左鎖骨下リンパ本幹
左鎖骨下リンパ本幹とは、上肢(左腕)や胸郭の浅層などからのリンパ液を集め、胸管へと注ぐ比較的太いリンパ管の本幹である。 ヒトの身体において、リンパ系は組織液を回収して静脈系へと戻す重要な循環の経路を構成している。 左鎖骨下リンパ本幹は、その名称が示す通り、左側の鎖骨の下方に位置し、臨床解剖学および脈…
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左鎖骨下リンパ本幹とは、上肢(左腕)や胸郭の浅層などからのリンパ液を集め、胸管へと注ぐ比較的太いリンパ管の本幹である。 ヒトの身体において、リンパ系は組織液を回収して静脈系へと戻す重要な循環の経路を構成している。 左鎖骨下リンパ本幹は、その名称が示す通り、左側の鎖骨の下方に位置し、臨床解剖学および脈…
左頸リンパ本幹とは、頭部および頸部の左側からのリンパ液を集めて胸管や左内頸静脈・左鎖骨下静脈の合流部へと注ぐ、左右一対の頸リンパ本幹のうち左側のリンパ管である。
ビタミンB12または葉酸の不足が原因となる貧血。大きくなった赤血球(巨赤芽球)が現れるのが特徴。大球性貧血とも。
帰耆建中湯とは、小建中湯に黄耆と当帰を加えた方剤であり、気虚や血虚を伴う虚弱体質者の諸症状に用いられる漢方薬である。
幽門狭窄症とは、胃の出口である幽門部が何らかの原因によって狭くなり、胃内容物が十二指腸へスムーズに移行できなくなる疾患の総称である。 この病態には、乳児期に発症する先天性の疾患と、成人以降に消化性潰瘍や悪性腫瘍などの後天性要因によって引き起こされる疾患が含まれる。
広範囲切除とは、悪性腫瘍などの病変に対して、腫瘍自体だけでなくその周囲の正常に見える組織も含めて一塊として切除する外科的治療法である。
腫瘍や外傷による瘢痕の整容、先天的な身体の奇形などの治療行う外科。主に体の外表面の変形や異常を手術によって修正する。
後交通動脈とは、脳底動脈と内頸動脈を結ぶ脳底面の血管である。
水晶体を包んでいる嚢の後ろの部分から混濁する白内障。糖尿病や目の奥の手術をした人に起こりやすい。進行が早いのが特徴。
白内障の治療のための手術の後に起こる白内障。続発性白内障とも。
後縦靱帯が骨化し、それが脊髄を圧迫する疾患。国内での発症率は約3%で男女比は2:1。頚椎症性脊髄症と同様な症状(手足の痺れや痛み、手足の運動障害など)が出現する。
後輪状披裂筋とは、喉頭に存在し声帯を外転させる働きを持つ骨格筋の一つである。
循環腫瘍DNAとは、腫瘍からアポトーシスや壊死などの機序によって血液中へ遊離したDNA断片のことである。
微小転移とは、一般的に顕微鏡的レベルにとどまる、肉眼や通常の画像診断では検出できない転移巣のことである。
心保護作用とは、心筋組織に対して虚血や再灌流、あるいは各種の薬剤や炎症などによる細胞傷害を軽減・回避し、心機能を維持または改善する生化学的および生理学的な作用の総称である。
心血管障害とは、心臓および血管の構造的あるいは機能的な異常に起因する一連の疾患群の総称である。
10歳以降の主に女児に発症する、脊椎が三次元的に捩れる疾患。特発性側弯症のうち最も発症頻度が高い(2〜3%)。
数時間〜数日の間で急に腎臓の機能が低下する症状。敗血症や心血管の手術後、腎がんに伴う腎部分摘出などに生じる合併症として見られる。
膵臓に起こる急激な炎症(膵炎)。自覚症状は腹部(鳩尾)や背部の激しい痛み、嘔気、嘔吐。重症化すると腸閉塞、ショックや多臓器不全が起こる。
虫垂で起こる炎症。盲腸とも呼ばれる。年齢を問わず発症するが、10~20代が多いとされる。
