補酵素
補因子のひとつ。酵素の働きを補助する、タンパク質ではない有機化合物。コエンザイムとも呼ばれる。
HEALTH WORDS INDEX
栄養素の性質と、体内で起きる代謝を読み解く。
補因子のひとつ。酵素の働きを補助する、タンパク質ではない有機化合物。コエンザイムとも呼ばれる。
補酵素A合成とは、すべての生物に必須な補酵素である補酵素A(CoA)を、ビタミンB5(パントテン酸)を出発物質として生合成する一連の代謝経路である。
補酵素FAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)とは、さまざまな酸化還元酵素の補酵素として機能し、生体内での電子移動反応において中心的な役割を果たすヌクレオチド誘導体である。
スフィンゴ脂質の分類のひとつ。セラミドにリン酸が結合したスフィンゴリン脂質や、糖が結合したスフィンゴ糖脂質など。
アミノ酸以外が結合しているタンパク質のこと。結合するものによって以下のように名称が変わる。
複合体とは、複数の分子、原子、または細胞などの構成要素が、非共有結合あるいは共有結合などの相互作用によって結合し、全体として一つのまとまった機能単位を形成しているものの総称である。 生物学や医学の分野においては、単一のタンパク質単体では発揮できない多様な高次機能を担うタンパク質複合体や、核酸とタンパ…
コハク酸をフマル酸に酸化するデヒドロゲナーゼ。コハク酸-CoQレダクターゼやコハク酸デヒドロゲナーゼとも。
タンパク質や糖質と結合した糖質。糖タンパク質や糖脂質、プロテオグリカンなど。
アルコールや脂肪酸の他にリン酸、糖、タンパク質などを含んでいる複雑な脂質。
脂肪細胞のひとつ。熱を作るミトコンドリアが多く含まれるため褐色に見える。複数の脂肪滴を持つことから多胞性脂肪細胞とも呼ばれる。大きさは白色脂肪細胞の10分の1程度。
海藻を色調で分類したグループのひとつ。褐色の海藻。褐藻には有益な植物ステロールや脂肪酸が含まれる。コンブやヒジキ、ワカメ(メカブ)など。
間脳の部位の一つ。脊椎動物の脳の中で最初に分化した原始的な部分。
脳の視床下部の一部。視床下部の最前部(最吻側)に位置する。視索前核とも呼ばれる。主な体温調節中枢であり、筋肉のふるえ熱産生、褐色脂肪組織の代謝熱産生、皮膚血管の収縮、発汗などを引き起こす。
皮膚の角化細胞がつくる硬い外皮のこと。主成分はケラチン。
皮膚の表皮の最外部を守る層。角層とも。
細胞質で起こる糖(グルコース)の代謝経路。酸素を必要としない。ほとんどの真核生物や嫌気性細菌ではエムデン-マイヤーホフ-パルナス経路(EMP経路)が利用されるが、一部の生物ではエントナー-ドウドロフ経路が利用される。
それ自身は反応の前後で変化せず、他の物質の化学反応が進むために必要なエネルギーを下げて、その化学反応を速める働きをする物質。
脂質から加水分解によって生じる疎水性の化合物のこと。
調合サラダ油とは、2種類以上の植物油をブレンドして作られる食用油の一種である。 JAS規格においては、サラダ油の品質基準を満たすように調整された加工油脂として位置づけられている。
調節サブユニットとは、多量体タンパク質や酵素複合体において、触媒サブユニットの活性を制御、調節する役割を担うタンパク質の構成単位のことである。
食用となるマメ科の植物。ラフィノースやスタキオースなどの少糖類も含む。穀類と比べるとタンパク質や脂質も多い。
大豆の磨砕抽出によって得られる、大豆固形分8%以上かつタンパク質3.5%以上の液体。豆腐製造における中間産物。おからが分離される。
豚とは、哺乳綱偶蹄目(ウシ目)イノシシ科に属するイノシシ(Sus scrofa)を家畜化した動物であり、主に食肉や皮革などの利用を目的として世界中で広く飼育されている家畜である。
極長鎖脂肪酸の一種。脂肪酸の主鎖を構成する炭素の数が26個以上のもの。
身体的侵襲とは、外科手術、検査、治療などの医療行為によって、生体の皮膚や粘膜を切開したり、組織や臓器に器具を穿刺・挿入したりすることで、一時的あるいは継続的に身体の構造や機能、恒常性に物理的な負担や損傷を与える侵襲のことである。
ミネラル(主にカルシウムとマグネシウムの金属イオン)の含有量が少ない水。世界保健機関の定義では、含まれる金属イオンが炭酸カルシウム換算で120mg/L未満のもの。
遺伝子発現によるタンパク質の合成過程において、DNAからRNA(mRNA)を合成する段階のこと。二本鎖のDNAのうち一本を鋳型とする。
転写因子SP1とは、哺乳類の遺伝子発現調節において中心的な役割を果たすDNA結合タンパク質であり、主にプロモーター領域に存在するGCリッチ配列に結合して転写を活性化するジンクフィンガー型の転写因子である。
転写活性化ドメインとは、転写因子などのタンパク質内に存在し、遺伝子の転写を促進する機能を持つ領域のことである。
