インフラマソーム
がんやウイルス感染、活性酸素などの様々な異物(非自己由来の物質)によるストレスを感知して細胞内で形成されるタンパク質の複合体。
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がんやウイルス感染、活性酸素などの様々な異物(非自己由来の物質)によるストレスを感知して細胞内で形成されるタンパク質の複合体。
ウイルス分離法とは、生体組織、培養細胞、あるいは発育卵などを用いて臨床検体などから目的とするウイルスを生きた状態で増殖させ、検出・分離する実験室診断およびウイルス学における基本的な手法である。
エコーウイルス16型とは、ヒトを宿主とするエンテロウイルス属のピコルナウイルス科に分類されるウイルスの一種である。
エコーウイルス4型とは、ヒトの消化管を主な増殖場とするエンテロウイルス属に分類されるウイルスの一種であり、無菌性髄膜炎や発熱性疾患などの多彩な臨床症状を引き起こす病原体の一つである。
エコーウイルス9型とは、ヒトを宿主とするエンテロウイルス属のピコルナウイルス科に分類されるウイルスの一種であり、主として小児における無菌性髄膜炎や発疹を引き起こす病原体である。
エルシニア・シュードチューバキュロウセスとは、腸内細菌科に属するグラム陰性の桿菌であり、人獣共通感染症の原因となる病原体である。自然界に広く分布しており、げっ歯類や野鳥などの野生動物のほか、家畜などの消化管内にも保菌されていることが知られている。
オルソミクソウイルス科とは、エンベロープを有し、分節したマイナス鎖一本鎖RNAをゲノムに持つRNAウイルスの分類群の一つである。
オルタナティブ経路とは、補体系を活性化する3つの主要な経路(古典的経路、レクチン経路、オルタナティブ経路)のうちの一つであり、抗原-抗体複合体の存在を必要とせず、病原体の表面構造によって自発的に開始される自然免疫の重要な生体防御機構である。
オートファソームとは、真核生物の細胞質内に形成される二重の生体膜構造を持つ二重膜小胞であり、マクロオートファジー(以下、オートファジー)の過程において細胞内の不要物や損傷したオルガネラを隔離膜によって包み込むことによって作られる構造体である。
カスパーゼ-5とは、システインテーププロテアーゼファミリーに属するタンパク質分解酵素の一種であり、主に炎症応答や自然免疫の調節に関与するカスパーゼである。
腸管の上皮細胞はサルモネラ菌や腸管病原性大腸菌などの細菌感染に応答してカスパーゼ4依存的な細胞死を起こして病原体を排除する仕組みを持つ。
カスパーゼ5(Caspase-5)とは、ヒトにおける炎症応答やアポトーシス(細胞死)の調節に関与する、システインプロテアーゼファミリーに属する酵素である。 カスパーゼの一種であり、特に自然免疫系において重要な役割を果たしていることが知られている。
非自己と認識した異物を攻撃するT細胞。主にウイルスに対する免疫を担当する。キラーTリンパ球や細胞傷害性T細胞、CD8陽性T細胞(CD8+T細胞)、Tc細胞などとも。
複数の末梢神経が障害される疾患(ポリニューロパチー)のひとつ。
クリアランス機構とは、生体が代謝物、異物、老廃物、病原体などの不要物を血液、組織、あるいは器官から排除し、体外へ排泄あるいは無毒化する一連の生体防御および恒常性維持のための生理学的仕組みのことである。
腹痛と水様性下痢が主な症状として現れる感染症。原因はクリプトスポリジウム原虫。クリプトスポリジウム症とも呼ばれる。
キラーT細胞が分泌する、病原体に感染した細胞やがん細胞を殺すためのセリンプロテアーゼ。フラグメンチンとも。
ケイ素と酸素を主成分とする化合物。珪酸とも表記される。
ゲノムRNAとは、多くのRNAウイルスにおいて遺伝情報の伝達および保存を担う核酸であり、DNAではなくリボ核酸を遺伝情報の媒体として保持するゲノムのことである。
ゲノム疫学とは、ゲノム情報と疫学的手法を統合し、集団における疾患の発生パターン、原因、およびその伝播を解明する学問領域である。
