中毒
物質が持つ毒性によって体の機能障害を起こすこと。
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物質が持つ毒性によって体の機能障害を起こすこと。
中毒性変化を伴う巨大結腸症。潰瘍性大腸炎に伴う重篤で死亡率の高い合併症。治療は手術やステロイド動注療法。
全身に紅斑、びらんが多発する疾患。スティーブンス・ジョンソン症候群が悪化し、剥がれる皮膚の面積が10%を超えた重症薬疹。中毒性表皮壊死融解症やライエル症候群とも。
中毒性表皮壊死融解症
中毒物質とは、生体に対して化学的または物理化学的な作用により障害や機能異常を引き起こし、健康をそこねたり生命を脅かしたりする物質の総称である。 薬物、毒物、環境中の化学物質、重金属、天然毒など多様な形態が存在し、その作用機序や毒性の強さは対象となる生物の種類、投与量、曝露経路、代謝能力によって大きく…
アミノ酸のひとつ。δ-アミノレブリン酸とも。
関節リウマチの治療薬として用いられる有機化合物(免疫調整剤)。また、キレート作用を持ち、重金属中毒やウィルソン病の治療に用いられる。商品名はメタルカプターゼ。
蝿や蚊、ダニに対する有機リン系殺虫剤。ジクロルボスやジメチル-2,2-ジクロロビニルホスフェイトとも。
EDTA-2Na(エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム二水塩)とは、キレート剤として広く用いられる有機化合物であり、金属イオンと安定な水溶性の錯体を形成する性質を持つ化学物質である。
EPHとは、主に胎盤機能や血管の調節に関与するホルモン様物質であるエピネフリン、プロスタグランジン、あるいは高血圧、蛋白尿、浮腫を主徴とする妊娠高血圧症候群のかつての呼称であるEPH妊娠中毒症に関連して用いられることがある略語である。
肝炎ウイルスのひとつ。豚や猪、鹿の筋肉や内臓をに存在する。
ヒトの肝臓の主なカルボキシルエステラーゼ。CES1A1とも。
N,N-ジメチルアニリンとは、アニリンの窒素原子上の水素原子2つがともにメチル基で置換された芳香族アミンの一種である。
N-デスメチルジアゼパムとは、ベンゾジアゼピン系化合物の一つであり、ジアゼパムなどのベンゾジアゼピン受容体作動薬が肝臓などの生体内で代謝される過程で生成される主要な活性代謝物であるノルダゼパムの別名である。
腸管出血性大腸菌のひとつ。2011年に富山県を中心にO111による食中毒が発生し、86名が大腸炎に罹り、そのうち34名が溶血性尿毒症症候群、21名が脳症を併発し、5名が死亡した。
PNPLA6とは、パタチン様ホスホリパーゼドメイン含有タンパク質6(patatin-like phospholipase domain-containing protein 6)をコードする遺伝子、およびそれが翻訳する酵素の名称である。
β-チャコニンとは、ジャガイモなどのナス科植物に自然に含まれるステロイドアルカロイドの一種であり、ソラニンやα-チャコニンなどとともにグリコアルカロイドに分類される化合物である。
ε-アマニチン(イプシロン-アマニチン)とは、猛毒のキノコ類であるタマゴテングタケなどに含まれる環状ペプチドの一種であり、強力な肝障害を引き起こすアマトキシジン類を構成する化合物の一つである。
アカカビとは、不完全菌類に分類される糸状菌(カビ)の一属であるフザリウム属の真菌の総称であり、植物に様々な病害をもたらすとともに、ヒトや家畜に対して有害な代謝産物を産生する生物である。
プロトペディニウム属の藻類が産生し、二枚貝に蓄積する貝毒。11種類が確認されている。
アジンホスメチルとは、広範囲の害虫防除を目的として農業分野で広く使用されてきた有機リン系化合物の殺虫剤である。
飲酒によるアルコール(エタノール)の過剰摂取によって起こる依存症。慢性アルコール中毒とも。
カドミウムが原因となる中毒。腎臓(尿細管)障害を生じ、次いで骨軟化症を来す。女性に起こりやすい。貧血があるとカドミウムの吸収が促進されるため起こりやすくなる。イ病とも。
アルカロイドの一種。マメ科植物に感染する内生菌や病原菌が生産する二次代謝産物。
ウイルスが原因となる食中毒。ノロウイルスによる食中毒が最も多いとされる。
クロストリジウム属の細菌。長さ3〜9μm、幅0.9〜1.3μm。正式名称はクロストリジウム・パーフリンゲンス。
エルゴクリスチンとは、エルゴト菌(Claviceps purpurea)などに含まれる天然物であり、ペプチド型エルゴリン系アルカロイドの一種である。 本物質は麦角に由来する成分の一つとして知られており、化学構造的にはシクロペプチド鎖がエルゴリン骨格に結合した複雑な構造を有している。 エルゴクリスチンは、麦角アルカロイ…
