便
摂取した食品が腸管で消化された後に残る物質を元とする排泄物。糞便とも。
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摂取した食品が腸管で消化された後に残る物質を元とする排泄物。糞便とも。
便失禁とは、自分の意思とは無関係に、または便意を感じても排便を我慢できずに、肛門から便が不随意に漏出する状態をいう。 患者の身体的機能だけでなくQOL(生活の質)や精神的健康にも著しい悪影響を及ぼす疾患・病態である。
健常人の腸内細菌を患者に移植することで腸内細菌叢を改善する治療法。CDIに対して有効。
排便をしたいと感じること。
便に血液が含まれるかどうかを調べる検査。大腸など下部の消化管の出血を確認できる。
便に含まれる血液の有無を確認する検査。大腸がんの早期発見に必要となる。
便秘とは「排便が順調に行われない状態」と定義される。具体的には、以下のような症状が出る。
便秘型過敏性腸症候群(IBS-C)とは、明らかな器質的疾患が認められないにもかかわらず、腹痛や腹部不快感と、便秘を主とする排便異常が慢性的に持続する機能性消化管疾患の一種である。
便秘薬 下剤を参照。
腸内を便が通ること。排便。
ADLとは、日本語で日常生活動作と呼ばれる概念であり、人間が自立した生活を送るために毎日行う基本的かつ不可欠な身体動作群を指す言葉である。
アクアポリンのひとつ。AQP3の発現増加は便秘に関わることが報告されている。
直訳すると「認知症による行動および心理・精神上の症状」。
抗菌剤投与による腸内細菌叢の乱れをきっかけにクロストリジウム・ディフィシレが腸内で増殖し、毒素を産生することにより発症する感染症。
CYP7Aとは、コレステロールの代謝および胆汁酸の生合成における律速段階を触媒する重要な酵素である。 ヒトにおいてはCYP7A1遺伝子によってコードされており、主に肝臓の実質細胞に局在しているシトクロムP450ファミリーの分子種の一つである。
最も慢性肝炎へ移行しやすいウイルス性肝炎。C型肝炎ウイルスの感染による肝炎。血液を介して感染する。肝がんの原因のの70~80%を占める。
遺伝子を構成するDNAに生じる損傷。螺旋状の二本のDNAが同じ位置でどちらとも切断された状態となる。DNA二重鎖切断とも。
2009年に登場した糖尿病の治療薬。DPP-4を阻害する。
d抗原とは、ヒトの赤血球表面に存在するRh血液型系における主要な抗原の一つであり、歴史的にはRh因子の陰性を決定づける重要な指標として研究されてきた概念である。
免疫学的測定法のひとつ。酵素免疫定量法とも。
EPECとは、下痢などの消化器症状を引き起こす大腸菌の一種である腸管病原性大腸菌(Enteropathogenic Escherichia coli)の略称である。 EPECは、小児、特に乳幼児の間で下痢症の原因となる重要な病原体の一つとして知られている。
キチンやヒアルロン酸を構成する糖類。グルコサミンの2位のアミノ基がアセチル化された構造を持つ。細胞と細胞外を繋ぐ働きを持ち、様々なタンパク質の糖修飾に関わる。GlcNAcと表記される。
NRSとは、主に臨床医学や疼痛管理の分野において、患者が感じている痛みの強さを主観的に評価するために用いられる数値評価スケール(Numeric Rating Scale)の略称である。
Rh式血液型とは、赤血球の細胞膜上に存在する糖タンパク質や糖脂質などの抗原による血液型分類の一つである。 ABO式血液型と並び、輸血や妊娠管理において極めて重要な臨床医学上の分類基準となっている。
RIAとは、放射免疫測定法(Radioimmunoassay)の略称であり、抗原と抗体の免疫学的な結合反応を利用して、血中などの微量な物質を高感度に測定する分析手法である。
S100A8とは、カルシウム結合タンパク質であるS100ファミリーに属する分子量約11kDaの低分子タンパク質であり、主に好中球や単球などの骨髄系細胞の細胞質に豊富に存在する分子である。
Trypanosoma cruziとは、南アメリカから中アメリカにかけて風土病として存在する、人獣共通感染症のシャーガス病を引き起こす原虫の一種である。
μ受容体とは、主として中枢神経系や末梢神経系に存在し、鎮痛作用や依存性の発現に関与する主要なオピオイド受容体の一つである。
がん検診とは、無症状の健康な人に対して問診、身体診察、画像診断、血液検査などの検査を実施し、悪性新生物(がん)の早期発見と早期治療につなげることで、がんによる死亡率の低下を図る医学的介入である。 がんは日本人の死亡原因の第1位を占める重大な疾患であり、その対策として厚生労働省や地方自治体が主体となっ…
大腸がん発がん早期の患者の便中に多く見られることが知られており、この細菌が産生する膜小胞が腸管上皮細胞の炎症を惹起することと腸管上皮細胞内の活性酸素種を増加させDNA損傷を引き起こすことが大腸がんの原因になりえることが報告されている。
アトロピン代用薬とは、アトロピンと同様に副交感神経のムスカリン受容体においてアセチルコリンと拮抗し、その作用を競合的に阻害することでコリン作動性の神経伝達を抑制する薬剤の総称である。 自律神経系のうち副交感神経の働きを遮断することから、一般に抗コリン薬あるいは副交感神経遮断薬とも呼ばれる。
