神経症状
中枢神経の障害等によって起こる症状の総称。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
中枢神経の障害等によって起こる症状の総称。
マクロファージから分泌される、細胞のアポトーシスを抑制する分子。CD5L とも。
CYP27A1とは、チトクロームP450ファミリーに属するミトコンドリアの酵素の一つであり、主に肝臓やマクロファージなどの組織においてステロイド化合物やコレステロールの代謝に関与している。
幻覚を引き起こす有機化合物のひとつ。リセルギン酸の誘導体。リゼルグ酸ジエチルアミドやリゼルギン酸ジエチルアミド、LSD-25などとも。
S状静脈洞とは、硬膜の静脈洞の一つであり、横静脈洞から内頸静脈へと血液を中継する重要な静脈の経路である。解剖学的には左右一対存在し、頭蓋骨の後頭骨、側頭骨、および蝶形骨の縁に沿ってS字状の弯曲を描きながら下方へ走行している。脳組織や硬膜、頭蓋骨からの静脈血を集め、頭蓋底にある頸静脈孔を経て内頸静脈へ…
XPAとは、ヌクレオチド除去修復に関与するタンパク質であり、ヒトにおいてはXPA遺伝子によってコードされているDNA修復因子である。
XPBとは、主としてDNA修復機構であるヌクレオチド除去修復(NER)や転写に関与するヘリカーゼ活性を持つタンパク質、およびそれをコードする遺伝子の名称である。人間の体においてXPBは、細胞の遺伝子情報が紫外線などの物理的・化学的要因によってDNA損傷を受けた際に、それを正常な状態へと修復するための重要な生体防御…
てんかんの症状として見られる発作。突然起こる意識の消失や痙攣、感覚異常、自律神経症状など。これらの発作は短時間に回復する。
気管支炎や喘息などに対して処方される医薬品の有効成分。アンブロキソール塩酸塩として用いられる。商品名はムコソルバン。
イボゲインとは、西アフリカ原産のキョウチクトウ科の植物であるイボガ(Tabernanthe iboga)の根皮などに含まれる天然物由来のインドールアルカロイドの一種である。
ATP7Bの遺伝子変異が原因となる肝臓の疾患。銅の代謝異常によって銅が過剰に蓄積し、肝臓や脳、腎臓、角膜などに沈着する。
多系統萎縮症のうち、中年以降に発症し、初期症状として小脳性運動失調が現れる神経変性疾患。経過とともにパーキンソニズム、自律神経症状(排尿障害や起立性低血圧など)を呈することが多い。
ロウバイ科ロウバイ属の植物が持つ有毒なアルカロイド。γ-アミノ酪酸(GABA)を阻害することで痙攣や神経症状を引き起こす。
グリシン脱炭酸酵素複合体とは、アミノ酸の一種であるグリシンの分解代謝において中心的な役割を果たす酵素系である。 この複合体はミトコンドリアのマトリックス内に存在しており、グリシン開裂系とも呼ばれる多酵素複合体である。
ケトン型酸敗とは、糖尿病の合併症である糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の別称であり、インスリンの著しい不足と血糖値の上昇、および血中のケトン体増加に伴う重篤な代謝性アシドーシスを引き起こす病態である。 インスリンは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンであり、血液中のグルコース(ブドウ糖…
リソソーム酵素であるグルコセレブロシダーゼ活性低下によってグルコシルセラミドが主にマクロファージのリソソームに蓄積する先天性代謝異常症。酸性β-グルコシダーゼの遺伝子変異により生じる常染色体劣性遺伝疾患。国内の発生頻度は33万人に1人とされる。
サペロウイルスとは、ピコルナビルス科に属する非エンベロープ性の一本鎖RNAウイルスの属の一つである。