色素細胞が無限に増える悪性腫瘍のひとつ。「ほくろのがん」やメラノーマと呼ばれる。国内では年間100万人に10〜20人の割合とされる。
精神的緊張が原因となり、手掌に汗が多く出る症状。精神的多汗症のひとつ。
手足の痺れとは、感覚の低下や消失、ピリピリとした痛み、蟻走感(虫が這うような不快な感じ)など、末梢神経や中枢神経の障害によって引き起こされる異常感覚の総称である。
がんに対する化学療法として使用される医薬品。がん細胞のDNA複製や細胞分裂を抑制する。
括約筋縫縮術とは、損傷または脆弱化した括約筋を縫合し、その機能を再建・強化するための外科的手技である。
血液凝固の異常によって全身に出血傾向や臓器不全が起こる疾患。汎発性血管内血液凝固症とも。
放射線をがんに照射して、がん細胞のDNAを破壊する治療法。手術に比べて体への負担が小さく、費用も安い。
救命率とは、重篤な疾患や外傷を発症あるいは受傷した患者に対して、適切な医療介入を行った結果として生命が救われた割合を示す指標である。
救急医療とは、急性の発症や受傷によって、生命の危機または重大な機能障害の恐れがある患者に対し、病院前救急医療から救急外来における初期診療、集中治療に至るまで、時間を争う医療を総合的に提供する臨床医学の専門領域である。
既往歴とは、患者が過去に罹患した疾患や、受けた手術、外傷などの医療上の経歴全般を指す医学用語である。 臨床の現場において、患者の健康状態や身体的背景を正確に把握するための最も重要な情報の一つとして位置づけられている。
字を書く際に、自身の意思に反して手指に力が入り書字が困難となる疾患。局所性ジストニアの一種とされる。
末梢静脈栄養とは、主に四肢などの末梢静脈をルートとして輸液カテーテルを留置し、水分、電解質、アミノ酸、糖質、脂肪などの栄養素を投与する栄養療法の一つである。
梨状陥凹がんとは、喉頭の脇に位置する下咽頭の梨状陥凹と呼ばれる解剖学的部位に発生する悪性腫瘍(がん)の一種である。 下咽頭がんの中で最も発生頻度が高いとされており、頭頸部領域の悪性腫瘍の中でも臨床的に重要な位置を占めている。
植込型除細動器とは、心室細動や持続性心室頻拍といった致死的な不整脈を自動的に検出し、電気ショックや抗頻拍ペーシングを行って正常な心拍リズムへと回復させるための医療機器である。
椎骨の背中側を構成する骨。椎体の後ろに位置し、椎体との間の空間に脊髄(脊柱管)が通る。
横隔胸膜とは、胸膜のうち横隔膜の上面を覆う部分のことである。
機能性甲状腺結節とは、甲状腺内においてホルモン産生が自律化し、下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の制御を受けずに甲状腺ホルモンを過剰に分泌する結節のことである。 プランマー病や中毒性腺腫とも称される病態であり、アイソトープ診断において放射性ヨウ素やテクネチウムを取り込む「熱い結節(hot nodule)」…
歯科学とは、口腔、顎、顔面およびこれらに関連する組織・構造の解剖、発生、生理、病理、予防および治療を科学的に究明し、臨床的な医療技術を実践する医学の専門分野である。 ヒトの咀嚼、嚥下、発音といった極めて重要な生体機能を維持・回復させることが、歯科学の最大の目的である。
歯科治療とは、歯およびその周囲組織、口腔領域に生じる疾患や異常の予防、診断、および治療を行う医療行為の総称である。
死産とは、妊娠第22週以降における胎児の死亡を伴う出産のことをいう。 我が国の母体保護法および戸籍法、統計法に基づいて定義・集計されている周産期の重要な健康指標の一つである。
水晶体を包む透明な嚢状組織。チン小帯によって水晶体嚢と毛様体が繋がる。一番厚いところで0.01mm。