アメリカトリパノソーマ病とは、原虫の一種であるクルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)の感染によって引き起こされる人獣共通感染症であり、別名シャーガス病とも呼ばれる寄生虫病である。 主として中南米の風土病であるが、近年では人口移動に伴い非流行国へも感染者が拡がっている疾患である。
赤痢アメーバが原因となる赤痢。アメーバ症とも。5類感染症のひとつ。
アンデスウイルスは、ブニヤウイルス目、ハンタウイルス科、オルトハンタウイルス属に分類されるRNAウイルスである。
胆汁酸のひとつ。百寿者の便中に多く、グラム陽性病原性細菌に対する強い抗菌活性を持つことが報告されている。
イソコプロポルフィリノーゲンとは、ポルフィリン生合成経路およびヘム代謝に関連する中間体であり、ポルフィリン症の一種である遅発性皮膚ポルフィリン症(Porphyria cutanea tarda)の病態生理において重要な役割を持つ化合物である。
クワ科イチジク属の落葉果樹。紀元前から栽培されていた果物のひとつ。漢字では無花果。無花果と呼ばれる理由は、粒々の小果が肉厚の花たくに囲まれたまま実が大きくなるので、花が咲かないのに実がつくように見えるため。
ベンゼンとピロールが縮合した構造を持つ芳香族有機化合物。インドリンの酸化物。分子式は C8H7N
クロストリジウム属の細菌。長さ3〜9μm、幅0.9〜1.3μm。正式名称はクロストリジウム・パーフリンゲンス。
青梅を薪などの弱い火と煙で薫蒸した後に乾燥させてできる生薬。漢字では烏梅。
胆汁に含まれるビリルビンが腸内細菌によって還元されることでできる有機化合物。
蠕虫(エキノコックス)による人獣共通感染症。キツネやイヌの便に含まれる虫卵を経口摂取することや虫卵が汚染した川からの飲水、汚染地区の野菜の生食などによって感染する。ヒトからヒトへは感染しない。
エコーウイルス16型とは、ヒトを宿主とするエンテロウイルス属のピコルナウイルス科に分類されるウイルスの一種である。
エコーウイルス4型とは、ヒトの消化管を主な増殖場とするエンテロウイルス属に分類されるウイルスの一種であり、無菌性髄膜炎や発熱性疾患などの多彩な臨床症状を引き起こす病原体の一つである。
エコーウイルス9型とは、ヒトを宿主とするエンテロウイルス属のピコルナウイルス科に分類されるウイルスの一種であり、主として小児における無菌性髄膜炎や発疹を引き起こす病原体である。
器質的疾患による便秘を除く、慢性便秘症の治療薬。商品名はグーフィス。
エンドモルフィン1とは、哺乳類の脳組織から単離・同定された、強力かつ選択的なμオピオイド受容体作動薬として機能する内因性のペプチド(エンドモルフィン)の一種である。 アミノ酸配列がTyr-Pro-Trp-Phe-NH2で示されるテトラペプチドであり、中枢神経系における疼痛の制御やオピオイド受容体を介した様々な生理学的機…
エーテル硫酸抱合体とは、フェノール性水酸基やアルコール性水酸基を持つ化合物に硫酸基が結合した代謝物の一種である。 生体内における異物やホルモンなどの解毒および排泄を促進するための主要な第II相代謝反応(抱合反応)の産物として知られている。
オピオイド受容体に結合して鎮痛作用を発揮するリガンド。オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬)の成分。「オピエートの様なもの」を意味する言葉。
効力は金チオリンゴ酸ナトリウムに劣るが、早期の関節リウマチでの有効性や重篤な副作用が少ないという利点がある。副作用としては下痢、軟便が多い。
金属元素の一つ。人体に最も多いミネラルで、体重の約2%(約1kg)を占めている。
膨張性下剤のひとつ。水に不溶であるが、水を吸収して膨潤する。カルボキシメチルセルロースとも。商品名はバルコーゼ。
食中毒の原因となるグラム陰性桿菌の属名。国内ではカンピロバクターによる食中毒が最も多いとされる。
キシロースによって構成されるオリゴ糖。キシランがキシラナーゼによって分解されて生じるキシロビオース、キシロトリオース、キシロテトラオースなど。酸や熱に対する安定性に優れる。
観賞用および食用となるアロエ。南アフリカ原産で江戸時代に渡来し、茎が伸びて立ち上がることからキダチ(木立ち)と名付けられた。成長するにつれて枝は多数に分岐する。俗称は医者いらず。
腹痛、嘔吐、便秘の三つの消化器症状。急性間欠性ポルフィリン症で見られる。
フェノールにメチル基が結合した芳香族化合物。メチルフェノールとも。分子式は C7H8O
ガラクトマンナン(水溶性食物繊維)のひとつ。増粘安定剤として使用される。
グラスゴー・コーマ・スケールとは、頭部外傷をはじめとする急性脳障害患者の意識障害の重症度を迅速かつ客観的に評価するために広く用いられている神経学的な評価尺度である。
グルコースの誘導体(アルドン酸)。グルコースのアルデヒド基が酸化されてカルボキシル基に変化した構造を持つ。分子式は C6H12O7