スライ症候群とは、ライソゾーム病の一つであり、グリコサミノグリカンの分解に必要な酵素であるベータ-グルクロニダーゼの遺伝子異常によって引き起こされる先天性の代謝異常症であるムコ多糖症第VII型(MPS VII)の別名である。
セルロプラスミンの遺伝子異常によって無セルロプラスミン血症と脳、肝臓をはじめとする全身の諸臓器への鉄の過剰蓄積を来す疾患。
ナス科の植物に含まれるグリコアルカロイド。
自律神経失調症や頭部・頚部損傷、更年期障害・卵巣欠落症状における自律神経症状に対する治療薬。商品名はグランダキシン。
酸性スフィンゴミエリナーゼが欠損する常染色体劣性遺伝疾患。リソソーム病の一種。
プリン塩基のサルベージ経路において、ヒポキサンチンからイノシン酸、グアニンからグアニル酸を生合成するトランスフェラーゼ。
フマル酸ヒドラターゼ遺伝子の両アレルの変異が原因となり、フマル酸が蓄積する症状。フマル酸尿症とも呼ばれる。
プロテオリピドタンパク質1(PLP1)遺伝子の異常による中枢神経系の髄鞘形成不全が起こるX連鎖性劣性遺伝疾患。
ポルフィリンの過剰産生が原因となる疾患。ヘム合成に関わる7つの酵素いずれかの活性が低下あるいは欠損することにより起こる代謝異常。
ミエリン(髄鞘)とは、脊椎動物の神経細胞の軸索を取り囲む生体膜構造であり、神経インパルスの伝導速度を飛躍的に高める絶縁体としての役割を果たす多層性の膜である。
ニーマン・ピック病C型の治療薬となるグルコシルセラミド合成酵素阻害薬。商品名はブレーザベス。
ライソソーム病とは、細胞内の細胞小器官であるライソソームに存在する特定の加水分解酵素の先天的な欠損または機能低下により、分解されるべき基質が分解されずにライソソーム内に蓄積し、さまざまな臓器に進行性の障害を引き起こす遺伝性疾患の総称である。
消化管の炎症や消化性潰瘍の治療薬。胃粘膜壁細胞のH2受容体拮抗薬。
リッサウイルスとは、ラブドウイルス科(Rhabdoviridae)モノネガウイルス目に属するRNAウイルスの1属であり、人獣共通感染症である狂犬病の病原体を含むウイルスのグループである。
リフトバレー熱とは、リフトバレー熱ウイルス(RVFV)によって引き起こされる、人獣共通感染症の一つである。
シヌクレイノパチーのひとつである認知症。パーキンソン病の症状もある場合が多い。
上大脳静脈とは、大脳半球の外面および上面における血液を還流させ、最終的に上矢状洞へと注ぐ一群の大脳静脈である。
中間皮質とは、主として小脳の皮質において、外側の外側皮質(大脳小脳に相当する領域)と内側の虫部との間に位置する脳の組織学的領域のことである。
乏突起膠腫とは、中枢神経系を構成する膠細胞の一つである乏突起膠細胞に類似した細胞から構成される脳腫瘍の一種であり、主に脳実質(大脳半球など)の白質に発生する神経上皮性腫瘍である。 世界保健機関(WHO)の中枢神経系腫瘍分類において膠腫(グリオーマ)の一つに分類されており、緩徐な経過をたどる低悪性度のタ…
低血糖の遷延により大脳(大脳皮質、海馬、基底核など)が広範に障害され、記銘力低下や意識障害、昏睡などの中枢神経症状が出現する致命的な疾患。
円蓋部髄膜腫とは、大脳半球の凸面(円蓋部)の硬膜表面に発生する髄膜腫であり、脳の表面を覆うクモ膜の細胞に由来する良性腫瘍の一つである。
急激に肝臓組織の広範囲で壊死が起こり、その機能が失われる重症肝炎。ウイルスや薬剤が原因となる。
器質的疾患とは、身体を構成する器官や組織、細胞などの構造的・形態学的な異常(病変)が直接の原因となって起こる疾患の総称である。
基底核石灰化症とは、脳の深部に位置する基底核などの神経核において、主にカルシウム化合物の異常な沈着が認められる疾患および病態の総称である。