水晶体皮質とは、眼の内部に存在してレンズの役割を果たす水晶体の実質部分において、核を取り囲む外側(表層)の領域のことである。 水晶体は二凸レンズ状の組織であり、中心部の硬い「核」と、その周囲を取り巻く柔らかい「皮質」の二つの領域に大別される。
治療とは、疾病、外傷、障害などの異常に対して、その治癒、症状の軽減、進行の防止、または機能の回復を目的として行われるあらゆる医学的・生物学的な介入および処置の総称である。
治療介入とは、疾患や傷害を持つ患者に対して、その健康状態を改善または回復させることを目的に行われる、医療従事者によるあらゆる臨床的処置や介入の総称である。
治療計画とは、悪性腫瘍などの疾患に対して、放射線治療や外科手術などの医療行為を最も効果的かつ安全に実施するために、あらかじめその手順や方法、照射線量などを詳細に立案するプロセスのことである。
海馬回とは、大脳皮質の側頭葉内側面において海馬の周囲に位置する、脳回の一つである。
消炎剤とは、生体に生じた炎症に伴う発赤、腫脹、疼痛、熱感などの諸症状を軽減あるいは抑制する目的で用いられる薬剤の総称である。 臨床医学および薬理学の分野においては、炎症反応の根底にある生化学的カスケードに介入し、組織の傷害や免疫応答に起因する病態を和らげる働きを持つものとして定義される。
大腸粘膜にびらんや潰瘍ができ、腹痛や下血を伴う下痢を起こす原因不明の難病。2017年における患者数は国内20万人と推定され、クローン病と同様に増悪、寛解を繰り返し、治癒がない疾患とされる。ストレスが一因とされる。
甲状腺にできる良性腫瘍。線維性被膜を持つ結節で、通常、甲状腺内にひとつだけできる。
濾過手術とは、主として緑内障の治療において、眼圧を下降させるために房水の新たな流出路を外科的に作成する手術の総称である。
無菌状態とは、微生物が一切存在しない、または生きた細菌、ウイルス、真菌などの病原体が完全に排除された状態を指す。
牽引力とは、物理学や生物学、医学の分野において、物体や組織を引っ張ることで生じる力、またはそれを発生させる能力全般を指す用語である。
生命予後とは、ある特定の疾患や病態を発症した患者、あるいは外科手術などの治療を受けた患者について、将来的な生存または死亡に関する転帰(結末)の予測を指す医学用語である。
産科学とは、妊娠、分娩、産褥の生理および病理に関する現象を研究し、臨床に応用する医学の一分野である。 母体と胎児の健康を保持し、安全に出産を迎えることを目的としている。
甲状腺からのホルモンの分泌量が低下する症状。症状は他の疾患でも見られるものが主であるため気付きにくい。
異物肉芽腫とは、生体内で免疫系が分解・排除できない異物に対し、マクロファージなどの炎症細胞が集積して形成される肉芽腫性の病変である。 組織内に侵入した異物は、通常好中球やマクロファージといった炎症を担う細胞によって処理される。 しかし、手術用縫合糸、タルク、木片、金属片、あるいは体内で生じたケラチン…
病期診断とは、悪性腫瘍などの疾患が体内においてどの程度進行し、どこまで広がっているかを評価するための臨床的な検査および診断のプロセスである。
身体の組織から細胞などを採取して光学顕微鏡や電子顕微鏡で観察する検査の総称。
病理診断とは、患者から採取された組織や細胞を対象として、顕微鏡を用いた観察などを行うことにより、病気の原因や診断を確定させるための医療行為である。 病理診断は、現代の医療において治療方針の決定や予後の予測に不可欠な役割を果たしている。
瘢痕ヘルニアとは、過去に受けた手術の切開創(瘢痕部)の筋膜などの腹壁の層が完全に癒合せず、そこから腹腔内の臓器や組織が皮下に脱出する疾患である。