浸透圧
濃度の異なる2種類の液体を半透膜を隔てて隣り合わせに置いたときに、濃度が均一になるように片方の液体が浸透しようとする際の圧力。
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濃度の異なる2種類の液体を半透膜を隔てて隣り合わせに置いたときに、濃度が均一になるように片方の液体が浸透しようとする際の圧力。
多尿において、尿に水分より溶質が多い状態のこと。
低ナトリウム血症治療時の合併症。血清のナトリウム濃度が急速に上昇することによって発症し、ヒトにおいては脳内の橋(橋の底部の神経細胞)でよく認められるため橋中心髄鞘崩壊とも呼ばれる。
ASK3(Apoptosis signal-regulating kinase 3)とは、アポトーシスシグナル伝達経路に関与するキナーゼの一種であり、主としてストレス応答や細胞死の制御において重要な役割を果たしている蛋白質である。 ASKファミリーに属する酵素であり、MAPKカスケードの上流で活性化されることで、様々なシグナル伝達に関与すること…
KCC3bとは、K-Cl共輸送体(K-Cl cotransporter: KCC)ファミリーに属する膜タンパク質であり、主に細胞外へのカリウムイオンと塩化物イオンの共輸送を媒介するアイソフォームの一つである。
Aktをリン酸化して活性化する複合体。PDK1とはリン酸化する部位が異なる。
ナトリウムイオンとプロトンを交換輸送する12回膜貫通型のアンチポーター。細胞内pHや浸透圧の調整に必要。ほぼ全ての生物に存在する。
浸透圧の単位。オスモル。1mOsm/kg・H2O は水1kgに溶けている溶質のモル数に等しい。
SAT-1とは、ヒトのSLC6A20遺伝子によってコードされるアミノ酸トランスポータータンパク質であるシルトランスポーター1(SLC6A20 transporter 1)の別名・略称の一つであり、腎臓や小腸などの上皮細胞におけるプロリンやグリシンなどのイミノ酸およびアミノ酸の輸送体として機能する分子である。
アクアポリン1とは、生物の細胞膜上に存在する膜タンパク質の一種であり、主として水分子を効率的かつ選択的に透過させる水チャネルとして機能するタンパク質である。 1992年にピーター・アグレらによって赤血球膜から発見され、水の輸送に関する生体膜の仕組みを解明する契機となった。
多数のコンドロイチン硫酸鎖を持つ巨大なプロテオグリカン。軟骨に存在するプロテオグリカンの主要成分であり、軟骨の発生や成長後の骨格維持に重要。ヒアルロン酸と結合する。
肝臓で合成され、血漿タンパク質の約60%を占めるタンパク質。血液検査の項目のひとつ(ALB)であり、基準値は大体 3.8~5.3g/dL。
熱や塩からタンパク質の立体構造を保護する溶質となる環状アミノ酸。好塩性細菌が外部浸透圧に対抗するために細胞内に蓄積する。
生物において主に浸透圧を調整する化学物質。例えば、ミオイノシトールは腎臓に存在するオスモライト。
人体に必要なミネラル。アルカリ金属のひとつ。カリウムはドイツ語であり、英語ではポタシウムと呼ばれる。
コリンの誘導体。ホスファチジルコリンの構成要素。コリンアルホスセラートとも。
ケトン型酸敗とは、糖尿病の合併症である糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の別称であり、インスリンの著しい不足と血糖値の上昇、および血中のケトン体増加に伴う重篤な代謝性アシドーシスを引き起こす病態である。 インスリンは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンであり、血液中のグルコース(ブドウ糖…
代表的な胃切除後症候群。胃を切除したことによる胃液分泌量の低下と貯留機能の破綻により、浸透圧の高い食べ物が急速に腸内に移動することが原因。術後数ヶ月後にに約20%の頻度で起こる。
トリメチルアミンの酸化物。トリメチルアミン-N-オキシドとも。分子式は C3H9NO
人体に必要なミネラルの一つ。生物の体内ではイオンとして存在する。体液の浸透圧の調節などを行う。
バナナとは、バショウ科バショウ属の植物のうち、食用に果実を利用する品種群の総称である。
バルビツール酸療法とは、バルビツール酸誘導体を高用量で投与することにより、脳の代謝および酸素需要を低下させ、頭蓋内圧亢進の抑制や脳保護を目的として行われる薬物療法である。
ヒストン様タンパク質とは、主に原核生物や古細菌の細胞質内において、DNAと結合してその構造をコンパクトに折りたたみ、クロマチン様構造の形成や遺伝子発現の調節に関与するタンパク質の総称である。 真核生物が持つヒストンとは進化的な起源やアミノ酸配列において直接的な共通性を持たない場合が多いが、DNAを折りたた…
ビーチロンとは、主として脳血管障害や頭部外傷などの急性期において、脳浮腫の軽減や頭蓋内圧の亢進抑制を目的として用いられる高張液、および浸透圧利尿薬であるグリセロールを有効成分とする医薬品である。
アミノ酸、イミノ酸のひとつ。主鎖の窒素原子と側鎖が共有結合した環状構造を持つ。分子式は C5H9NO2