コクサッキーウイルスA10とは、エンテロウイルス属に分類されるピコルナウイルス科のRNAウイルスの一種であり、ヒトを宿主とするコクサッキーウイルスA群の血清型の一つである。国立感染症研究所によると、本ウイルスはコクサッキーウイルスA6などとともに、手足口病の主要な病原体の一つとして知られている。
コクサッキーウイルスA6とは、エンテロウイルス属に分類されるピコルナウイルス科のウイルスであり、主に小児を中心に感染を引き起こす病原体の一つである。 本ウイルスは、夏風邪の代表的な疾患である手足口病の主要な原因ウイルスとして知られている。
コクシジオイデス・イミチスとは、主としてアメリカ合衆国南西部やメキシコなどの乾燥地帯に生息し、ヒトにコクシジオイデス症を引き起こす二形性真菌の一種である。
免疫細胞が分泌する、細胞の増殖や分化、活性化、抑制などを制御する、分子量が6,000~60,000(8,000〜30,000とも)のタンパク質または糖タンパク質の総称。ホルモンと作用は似ているが、ホルモンとは違って主に近くの細胞に作用する。
双翅目の昆虫。国内では「Sergentomyia squamirostris」の存在が知られている。サンドフライとも。
細胞表面の特定の膜タンパク質を細胞膜から切断・放出し、そのタンパク質が、離れた別の細胞に作用できるようにする働きのこと。細胞膜近傍の酵素によって切断される。細胞外ドメインシェディングやエクトドメインシェディングとも呼ばれる。
シトロバクター・フロインディーは、健康な人間の腸管や動物の消化管をはじめ、土壌、水、下水などの自然環境にも広く常在菌として存在している日和見感染症の原因菌の一つである。
シャルコー線維とは、好酸球の細胞膜崩壊に伴って産生されるリゾホスホリパーゼを主成分とする、両端のとがった六角錐状の結晶構造物である。 気管支喘息患者の喀痰やアレルギー性疾患における組織中に高頻度に出現することが知られており、免疫学および病理学の分野において臨床的意義を持つ指標の一つとして扱われている…
シャーガス病とは、クルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)という寄生虫によって引き起こされる人獣共通感染症であり、アメリカ大陸の熱帯地域を中心に風土病として分布している疾患である。
シンノンブレウイルスとは、ハンタウイルス科オルソハンタウイルス属に分類されるウイルスの一種であり、ヒトにハンタウイルス肺症候群(HPS)を引き起こす主要な病原体である。
ジャスミンの香り成分(ジャスモン酸メチル)を構成する物質。葉緑体の生体膜のα-リノレン酸を前駆体として生合成される。
パターン認識受容体の一種。免疫細胞に発現し、病原体に対する防御に関わる。硫酸化多糖や核酸など、負の電荷をもつリガンドが結合する。
スパラフロキサシンとは、広範囲の細菌に対して抗菌作用を示すフルオロキノロン系(ニューキノロン系)の合成抗菌薬(抗菌薬)である。構造中にフッ素原子およびシクロプロピル基などを有し、従来のニューキノロン系抗菌薬と比較して、グラム陽性菌や非定型病原体を含む広範囲な細菌に対して強力な抗菌活性を発揮するという…
ポリアミンのひとつ。スペルミジンやプトレシンから生成される。
活性酸素のひとつ。スーパーオキシドアニオンやスーパーオキシドアニオンラジカル、スーパーオキサイドなどとも呼ばれる。化学式は ・O2-
ゼノトランプランテーションとは、異なる種の間で行われる移植医療、すなわち異種移植を指す医学用語である。主にヒトに対して動物の細胞、組織、あるいは臓器を移植する医療技術や研究全般を意味している。
チフス症とは、サルモネラ属のうちチフス菌(Salmonella enterica serovar Typhi)あるいはパラチフス菌(Salmonella enterica serovar Paratyphi A)の感染によって引き起こされる全身性の細菌感染症である。 腸チフスおよびパラチフスの総称であり、全数把握対象の感染症法における三類感染症に定められている。 症状と…
ツツガムシ病とは、リケッチア科に属するOrientia tsutsugamushiによって引き起こされる急性の感染症であり、ダニ類の一種であるツツガムシの幼虫に吸血されることで感染する人獣共通感染症である。
