現しているGM1ガングリオシドに結合し細胞内に取り込まれ、最終的にサイトゾルに侵入することで毒性を発揮する。
眼症状(結膜炎、上強膜炎、強膜炎、ブドウ膜炎、非梅毒性間質性角膜炎などによる充血、痛み、眩しさ)と内耳症状(感音性難聴、メニエール病様症状)、血管炎などを起こす稀な疾患。他の症状として発熱や倦怠感、関節痛、筋肉痛、体重減少、消化管出血、リンパ節腫脹などがある。
コークとは、石炭を高温で乾留(熱分解)することによって得られる、主として炭素からなる固形燃料および還元剤である。
綿実に含まれるポリフェノール。心臓や肝臓への毒性を持つ。
サトウキビに生じるアースリニウム属のカビが産生する3-ニトロプロピオン酸が原因となる中毒性神経疾患。1970〜80年代に中国北部に発生した。
フェニルプロパノイドのひとつ。強い殺菌効果や防虫効果があるが、皮膚に対する刺激性や肝毒性もある。
渦鞭毛藻が生産する毒素。熱帯地域の魚の肝臓に蓄積し、食中毒であるシガテラの原因となる。
カビによって産生される、毒性を持つ有機化合物。
紅麹菌が産生するカビ毒。腎毒性を有するマイコトキシン。
アリルイソチオシアネートの配糖体。分子式は C10H16KNO9S2
ショ糖密度勾配遠心法とは、管内にショ糖濃度の勾配を作成し、その中に試料を重ねて遠心力を作用させることで、粒子の沈降係数や密度の差を利用して分離・精製する遠心分離法の一種である。
イミペネムの腎代謝を阻害する薬剤として開発され、合剤(イミペネム・シラスタチン)として用いられてきた薬剤。
シーズ化合物とは、新たな医薬品の開発において、目的とする薬理作用を示し、創薬の出発点となる化合物のことである。
後発医薬品とも呼ばれる。対して、その元となった新薬を先発医薬品と呼ぶ。
ジエタノールアミドとは、脂肪酸とジエタノールアミンを反応させて製造される界面活性剤の一種であり、主として化粧品や洗浄剤などの日用品において泡立ちの安定化や増粘の目的に用いられる化合物である。
ジギタリスの配糖体。Na+/K+-ATPaseを阻害し、心筋のカルシウム濃度を上昇させることにより強心作用を示す。心不全などの治療に用いられる。
核酸を構成するプリンヌクレオチドのアナログ。細胞内に取り込まれた後、活性代謝物のジデオキシ体となりHIVの逆転写酵素を阻害する。商品名はヴァイデックス。
ジメチル-2,2-ジクロロビニルホスフェイトとは、有機リン系の殺虫剤および駆虫薬として利用される化学物質であり、一般にはジクロルボス(DDVP)とも称される化合物である。 本物質は、昆虫やほ乳類体内のアセチルコリンエステラーゼを阻害することで神経毒性を示し、中毒症状を引き起こす特徴を持つ。
ジンチョウゲとは、中国南部を原産とするジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木であり、春の訪れを告げる強い芳香を放つ花を咲かせることで広く知られている植物である。
ユリ目ヒガンバナ科の多年草。ナルシスや水仙とも。
重症薬疹のひとつ。皮膚粘膜眼症候群とも。
マチンの果実の種子から発見されたアルカロイド。強い毒性があり、ヒトに対する致死量は 1mg/kg と青酸カリの5倍。
ストレスに応答して一時的に細胞質内に形成される、RNAやRNA結合タンパク質からなる凝集体。非膜型オルガネラのひとつ。
ストレプトコッカス属の虫歯菌のひとつ。ストレプトコッカス・サンギスとも。
ストレプトリジンSとは、主にA群溶血性連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)によって産生される酸素安定性の溶血毒(細胞膜障害性毒素)である。
セクレターゼとは、膜タンパク質の細胞外ドメインを切断して細胞外へと遊離させるプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の総称である。 アルツハイマー病の発症メカニズムやアミロイドβの生成に関与する酵素群として特に広く知られている。