エルゴペプチンアルカロイドとは、マメ科やイネ科などの植物に寄生する麦角菌(Claviceps属)などが産生するエルゴライン骨格を有するアルカロイドの一群であり、リゼルグ酸のアミド誘導体にペプチド鎖が結合した複雑な化学構造を持つ化合物の総称である。
ヒトに病原性を示すエルシニア属の細菌のひとつ。1939年に胃腸炎の原因となる細菌として発見された。
エルシニア・シュードチューバキュロウセスとは、腸内細菌科に属するグラム陰性の桿菌であり、人獣共通感染症の原因となる病原体である。自然界に広く分布しており、げっ歯類や野鳥などの野生動物のほか、家畜などの消化管内にも保菌されていることが知られている。
キョウチクトウに含まれる主な強心配糖体。中毒の原因となる。アグリコンであるオレアンドリゲニンにオレアンドロースがO-グリコシド結合した配糖体。
アントラキノン配糖体を有効成分とし、下剤として使用されるクロウメモドキ科の植物。腸内細菌の代謝によって下剤としての活性が現れる。商品名は新ウィズワンなど。
インドリジジンアルカロイドのひとつ。1981年に家畜やヒトに重篤な中毒を起こす物質としてオーストラリア産のマメ科植物から単離された。
中枢神経の興奮による覚醒作用および利尿作用があるアルカロイド。化学的にはプリン環を持つキサンチンのメチル化誘導体(1,3,7-トリメチルキサンチン)。
食中毒の原因となるグラム陰性桿菌の属名。国内ではカンピロバクターによる食中毒が最も多いとされる。
カンピロバクター属の中で食中毒の原因となる主な細菌。
クスノキ(シナモマム・カンフォラ)の芳香成分(テルペノイド)。防虫剤、防臭剤、医薬品などに用いられる。樟脳やカンファーとも。
真菌のひとつ。菌糸が集合した傘(子実体)をキノコと呼ぶ場合が多いが、その実体は菌(菌糸)である。植物とは異なる。
中南米を原産地とするトウダイグサ目トウダイグサ科イモノキ属の熱帯低木。アフリカやアジアの熱帯、亜熱帯地方で広く栽培されている。その根が芋として食用やタピオカの原料となる。
キンポウゲ科とは、被子植物門・双子葉植物綱(木蘭綱)に属する科の一つであり、主として草本からなり、一部に木本のつる植物を含む分類群である。 世界中に広く分布し、特に北半球の温帯域から寒帯域にかけて多様性が高く、多くの属と種が知られている。
ユリ科の多年草。ビタミンや揮発性硫黄化合物が豊富。北海道に生息し、アイヌネギとも呼ばれる。
梅干しやレモン、みかんなどの柑橘類に含まれる、無色・無臭の有機化合物。その和名はレモンの一種である枸櫞(くえん)に由来する。分子式は C6;H8O7
フェノールにメチル基が結合した芳香族化合物。メチルフェノールとも。分子式は C7H8O
クロストリジウム属の細菌。毒素であるトキシンAおよびトキシンBを産生する。
光沢のある銀灰色の半金属(半導体)。石炭中や亜鉛鉱石などの不純物としてわずかに産出される。原子番号32、原子量72.59。天然では単独で存在せず、主にケイ酸塩中のケイ素と置換して分布する。世界のゲルマニウムの約60%が中国で生産されている。
コカの葉に含まれる麻酔作用を持つ物質。初めて手術で使われた局所麻酔。
コカインの代謝産物であるベンゾイルエクゴニンのカルボキシル基がエタノールとエステル結合を形成した有機化合物。
イモガイが産生する神経毒。11〜30個のアミノ基からなるペプチドの混合物。
NLRP3インフラマソームの活性化を抑制することで痛風を予防および治療するアルカロイド。グロリオサやイヌサフランに含まれるアルカロイドであり、ヤマイモやギョウジャニンニクと見間違えられて中毒を引き起こす恐れがある。場合によっては致命的。
サトウキビに生じるアースリニウム属のカビが産生する3-ニトロプロピオン酸が原因となる中毒性神経疾患。1970〜80年代に中国北部に発生した。
食中毒を引き起こすサルモネラ菌の代表。
サルモネラ属の細菌の総称。腸管上皮細胞に感染して胃腸炎や食中毒を起こすグラム陰性桿菌。サルモネラ菌に分類される細菌は2000種類以上が確認されているが、食中毒の原因となる代表はサルモネラ・エンテリティディス。
シアン化合物(青酸化合物)による中毒。
シアノ基を持つ化合物。シアン化合物や青酸化合物、シアニドなどとも呼ばれる。
熱帯地域の魚の肝臓に蓄積したシガトキシンが原因となる食中毒。
渦鞭毛藻が生産する毒素。熱帯地域の魚の肝臓に蓄積し、食中毒であるシガテラの原因となる。
シュウ酸とカルシウムの塩。分子式は CaC2O4
ワルファリンの基となったクマリン誘導体。ビタミンKエポキシドレダクターゼとビタミンKキノンレダクターゼを阻害することで血液凝固を抑制する。
慢性アルコール中毒に対する治療薬(抗酒剤)。商品名はノックビン。
頭痛薬のひとつ。エルゴタミンの誘導体。線維症や麦角中毒のリスクが懸念されることから使用制限の勧告が出されている。商品名はジヒデルゴット。