転写開始前複合体とは、真核生物においてRNAポリメラーゼIIなどのRNAポリメラーゼが遺伝子のプロモーター上に正確に結合し、転写を開始するために形成される巨大なタンパク質複合体である。
輸液療法とは、水、電解質、栄養素などを静脈内あるいは皮下などに投与することによって、体液の量や組成、および酸塩基平衡の異常を補正・維持する治療法である。
輸液製剤とは、水、電解質、栄養素などを静脈内に投与する目的で調製された医薬品の総称である。 患者の体液バランスの維持、水分および栄養の補給、酸塩基平衡の調整などを目的として臨床現場で広く用いられている。
糸球体から出た原尿が通る尿細管。近位尿細管はヘンレループを経て遠位尿細管に繋がる。
タンパク質の構成要素とならず、遊離した状態で体内(細胞内や血液中)に存在するアミノ酸。
体内に存在する脂肪細胞(中性脂肪)が分解されることで血液中に遊離される脂肪酸。血液中ではその80%程度がアルブミンと結合して存在する。
運動性とは、生体、細胞、あるいは器官が、自らのエネルギーを用いて自発的かつ独立して移動または空間的な位置を変える能力、あるいは消化管などの管腔臓器が内容物を輸送するために行う収縮運動の総称である。
脂質を構成する不飽和脂肪酸を体内の活性酸素が酸化することによってできる、酸素が結合した不飽和脂肪酸のこと。「過酸化脂質」は特定の物質ではなく、一連の脂質過酸化反応で生じる種々の反応産物の総称として用いられることが多い。
重症化する傾向にある先天性の魚鱗癬。
mRNAスプライシングのひとつ。
遺伝情報を表すDNAの塩基配列の一部のこと。生物の性質は遺伝子により親から子へ引き継がれる。
遺伝子コードとは、DNAまたはRNAの塩基配列が持つ遺伝情報を、タンパク質を構成するアミノ酸の配列へと変換するための対応関係の規則である。
遺伝子バンクとは、生物の遺伝子、DNA、細胞、組織などを収集し、低温下などで長期にわたって安全に保存・管理するための施設の総称である。 生物多様性の保全や、農業、医学、生物学の分野における研究開発の基盤として極めて重要な役割を担っている。
ビタミンKのキノン部分が還元され、2つ水素原子が付加したビタミンK誘導体。
植物の光合成における暗反応。ATPとNADPHを用いて二酸化炭素から糖質を合成する過程。カルビン回路とも。
カルボン酸のひとつ。最も単純な脂肪酸。常温では弱酸性の液体。食酢の主成分。示性式は CH3COOH。
植物が行う、グルコースを原料としてポリケチドを代表とする様々な化合物の生合成経路。
炭素数4の短鎖脂肪酸(低級脂肪酸)。ブタン酸とも呼ばれる。酢酸の次に単純な脂肪酸。示性式は CH3(CH2)2COOH
主として単細胞生物で、出芽または分裂により増殖する真菌の総称。酵母菌やイーストとも。
酵母状真菌とは、主に出芽や分裂によって単細胞状で増殖する真菌の一群であり、一般的に菌糸を形成しないか、あるいは形成しても非常に限定的であるような形態を示す微生物の総称である。
生体内における酵素とは、化学変化において触媒の働きをするタンパク質を指す。生体触媒とも呼ばれる。
アミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)の脱水縮合による結合のこと。アミド結合とも呼ばれる。
酸代謝とは、生体内における酸(特に水素イオンや乳酸などの有機酸)の産生、利用、および排出に関する生化学的プロセスの総称である。生体の代謝活動の維持において極めて重要な役割を果たしており、生命活動に伴って絶えず生成される酸と塩基のバランスを適切に保つための仕組みと深く連動している。
以下のような化学反応。還元の逆反応。
活性酸素による細胞への負荷や損傷のこと。紫外線や放射線、酸化剤、ウイルス感染、虚血再灌流障害、抗がん剤などによって引き起こされる。
酸化反応とは、広義には原子、分子、あるいはイオンが電子を失う化学反応のことを指す。 元々は酸素と化合する反応や、化合物から水素が奪われる反応として定義されていたが、現代の化学および生物学においては、より包括的に電子の授受を伴う酸化還元反応の一部として位置づけられている。
デヒドロアスコルビン酸を参照。
グルタミン酸にグルタミン酸デヒドロゲナーゼが作用し、NAD+やNADP+を消費して2-オキソグルタル酸(α-ケトグルタル酸)とアンモニアが生成される反応。
酸化的な脱炭酸。例えば、クエン酸回路における2-オキソグルタル酸(α-ケトグルタル酸)からスクシニルCoAへの代謝。
酸化還元とは、化学反応において電子の移動を伴う反応全般を指し、電子を失う反応を「酸化」、電子を受け取る反応を「還元」と定義する化学現象である。
食品添加物の分類のひとつ。食品に含まれる脂質などの酸化による品質劣化を防ぐ目的で使用される。