不活化ワクチンの一種。病原体が産生する毒素から毒性を無くし、免疫(抗体)を得るために必要な部分のみを残したもの。
トキソプラズマ症の原因となる原虫。トキソプラズマ・ゴンディが代表的。
膵管から十二指腸に分泌される、セリンプロテアーゼに分類される消化酵素。エンドペプチダーゼに属する。前駆体はトリプシノゲン。
涙に含まれる水分、油分、粘液などの異常によって起こる目の表面の乾燥が原因となり引き起こされる目の疾患の総称。眼球乾燥症候群や涙液減少症、乾性角結膜炎などとも。
ネクチン-1とは、細胞接着分子であるネクチンファミリーに属する糖タンパク質の一つであり、免疫グロブリンスーパーファミリに分類される分子である。 ヒトゲノムにおいてはPVRL1(poliovirus receptor-related 1)遺伝子またはネクチン-1遺伝子|NECTIN1遺伝子によってコードされており、染色体上の11q23-q24に局在してい…
ネコカリシウイルスとは、ネコにおける上部気道感染症や口腔内の潰瘍を引き起こす主要な病原体であるカリシウイルス科に属するRNAウイルスである。
ノビラブドウイルス属に属するウイルスとしては、サケ科魚類に出血性敗血症を引き起こす[[ビデリウム・ウイルス(Viral hemorrhagic septicemia virus:VHSV)が代表的な種として知られている。
病原体を媒介する蚊のグループ。マラリアの主な媒介蚊となる。
バラスト水とは、船舶の航行時の安全性や復原性を確保するため、積荷の重量不足を補う目的で専用のタンクに積み込まれる海水や河川水などの水のことである。
小腸の腸陰窩の基底部に存在する、好酸性の顆粒を持つ上皮細胞。小腸における病原体の防御を担当する。
パラミクソウイルス科とは、負鎖センス一本鎖RNAをゲノムとして持つ、エンベロープを有するウイルスの分類群の一つである。 ヒトや動物に感染して多様な呼吸器感染症や発疹性疾患を引き起こす重要な病原体を多数含んでいる。
パリエタル細胞とは、胃の胃底腺に存在する上皮細胞の一種であり、塩酸および内因子を産生・分泌する機能を持つ細胞である。
パルマウイルスとは、主に動物やヒトに感染を引き起こす、極めて小型のDNAウイルスの一種である。 英語では「Parvovirus」と表記され、ラテン語で「小さい」を意味する「parvus」に由来している。
全ての細胞傷害性を有する免疫細胞(NK細胞やキラーT細胞、γδT細胞)に発現する、数本の糖鎖を有するタンパク質。これらが抗原受容体が標的細胞上の抗原を認識すると、標的細胞との接触面から脱顆粒により放出される。
ピコルナビルス科とは、プラス鎖一本鎖RNAウイルスをゲノムとして持つ、小型でエンベロープを持たない正二十面体のカプシド構造を有するRNAウイルスの分類群(科)の一つである。
植物が病原体や昆虫などによるストレスから身を守るために産生する化合物の総称。健全な組織にはほとんど存在しないが、病原体の感染を受けたときに植物がde novoで生合成する。ポリフェノールなどのファイトケミカルなどが含まれる。
ファイトアレキシンとは異なり、病原体の感染が起こる前から植物体内に存在する抗菌性タンパク質。
ファイトカサンBとは、植物が病原菌などのストレスや感染を受けた際に生合成・蓄積するファイトアレキシンと呼ばれる低分子化合物の一種である。 植物の生体防御機構において重要な役割を果たしており、主としてイネなどのイネ科植物から見出されているジテルペン系の代謝物である。
ファイトカサンEとは、主にイネ科植物が病原菌の感染やストレスなどの生体防御反応として産生するファイトアレキシンの一種であるジテルペン系化合物である。植物が病原体の侵入を受けた際に、植物ホルモンやシグナル伝達物質を介した防御反応として生合成され、抗菌活性を示すことで感染の拡大を防ぐ重要な役割を担ってい…
ファイトカサンFとは、主にイネなどの植物が病原菌の感染やストレスなどの生体防御反応に伴って産生するファイトアレキシンの一種である。
貪食(ファゴサイトーシス)によって細胞内に形成される小胞。免疫細胞が貪食によって取り込んだ病原体などを封じ込める。食胞とも呼ばれる。
補体の活性化に関わるレクチンのひとつ。