ゴマに含まれる有機化合物。セサモリンの分解によって生じる。
ハンゴンソウやフキ(フキノトウ)、ツワブキ、ベニバナノボロギクなどに含まれる、強い肝臓への毒性を持つピロリジジンアルカロイド。
常在菌のひとつ。便や口腔などから分離される。大腸菌や肺炎桿菌などに近い。通常は問題とはならないが、日和見感染を起こす。
セレンアミノ酸のひとつ。シイタケに含まれる。L体のL-セレノメチオニンにはメチル水銀の神経毒性を効果的に弱める作用があることが示唆されている。
人体に必須のミネラル。食品中にはセレノシステインなどのようにアミノ酸と結合した形で含まれる。
セレンの無機化合物は毒性が高いため、セレンのサプリメントには高濃度のセレンを含む培地で培養してセレンをセレンアミノ酸として取り込ませたセレン酵母が用いられる。
セージとは、シソ科サルビア属に属する常緑性の低木であり、学名をSalvia officinalisと称する植物である。
ゼブラフィッシュとは、コイ目コイ科に分類される小型の淡水魚であり、モデル生物として発生生物学や遺伝学などの基礎生物学および医学研究において広く利用されている脊椎動物である。
オナモミの果実を乾燥させた生薬。漢字では蒼耳子。
肝疾患の治療薬として使用される有機化合物。TUDCAとも表記される。
イチイに含まれる毒性を持つアルカロイド。複数のジテルペンアルカロイドの集合体。肝臓で代謝されて速やかに安息香酸となる。
神経ガスのひとつ。第一号のG剤。ホスゲンよりも毒性が強く、速効性もある。
タラゴンとは、キク科ヨモギ属に分類される多年草であり、学名をArtemisia dracunculusと称するハーブの一種である。
ジベンゾ-p-ジオキシン(ジベンゾ-p-ダイオキシン)を基本骨格とする化合物の総称。ジオキシンとも。
PI3KおよびmTORに対する選択的阻害活性を持つイミダゾキノリン誘導体。単体で細胞毒性およびアポトーシス促進効果を示す。
グラム陰性の病原菌に対して強い生育阻害活性を示す有機化合物。大腸菌(エシェリヒア・コリ)や緑膿菌(シュードモナス・エルギノーサ)、肺炎桿菌(クレブシエラ・ニューモニエ)、アシネトバクター・バウマニなどに作用することが知られている。
チオカルボン酸のひとつ。示性式は CH3COSH
砂糖の30倍の甘味を持つ人工甘味料。シクラメートやサイクラミン酸ナトリウムとも。
ツベルシジンとは、放線菌の一種であるストレプトミセス属(Streptomyces rochei var. tubercidinatus)の培養液などから単離された、プリンヌクレオシド類似体構造を持つ天然の抗生物質および代謝拮抗物質である。
4つの窒素を持つテトラミンのひとつ。分子式は C4H8N4O4S2
国内で発見された放線菌の生産する発がんプロモーター。また、皮膚を強くかぶれさせる毒性を持つ。
蚊やアブ、マダニなどに効果のある虫除け。ジエチルトルアミドとも。
ニバレノールのデオキシ体。穀類に見られるトリコテセン。ボミトキシンとも。
トウダイグサ科トウゴマ属の一年草草本(熱帯では多年草木本)。原産地は熱帯東アフリカ。漢字では唐胡麻。成熟した種子を日干しにした後、圧搾した油はヒマシ油。
不活化ワクチンの一種。病原体が産生する毒素から毒性を無くし、免疫(抗体)を得るために必要な部分のみを残したもの。
細菌の毒素を失活させたワクチン。
アミノグリコシド系の抗生物質のひとつ。商品名はトブラシン。
トポイソメラーゼIIとは、DNAの二重らせんのトポロジー(立体構造)を変化させ、DNA鎖の切断と再結合を触媒することでDNAの絡まりやねじれを解消する酵素である。
窒素原子を4つ持つテトラミンのひとつ。分子式は C6H18N4
食用のニリンソウと似ている毒草。毒性成分はアコニチンやメサコニチン。
トリカブト属とは、キンポウゲ科に属する多年草の総称であり、日本国内を含む北半球の亜寒帯から温帯にかけて広く分布している植物である。