フェニトインのプロドラッグ。フェニトインの副作用やpH、浸透圧などの欠点が改善されている。商品名はホストイン。
アメリカの生理学者である W.B.Cannon が1932年に提唱した概念。生体恒常性とも呼ばれる。
ホモジネートとは、組織や細胞などの生体試料を物理的に破砕・均質化した懸濁液のことである。
糖アルコールのひとつ。植物、海藻類、キノコ類、細菌、酵母などに含まれる。
テトラサイクリン系抗生物質のひとつ。商品名はミノマイシン。
豆類に含まれる少糖類。スタキオースと同様に一部は体内でフルクトースを遊離する。
組織液がリンパ管に流れ込んだ、無色~淡黄色の透明な体液。単にリンパとも呼ばれる。
外傷や腫瘍、炎症などによってバソプレシンの生合成・分泌に関わる脳の部位(視床下部)に障害が起こることで生じる疾患。バゾプレシン分泌低下症とも呼ばれる。
ラクトース(乳糖)を分解する消化酵素(ラクターゼなど)を持たないため、ラクトースを小腸から吸収できずに起こる症状。
下痢や嘔吐、発汗によって電解質(ナトリウムイオン)が失われ、細胞外液の濃度が低下して浸透圧が下がる脱水症。
体液の浸透圧調整とは、生体の恒常性(ホメオスタシス)維持の中核をなす生理的機構であり、細胞外液の溶質濃度および浸透圧を一定の狭い範囲内に維持するプロセスのことである。 生物が陸上生活適応や細胞機能の維持を行う上で不可欠な機能であり、主に視床下部、下垂体後葉、および腎臓の協調的な働きによって遂行される…
内耳圧とは、内耳の内部を満たす内耳液(内リンパおよび外リンパ)が迷路壁に対して及ぼす圧力のことである。
凍結障害とは、生体組織や細胞が凍結することによって受ける物理的および化学的な損傷の総称である。
腎臓への血液量を増加させ、尿の生成を促す作用。カフェインやアルコール、テオフィリン、テオブロミン、マンニトールなどが持つ。
加熱人血漿蛋白とは、ヒトの血漿から分離・精製した蛋白質を主成分とし、ウイルスなどの感染性因子を不活化するために加熱処理が施された血液製剤の一種である。
咳受容体は、咽頭、喉頭、気管、気管支などの呼吸器系粘膜の上皮内やその直下に高密度に分布しており、特に喉頭や気管分岐部においてその存在密度が高いことが知られている。
尿の量が異常に増えること。1日の尿量が3L以上の状態。尿崩症や糖尿病、腎臓病などで見られる。
水分摂取や尿濃縮能を反映する検査項目。基準値は 50〜1400 (mOsm/kg)
微量栄養素とは、生物の生存、成長、代謝、生理機能の維持において不可欠でありながら、生体内での合成が不可能または不十分であるため食事や栄養補給を通じて微量かつ継続的に摂取しなければならない必須栄養素の総称である。
抗真菌作用とは、真菌(カビや酵母など)の発育を抑制したり、これを死滅させたりする性質や働きのことである。
末梢血とは、血管内を循環している血液の総称であり、深部組織や骨髄などの造血器官に対して、体表や四肢などの末梢組織を流れる血液を指す。
末梢静脈栄養とは、主に四肢などの末梢静脈をルートとして輸液カテーテルを留置し、水分、電解質、アミノ酸、糖質、脂肪などの栄養素を投与する栄養療法の一つである。
栄養素とは、生物が生命維持、成長、代謝、身体活動などの生理機能を正常に営むために、外界から摂取し利用する有機化合物および無機物の総称である。 ヒトをはじめとする哺乳類などの生物は、体外から適切な栄養素を摂取しなければ、生命活動を維持することができない。
低タンパク血症により血漿膠質浸透圧が低下し、血管内に水分が保持できず生じる全身性浮腫。低栄養性浮腫とも。
機械感受性チャネルとは、細胞外あるいは細胞内の機械刺激を感知し、それをイオンの透過といった電気化学的シグナルへ直接変換する膜タンパク質の一種である。
水分子(2個の水素原子と1個の酸素原子からなる極性分子)が水素結合で繋がり集まったもの。水分とも。
水様性下痢とは、糞便の水分量や便意の回数が異常に増加し、固形分をほとんど含まない水のような状態の排便が続く臨床症状のことである。 急性下痢の多くはウイルスや細菌などの病原体による感染症が原因で引き起こされる。
植物の細胞が持つ細胞小器官。植物細胞内の約90%の体積を占める。
食塩(塩化ナトリウム)の濃度が0.9%の食塩水。この濃度の食塩水は体液と浸透圧がほぼ等しくなる。浸透圧の値は308mOsm/L
体液の浸透圧と等しい浸透圧を持つ液体。生理食塩水やリンゲル液など。
糖尿病が原因となるアシドーシス。若年に発症しやすい。
糖類下剤とは、消化管内で吸収されにくい糖類や糖アルコールを主成分とし、高張性の作用によって水分を腸管内に引き込むことで便の容積を増大させ、排便を促す下剤(緩下薬)の一種である。
組織間液とは、毛細血管の壁を通して血漿が組織の細胞間隙へ漏出することによって形成される体液の一部である。 細胞外液の主要な成分であり、細胞を取り囲む微小環境を構成している。
肝機能低下による全身性浮腫。アルブミン合成能が低下して血漿の膠質浸透圧が低下し起こる。肝硬変などで腹水が多量に溜まると、下大静脈圧迫で下半身に浮腫が現れる。
脳弓下器官や終板脈管器官、延髄最後野など、血液脳関門を持たない脳の組織の総称。