脳や脊髄、視神経などの中枢神経系の髄鞘が破壊される自己免疫疾患。髄鞘の主要な構成成分であるミエリン塩基性タンパク質(MBP)などの中枢神経系自己抗原に対する自己免疫が脱髄をもたらすことが示唆されている。
女神散とは、主として血の道症や神経症などの精神神経症状に用いられる漢方薬の1つである処方である。
寄生虫感染症とは、寄生虫(原虫や蠕虫など)が宿主の体内へ侵入し、定着・増殖することによって引き起こされる疾患の総称である。地球上の広範な地域、特に熱帯や亜熱帯などの気候条件が揃った地域を中心に多大な罹患率と死亡率をもたらす公衆衛生上の重大な課題となっている。
小脳テントとは、大脳の後頭葉と小脳の上面を隔てている、硬膜がテント状に突起した堅い結合組織の板状構造である。 頭蓋腔内を分葉し、脳組織の重量を支えるとともに、頭部外傷時などの脳の過度な移動を制限する重要な役割を担っている。
特定の部位にのみ働く麻酔。神経細胞の細胞膜内部で電位依存性ナトリウムチャネルを阻害することによる神経伝導の抑制による効果。
局所麻酔薬中毒とは、局所麻酔薬が血管内への誤投与や過剰投与などにより血中に高濃度で移行し、中枢神経系や心血管系に重篤な毒性症状を引き起こす疾患および合併症である。 局所麻酔薬は神経の細胞膜にある電位依存性ナトリウムチャネルを可逆的に遮断することで鎮痛作用をもたらすが、血中濃度が過度に上昇すると、全身…
形成不全とは、生物の発生または成長の過程において、組織や器官の細胞数が不十分であること、あるいは細胞の増殖が不完全であることにより、その構造や臓器が本来の大きさや完全な機能を持たない状態までしか発達しない異常を指す医学・生物学用語である。 英語のhypoplasiaは、ギリシャ語の「hypo(下回る、少ない)」と…
後交通動脈とは、脳底動脈と内頸動脈を結ぶ脳底面の血管である。
急性の神経症状を主徴とするポルフィリン症。以下の種類がある。
脳内に炎症は起こらないが、広範囲の脳の浮腫が起き、痙攣や昏睡、意識障害など様々な神経症状が起こる疾患。単に脳症とも。
急性ポルフィリン症の中では最も多い肝性ポルフィリン症。ヘム合成系における3番目の酵素であるポルフォビリノーゲンデアミナーゼ(ヒドロキシメチルビランシンターゼ)の先天的活性低下に起因する常染色体優性遺伝疾患。
抗精神病薬の投与中または抗パーキンソン病薬の中止や投与量の変更に伴って起こる高熱(40℃以上)や意識障害、筋強剛、振戦などの錐体外路症状および発汗や頻脈などの自律神経症状を主徴とする致命的な症候群。
神経症状のひとつ。意識を保つことができず失神(睡眠)してしまう状態。
慢性消耗病とは、シカ科動物に発症する致死的な伝達性海綿状脳症(TSE)の一種であり、異常型プリオン蛋白の蓄積を特徴とする神経変性疾患である。
原因が不明(疾病が原因ではない)の生活が著しく損なわれるような強い疲労を主症状とし、少なくとも6ヶ月以上の期間持続ないし再発を繰り返す状態。
抑肝散加陳皮半夏とは、伝統医学における漢方処方の一つであり、抑肝散に陳皮と半夏を加えた方剤である。
東部ウマ脳炎とは、東部ウマ脳炎ウイルス(Eastern equine encephalitis virus: EEEV)の感染によって引き起こされる重篤な人獣共通感染症(ズーノーシス)であり、馬やヒトに脳炎をもたらすアルボウイルス感染症の一つである。
物理的圧迫とは、生体の組織や臓器、血管、神経などの構造物に対して、外部または内部から物理的な力や圧力が持続的あるいは一時的に加わる現象を指す。
発症とは、疾患の特有の症状や徴候が初めて臨床的に現れること、または潜伏期を経て病気が顕在化することを指す。 医学や疫学の領域において、発症という用語は健康な状態あるいは無症状の感染状態から、何らかの病態が明確に確認できる状態への移行局面を定義するために用いられる。